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恐怖、眼前10m、ヒグマと超接近遭遇。
2011-8-5 (金) 晴れ 夕方 ゲリラ豪雨
朝 9時30分 M川水系支流にニジマス釣りに出かけた。
ここはニジマスとオショロコマがつばぜり合いをしている水域で、山岳渓流の様相を呈し、ニジマス繁殖には必ずしも適してはいない。
そのためかニジマスとオショロコマの力関係は一進一退と思う。
林道に駐車すると近くを発生初期のベニヒカゲが飛んでいた。
ここから川までびっしりと背の高いイラクサなど草木が茂って見通しが悪い。
生い茂った草木をかき分けながら川に到達。
川におりてすぐのまあまあのたまりをのぞきこむと40cm ほどのニジマスがゆらりゆらり泳いでいるのが見えた。
私たちにはまったく気づいていない。
かみさんがそっと近づき上流から振り込むと、稲妻のような勢いで吹っ飛んできて電撃ヒット。
あまりの活性の高さに圧倒された。
撮影しているうちに、不覚にも釣り針をがっぷりと呑み込ませていたせいか弱り、お持ち帰りニジマスとなった。
すぐ下の良たまりでも40cm ニジマス2匹がヒットしたが1匹は針がはずれ逃げられた。
ここでは、今のところオショロコマは必ずしもニジマスに負けてはいない。
しかし、まずニジマスが釣りきられてからオショロコマが釣れてくるのは他の混生水域と同じ。
ニジマスがエサの先取りをしていることは明白だ。
今日は良型オショロコマも結構釣れて、結局16匹を釣って撮影しリリースした。
このオショロコマ・ニジマス混生水域をせっせと釣り下って行くと突然、前方右手のフキの茂みから人間くらいのサイズの黒いヒグマが飛び出した。
私たちは度肝を抜かれ立ちつくした。どうしよう。
ヒグマとの距離約10m。
どうすることも出来ない。
次の瞬間、ヒグマは立ちつくす私たちに背を向けて猛烈な勢いで右斜面を駆け上がり灌木の中に消えた。
この間約5秒。
かみさんと私は顔面蒼白、顔を見合わせ、瞬時に、もう釣りは止めて引き上げようと即合意。
大急ぎで引き返し、必死に斜面をはいあがって林道に出て車にもどった。
危なかった。
いずれにしても超危険な瞬間であった。
人間を恐れ逃げてくれるヒグマであったのは幸運であった。
こちらが二人組であったのも良かったかも知れない。
今回のような場合は、もし攻撃されていたらナップザックの中の大型ナタや腰につけた熊よけスプレーなど何の役にも立たないことを痛感した。
ヒグマと遭遇したあたりは、見事なフキが密生し、この時期ヒグマ君のお食事場所であった。
この日は早々にこの渓流を離れて、かなり遠くの別の渓流でオショロコマ調査を行って午後4時すぎに帰宅。
夕方土砂降りの雨。
この豪雨の中、1000円床屋に髪切りに行ってきた。少し待たされた。
近年、道南や知床など人間を恐れないヒグマの増加が問題視されている。
北海道ではこれまで長年禁止されてきたヒグマの春熊猟を 2017年から再開するという。
ヒグマの数が増えすぎたことと、再びヒグマに人間に対する恐怖心を植え付けるためという。
実際、熊よけの鈴の音を聞いて、ヒグマが寄ってくるようになってはどうにもならない。
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恐怖、眼前10m、ヒグマと超接近遭遇。
2011-8-5 (金) 晴れ 夕方 ゲリラ豪雨
朝 9時30分 M川水系支流にニジマス釣りに出かけた。
ここはニジマスとオショロコマがつばぜり合いをしている水域で、山岳渓流の様相を呈し、ニジマス繁殖には必ずしも適してはいない。
そのためかニジマスとオショロコマの力関係は一進一退と思う。
林道に駐車すると近くを発生初期のベニヒカゲが飛んでいた。
ここから川までびっしりと背の高いイラクサなど草木が茂って見通しが悪い。
生い茂った草木をかき分けながら川に到達。
川におりてすぐのまあまあのたまりをのぞきこむと40cm ほどのニジマスがゆらりゆらり泳いでいるのが見えた。
私たちにはまったく気づいていない。
かみさんがそっと近づき上流から振り込むと、稲妻のような勢いで吹っ飛んできて電撃ヒット。
あまりの活性の高さに圧倒された。
撮影しているうちに、不覚にも釣り針をがっぷりと呑み込ませていたせいか弱り、お持ち帰りニジマスとなった。
すぐ下の良たまりでも40cm ニジマス2匹がヒットしたが1匹は針がはずれ逃げられた。
ここでは、今のところオショロコマは必ずしもニジマスに負けてはいない。
しかし、まずニジマスが釣りきられてからオショロコマが釣れてくるのは他の混生水域と同じ。
ニジマスがエサの先取りをしていることは明白だ。
今日は良型オショロコマも結構釣れて、結局16匹を釣って撮影しリリースした。
このオショロコマ・ニジマス混生水域をせっせと釣り下って行くと突然、前方右手のフキの茂みから人間くらいのサイズの黒いヒグマが飛び出した。
私たちは度肝を抜かれ立ちつくした。どうしよう。
ヒグマとの距離約10m。
どうすることも出来ない。
次の瞬間、ヒグマは立ちつくす私たちに背を向けて猛烈な勢いで右斜面を駆け上がり灌木の中に消えた。
この間約5秒。
かみさんと私は顔面蒼白、顔を見合わせ、瞬時に、もう釣りは止めて引き上げようと即合意。
大急ぎで引き返し、必死に斜面をはいあがって林道に出て車にもどった。
危なかった。
いずれにしても超危険な瞬間であった。
人間を恐れ逃げてくれるヒグマであったのは幸運であった。
こちらが二人組であったのも良かったかも知れない。
今回のような場合は、もし攻撃されていたらナップザックの中の大型ナタや腰につけた熊よけスプレーなど何の役にも立たないことを痛感した。
ヒグマと遭遇したあたりは、見事なフキが密生し、この時期ヒグマ君のお食事場所であった。
この日は早々にこの渓流を離れて、かなり遠くの別の渓流でオショロコマ調査を行って午後4時すぎに帰宅。
夕方土砂降りの雨。
この豪雨の中、1000円床屋に髪切りに行ってきた。少し待たされた。
近年、道南や知床など人間を恐れないヒグマの増加が問題視されている。
北海道ではこれまで長年禁止されてきたヒグマの春熊猟を 2017年から再開するという。
ヒグマの数が増えすぎたことと、再びヒグマに人間に対する恐怖心を植え付けるためという。
実際、熊よけの鈴の音を聞いて、ヒグマが寄ってくるようになってはどうにもならない。
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