カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園②

2013-10-12 | 多摩川台公園とその近隣公園
 虹橋の袂に大きなムクノキがあって、その実がたくさん落ちていた。橋の赤い手摺りに落ちた実にはジャノメチョウの仲間が汁を吸いに来ていて、接近してもまったく動じることなく吸い続けていた。
 
 ジャノメチョウを撮っていると蜂のようでもあり蠅のようでもある虫も吸汁にやってきた。どうやらハナアブの仲間のようだ。目が緑色に輝いていて怪獣顔負けの顔つきである。
 
 ジャノメチョウは落ちた柿にも群がって吸汁していた。
 
 キンモクセイは今が盛りであちこちからよい香りが漂ってくるが、この株は少し早目に咲き出したようで木の下はオレンジ色に染まっていた。
 鳥の方はエナガの10羽ほどの群れに出会い、続いてシジュウカラ、メジロ、コゲラがやってきた。しかし、渡り途中のヒタキ類、ムシクイ類には会えなかった。
 
 9時半を過ぎて気温が上がるとツクツクボウシが鳴き始め、まだまだ夏の気配の濃厚な多摩川台公園だった。 

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