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初秋、釧路川水系支流の渓流魚を撮影。
202X-10-3 (土) 曇り 強風 のち雨 14℃
この日、我が家から車で1時間ほどの釧路川水系支流の源流域に初秋の渓流魚を見に出かけました。
落ち葉が舞い落ちる季節で、この頃、何故かこの水系の水が澄んできて、綺麗な渓流魚の写真が撮れるのが好きです。
もしかすると産卵体制のファーストランのデカアメマスが遡上しているかもしれないとの思惑もあったが、こればかりはケセラセラ、行ってみなければわからない。
この渓流には在来魚としてアメマス、オショロコマが繁栄していた。ヤマベの生息は孵化放流事業によるところが大きいと思うが多少、在来の種苗もあるかもしれない。
ニジマスは明らかに継続的に放流されていたものです。この渓流の条件が良かったのかニジマスは野生化し大繁殖し、そのため在来のオショロコマは壊滅的に減少しました。
私たちは幼少時から親しんできたオショロコマが消えてニジマスが増えてゆくことに強い違和感を感じましたがどうすることも出来ません。
オショロコマはどうでも良い雑魚と考え、釣って楽しく、食べて美味しいニジマスが増えてゆくことを喜ぶ釣り人の方が多かったのです。
偶然、私たちはまだ誰も山に入らない雪深い早春に大型ニジマスが大挙して源流域に溯上、誰にも知られず、産卵後 あっという間に本流へ戻ることを知り、この時期に積極的な駆除を開始しました。
その後、私たちは、数年間にわたり早春産卵に遡上する大型ニジマスをことごとく駆除していましたが、近年この水系のニジマスは激減,一時壊滅的に減少したオショロコマは現在復活傾向を示しています。
ただ、この渓流の様にオショロコマが復活できることは、むしろ稀で、ニジマスの勢いが衰えず、オショロコマが衰退してゆくケースの方が多いのが実情です。
最近ではオショロコマ繁殖水域にニジマスを放流する恐ろしい行為はとある特定の地方自治体を除き、ほとんど見聞きすることがなくなっています。その理由としては、おそらく私たちが放流ニジマスの害の実例をブログなどで盛んに発信していることや、近年、十勝ルールに見られる様に、生態系の概念が広く認識され普及し始めてきたことが影響していると考えています。
この日は、期待していた大型アメマスは見られず、いつきの小型アメマス、ヤマベ、少数のニジマス若魚を釣っては枯葉などバックにせっせと撮影してはリリースしました。
オショロコマは以前と比べると泣きたくなるほど個体数は少なく小型のものが多かったが、ヒグマの恐怖に耐えながら思い切り上流域から入渓してみるとやっと立派な成魚を少しですが見ることができました。
ヤマベ当年魚は小さいがキズはなく美しい。
ヤマベ2年魚たちは多少のサクラマス遡上があるようでクロンボウヤマベや、産卵行動後のキズが目立ちます。いわゆる 枯れ葉ヤマベ です。
ニジマスは、少しばかりの若魚が釣れたのみ。
アメマスはいつきの小型個体ばかりで、産卵行動のため遡上してくるデカアメマスはまだ見られなかった。
午後になると風が強まり、時々雨が降る不穏な空模様となってきた。陽がかげるとあたりが薄暗くなり、ぐんぐん気温が下がってきて、なんとなく戦意喪失、午後3時30分、武装解除し帰路につきました。
帰路、暗くなってきた林道に出てきたエゾシカ親子。フラッシュで目が怪しく光っています。
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初秋、釧路川水系支流の渓流魚を撮影。
202X-10-3 (土) 曇り 強風 のち雨 14℃
この日、我が家から車で1時間ほどの釧路川水系支流の源流域に初秋の渓流魚を見に出かけました。
落ち葉が舞い落ちる季節で、この頃、何故かこの水系の水が澄んできて、綺麗な渓流魚の写真が撮れるのが好きです。
もしかすると産卵体制のファーストランのデカアメマスが遡上しているかもしれないとの思惑もあったが、こればかりはケセラセラ、行ってみなければわからない。
この渓流には在来魚としてアメマス、オショロコマが繁栄していた。ヤマベの生息は孵化放流事業によるところが大きいと思うが多少、在来の種苗もあるかもしれない。
ニジマスは明らかに継続的に放流されていたものです。この渓流の条件が良かったのかニジマスは野生化し大繁殖し、そのため在来のオショロコマは壊滅的に減少しました。
私たちは幼少時から親しんできたオショロコマが消えてニジマスが増えてゆくことに強い違和感を感じましたがどうすることも出来ません。
オショロコマはどうでも良い雑魚と考え、釣って楽しく、食べて美味しいニジマスが増えてゆくことを喜ぶ釣り人の方が多かったのです。
偶然、私たちはまだ誰も山に入らない雪深い早春に大型ニジマスが大挙して源流域に溯上、誰にも知られず、産卵後 あっという間に本流へ戻ることを知り、この時期に積極的な駆除を開始しました。
その後、私たちは、数年間にわたり早春産卵に遡上する大型ニジマスをことごとく駆除していましたが、近年この水系のニジマスは激減,一時壊滅的に減少したオショロコマは現在復活傾向を示しています。
ただ、この渓流の様にオショロコマが復活できることは、むしろ稀で、ニジマスの勢いが衰えず、オショロコマが衰退してゆくケースの方が多いのが実情です。
最近ではオショロコマ繁殖水域にニジマスを放流する恐ろしい行為はとある特定の地方自治体を除き、ほとんど見聞きすることがなくなっています。その理由としては、おそらく私たちが放流ニジマスの害の実例をブログなどで盛んに発信していることや、近年、十勝ルールに見られる様に、生態系の概念が広く認識され普及し始めてきたことが影響していると考えています。
この日は、期待していた大型アメマスは見られず、いつきの小型アメマス、ヤマベ、少数のニジマス若魚を釣っては枯葉などバックにせっせと撮影してはリリースしました。
オショロコマは以前と比べると泣きたくなるほど個体数は少なく小型のものが多かったが、ヒグマの恐怖に耐えながら思い切り上流域から入渓してみるとやっと立派な成魚を少しですが見ることができました。
ヤマベ当年魚は小さいがキズはなく美しい。
ヤマベ2年魚たちは多少のサクラマス遡上があるようでクロンボウヤマベや、産卵行動後のキズが目立ちます。いわゆる 枯れ葉ヤマベ です。
ニジマスは、少しばかりの若魚が釣れたのみ。
アメマスはいつきの小型個体ばかりで、産卵行動のため遡上してくるデカアメマスはまだ見られなかった。
午後になると風が強まり、時々雨が降る不穏な空模様となってきた。陽がかげるとあたりが薄暗くなり、ぐんぐん気温が下がってきて、なんとなく戦意喪失、午後3時30分、武装解除し帰路につきました。
帰路、暗くなってきた林道に出てきたエゾシカ親子。フラッシュで目が怪しく光っています。
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