カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東京写真月間

2011-05-26 | 写真
 6月1日は写真の日ということで、毎年この前後を東京写真月間と銘打って、各ギャラリーではテーマ性のある展示を行っています。新宿では「いきものランド」というテーマで2つの写真展が開催中で観てきました。まずは内山りゅうさんの「水辺の時間」で長年、魚はもちろん水辺の生物を撮っておられる写真家の個展ですが、1メートル前後の大型プリントで展示され迫力がありました。今回は水そのものにも焦点が当てられ、水中カメラで流れ、渦巻く水の多彩な表情も写し撮られていました。次ぎに行ったのは関根学さんの「ハヤブサ」。捕食から育雛、巣立ちとハヤブサの生態もわかる展示ですが、しょっちゅうピント外れの写真を撮っている私としては、ピントのシャープさに感心することしきり。飛翔しているハヤブサにも完璧にピントが合っていて、いくらオートフォーカスのカメラとレンズであっても熟達しないと撮れるものではないでしょう。どちらも費やされた時間の長さが感じられる個展でした。

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新宿御苑外周の遊歩道

2011-05-26 | あちこち
 昨日は大震災後初めて都心まで出かけました。2年前に中古で買ったツァイスの双眼鏡が、光線状態によっては見え味がいまひとつで気になっていたので、点検を依頼するために四谷にあるツァイスの営業所に行きました。ドイツ本国に送って点検するとのことですが、戻ってくるまでだいぶ日数がかかるようで、製造後十数年ぶりに母国に戻って健康診断を受けて帰ってくることになります。一層調子よくなって帰国すればと思っています。帰国まではこのところ出番が減っていた、30年以上使っているニコンを持ち出すことが増えそうです。
 天気が気持ちよく晴れたので四谷から新宿まで歩きました。靖国通りを歩いていると歩道が2色に塗り分けられているので、なぜかと思ったら歩行者と自転車を分けているのでした。私は自転車ゾーンを歩いていたので、歩行者ゾーンの方に移りましたが、周囲を見ていると歩行者ゾーンを走っている自転車もあれば、自転車ゾーンを歩いている人も多く、また、ヘルメットを被って本格的に走っている人は、車道を走っています。これではあまり意味がないなあと思って歩いていると、歩道の幅が狭くなったためか歩道と自転車を分けた歩道は終わってしまいました。この間、400メートル程の距離でしたが、商店の看板が自転車ゾーンをふさぐように置いてある場所もあり、大いに疑問に思いました。問題の根本はいつも思っていることですが、歩道を自転車が走ることには無理があるということに行き着きます。昨年旅したヨーロッパの国々では車道に自転車走行ゾーンを設けていましたが、これが基本です。この国はいつになったら、自転車の位置づけを明確にするのでしょうか。
 新宿御苑の大木戸門から新宿門にかけての遊歩道にはせせらぎが流れていて、流れに沿って山野草が植栽されています。並木が強い陽射しを遮って気持ちのよい緑陰を作り出していました。新宿門脇にあるインフォメーションセンターでは植物画展をやっていたので、一休みがてら寄ってみましたが、思いがけずよい絵が多くて目の保養となりました。

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