カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川

2014-09-17 | 多摩川
 一昨日は多摩川の河川敷を歩いた。夏の間はとても歩く気になれないが、曇っていてこの時期としては涼しかったので久しぶりに歩いてみようとなった。ひょっとしたらコガモでも渡ってきていないかと思ったが、さすがにまだのようだった。
 多摩川サイクリングロードにはヒガンバナが咲き始めていた。河川敷にもあったが、他の草に埋もれるようにして咲いていたので絵になりにくかった。
 
 多摩川台公園ではあまり見られないベニシジミがひっそりと草の陰に隠れるようにしていた。夏の終わりだけに翅が傷んでいたが、しばらく撮っていないので撮影。
 
 ナガコガネグモがいたので撮ろうとしゃがみこむとイトトンボが目に入った。なにしろ針のように細い体なので立っていたのでは気が付きにくい。アジアイトトンボだろうか。
 
 そのナガコガネグモを撮ろうとしているとスズメバチが蜘蛛に近付いてきたので、さあどうなるかと思ったのだが、何事も起きずに蜂は飛び去ってしまった。手強い蜘蛛にあえて手を出すことはないと思ったのだろうか。コンデジで広角接写して草叢の雰囲気をだしてみた。
 
 涼しいと思って出かけたのだが、時々雲が薄くなることもあって次第に蒸し暑さを感じるようになったので帰途に就いたが、河川敷は草刈がされているものの残された草地が多くの生命の営みの舞台となっていることを垣間見ることができた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする