ドイツ観光の最後の地はケルン。ボンからケルンに行く途中とうとう雨が降り出して、ケルンは雨の中、しかも日没後の観光となった。大聖堂はまさに見上げるばかりの巨大な聖堂でした。傘をさしていても容赦なくレンズに滴が付いてしまいます。
多摩川台公園では鳥の巣を拾いました。これまでも2,3回拾ったことがありますが、これまでで最も損傷度の低いものでした。近くには松の枝も何本か落ちていたので、松の木に巣をかけたようです。とても小さな巣なので私の好きなエナガの巣かと期待したのですが、ネットで検索してみるとメジロの巣の可能性が高いようです。材料はポリの紐と棕櫚のふさふさの部分が主なもので、人口素材も結構使われていました。壊れないように大事に持ち帰ったことは言うまでもありません。
昨日はせせらぎ公園と多摩川台公園へ。多摩川台公園ではジョウビタキがすぐそばにやってきて、近すぎてピントが合わないほどになり、後ずさりしての撮影。シャッターを切ってもまったく逃げる様子はなく、まるで写してほしいと言わんばかり。シャッター音に、「あれ、なんの音」という表情のジョウビタキ。
昨日はブリヂストン美術館に出かけましたが、前回行ったのは学生時代ではないかと思うので、約40年ぶりのこと。ブリヂストン美術館の所蔵作品には印象派のものが多いですが、私はルノアールに代表されるようなボケボケの描き方の絵が苦手なので、ずっと再訪することなくきてしまいました。現在開催中の「筆あとの魅力」と題された展覧会では私の好きなクレーの絵も展示されており、他にもいくつかのお気に入りの絵に出会えるのではないかと思い、出かけた次第です。クレーの作品はもちろんよかったですが、藤田嗣治も好きな画家で「猫のいる静物」は、いかにも藤田らしい作品でお気に入りに加えました。近代日本の洋画は全体的に私には魅力に乏しいと感じていましたが、藤島武二の絵にはなにか波長が合う感じがあって、特に画家の没年に描かれた「港の朝陽」は小品ですが、強いイメージを発しているように感じました。他にデュフィの「オーケストラ」は半ば抽象とも言えるものになっていて見ていて楽しい作品。印象派はどうも、という中にあってセザンヌはちょっと別格でヴィクトワール山を描いたものは存在感があって、お気に入りに加えるかは微妙ですが、気になる作品。
美術館の後は銀座のリコーギャラリーで開催中の「ペンタックスK-5ⅡSの世界」と題する写真展を見ました。K-5ⅡSは私が現在使っているK-5からローパスフィルターを取って、より解像度を高めたというのが売り物のカメラですが、B-1のサイズのプリントでも画像はとてもシャープなもの。これまでA3ノビまでのプリントしかしたことがありませんが、APS-Cサイズのカメラでも相当な潜在力を秘めていることを感じる展示でした。
美術館の後は銀座のリコーギャラリーで開催中の「ペンタックスK-5ⅡSの世界」と題する写真展を見ました。K-5ⅡSは私が現在使っているK-5からローパスフィルターを取って、より解像度を高めたというのが売り物のカメラですが、B-1のサイズのプリントでも画像はとてもシャープなもの。これまでA3ノビまでのプリントしかしたことがありませんが、APS-Cサイズのカメラでも相当な潜在力を秘めていることを感じる展示でした。
等々力緑地公園の花壇の中にツグミが来ていて、しきりに地面にいる虫を探して食べていました。多少人慣れしているのか、あまり警戒する様子がなく比較的近距離で撮ることができました。無事に渡るためにはしっかりと食べて脂肪を蓄えておかないとね。
このところエナガに会える確率はせせらぎ公園が高いので、この公園に足を運ぶことが多くなっています。とはいえ、このところの天候不順や用事などもあり、数日行けずにいるので、この写真も数日前の撮影ですが、ペアのエナガを見つけることができました。
ところでもう2週間程前のことですが、羽毛を咥えたエナガを見ましたが、営巣のためというにはいくらなんでも時期が早いので、雄が雌へのプロポーズのために使っているように思われました。
ところでもう2週間程前のことですが、羽毛を咥えたエナガを見ましたが、営巣のためというにはいくらなんでも時期が早いので、雄が雌へのプロポーズのために使っているように思われました。
梅を撮っているとレンガ色の影が動くのが目に入り、さてはジョウビタキがいるなと思いました。動きが見えた部分を注視するとジョウビタキの雌がいました。梅の花が咲いている所に止まるのを待ちましたが、そう注文どおりには動いてくれず、蕾で我慢することになりました。撮り終えて帰ろうとすると、地面からいきなり梅の枝が立っているのに気付き、引っ張ると枝が抜けました。どうやら野鳥カメラマンがジョウビタキをこの枝に止まらせようと近くの枝を折って刺したようです。ジョウビタキが好む虫も用意して虫を枝に付けたことも考えられます。周りを見るとこうした枝が何本もありました。こういうことをするから野鳥カメラマンは世間のひんしゅくを買うのです。ちょっと嫌な気持ちになって帰ってきました。
咲き具合は株によってまちまちで、満開に近いものからまだ蕾のままのものまで様々。この株は、まだ2~3分咲きというところでしょうか。しかし、萼の部分のえび茶色が利いていて、この状態の梅もなかなか味わい深いと思います。