昨日は成城大学レストロアルモニコ管弦楽団の定期演奏会を聴いてきた。プログラムのメインはフランクの交響曲ニ短調でこの曲のCDは持っていないので随分久しぶりに聴いたが、演奏が始まるとフレーズが思い出されてきた。フランクはベルギー生まれということだが、その音楽はというとドイツ風の味わいになっていたと記憶していたが、今回改めて聴いてこれはシューマンにメンデルゾーンを少し足したような音楽だなと思った。
演奏会が終わって外に出ると夕闇が迫っていて、イルミネーションが美しかった。
このところ何枚か買ったCDではウィリアム・クリスティが指揮したモーツァルトのレクィエムが想像以上によかった。このCDにはアヴェ・ヴェルム・コルプスも入っていて実はこの曲が聴きたくて買ったのだが、オリジナル楽器による演奏ということもこのCDを選んだ理由のひとつだった。これまでレクィエムはベーム盤で聴いていてこれもよい演奏なのだが、クリスティの演奏は早めのテンポをとっていて、ダイナミックで緊張感に溢れた表現になっている。1994年の録音なので音質も大変良い。
同じ日にフリードリッヒ・グルダが演奏したシューベルトの即興曲と楽興の時などが収められたCDも買ったが、これもシューベルトのデモーニッシュな部分が深淵からえぐり取るように捉えられていて感動的な演奏になっていた。1999年の録音でグルダが亡くなる前年の録音だが、それにしてはペダルを踏む音だろうか、ドスドスという音が聞こえてくるのが気になるのだが、ライナーノートによると自宅のスタジオでの録音ということなのでそのためなのかもしれない。
演奏会が終わって外に出ると夕闇が迫っていて、イルミネーションが美しかった。
このところ何枚か買ったCDではウィリアム・クリスティが指揮したモーツァルトのレクィエムが想像以上によかった。このCDにはアヴェ・ヴェルム・コルプスも入っていて実はこの曲が聴きたくて買ったのだが、オリジナル楽器による演奏ということもこのCDを選んだ理由のひとつだった。これまでレクィエムはベーム盤で聴いていてこれもよい演奏なのだが、クリスティの演奏は早めのテンポをとっていて、ダイナミックで緊張感に溢れた表現になっている。1994年の録音なので音質も大変良い。
同じ日にフリードリッヒ・グルダが演奏したシューベルトの即興曲と楽興の時などが収められたCDも買ったが、これもシューベルトのデモーニッシュな部分が深淵からえぐり取るように捉えられていて感動的な演奏になっていた。1999年の録音でグルダが亡くなる前年の録音だが、それにしてはペダルを踏む音だろうか、ドスドスという音が聞こえてくるのが気になるのだが、ライナーノートによると自宅のスタジオでの録音ということなのでそのためなのかもしれない。