EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

近鉄特急

2011年09月28日 | 近畿

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 ここ最近撮影に出ていないのでストック切れです。出張で利用した近鉄特急の旅を少々。掲示板にも書きましたが、最近三重県方面への出張で近鉄特急をちょくちょく利用します。名阪甲特急が停まらない駅へ向うには名阪乙特急か伊勢中川乗換えを利用するしかありません。出張なんで時間に制約があるため、行きは名阪乙特急と時間が合わず、伊勢中川乗換えに乗ることが多くなっています。たいてい53分の宇治山田行きなり鳥羽行きに乗るのですが、この時座席指定がなんでか右側の列を指定されることが多く、日当たり良好な席に座らされることが多いです。これはただ単に運が悪いだけと思われますが、ビスタカーに当たっても中川乗換えの場合、窓口で号車指定とかすればビスタカーに当たるのかもしれませんが、何も言わなければ、必然的に4号車を割り当てられます。最近始めたインターネット予約でも乗換え列車に関しては号車指定ができないらしく、割り当てられるのは4号車ばかりです。わざわざ2階建て車両に乗りたいという鉄心は特にないのですが、近鉄の座席指定は席を固めたがる傾向がありますね。4号車は席が埋まっているのに3号車はガラガラという列車をよく見かけます。ビスタカーの場合、伊勢志摩方面への団体利用などのために席を空けているということも考えられますが、2階部分がいいか悪いかは別にして、せっかくのビスタカーなのに平屋に客を集中させるというのは如何なものかと思います。なお出張の帰り便では名阪乙特急を狙い撃つようにしているので、ビスタカーに当たった場合は2階席を指定するようにしています。

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 あと乗っていていつも思うのは車両の格差が大きいこと。30000系はビスタEXと呼ばれ、登場当初からリニューアル工事を経ていますが、最近さらにリニューアルした車両が登場して、1階席はグループ利用のための半個室になり、各座席は最新の22600系のようなタイプの座席に置き換えられています。30000系の再リニューアル車と22600系、たまに名阪乙特急に入る21000系の居住性が抜きんでており、22000系、23000系がそれに続く形で、これらは座席指定料金も惜しくない設備になっています。しかし、30000系でも初期のリニューアル車と12000系列の特急車に関しては座席設備面で前述した車両と比べると大きく劣ります。いずれもリニューアルは行われているものの、座席はひと昔前の設備となっており、足も延ばせない構造になっており、長時間乗ると非常に疲れます。揺れや騒音は旧型車にしては国鉄の特急車などと比べてかなり上をいっている印象もあり、古い車両にしてはよいところもあるのですが、如何せん新しい車両との格差が大きいです。22600系の増備などはあまり進んでいないように思われますが、早期的に12000系列の置き換えを行って欲しいものです。

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