Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

認知症タロウの日々

2025年01月29日 | 家庭

17歳のタロウは相変わらずボーッとしていますが、なんとかまだ元気です。
散歩大好きだった以前と違って全く喜びませんが、筋肉を衰えさせないために、今も散歩に連れ出しています。
とりあえずバギーに乗せて公園まで行き、調子がよさそうだったらヨタヨタと歩かせる、という具合。
トイレの失敗は益々増え、今では室内トイレは殆ど役立たずとなりました。
私が家にいる時は、2時間おきくらいにバルコニーに出すとそこで用を足しますが、室内にしてしまうこともしょっちゅう。
私が出かけて帰って来ると、部屋のあちこちに水たまりができています。

夜はケージに入れて寝かせていますが、朝になるとベッドがビッショリ濡れている。
なので、夜間は紙オムツをするようになりました。
ところがタロウ、そのオムツを毎回引きちぎって取ってしまうのです。
下腹部にぐるっと腹巻のように巻くマナーベルト、人間の紙パンツのように履かせるオムツとあるのですが、どちらもとにかく取ってしまう。
シニア犬はオムツをするケースが増えますが、取ってしまうなんて話、聞いたことがないのに。


(公園仲間、タロウとその左の黒柴はシニア犬で見えず聞こえず、焦点が合いません。右のダックスは若くて、しっかりこちらを向いています)

困り果てていたら、去年愛犬を亡くした犬友が、よかったらと布の特製おむつカバーを譲ってくれました。
細長い布に使い捨ての紙パッドを挟んで下腹部に巻くもので、マナーベルトと同じ構造ですが、違うのは大きな強力マジックテープでぴっちり止められること。
これはさすがのタロウにも引きちぎれず、今の所、とても助かっています。

ベルギーの若者と色々話し、先にベルギーでの安楽死について触れました。
人間の安楽死は合法とはいえ中々に難しいが、ペットの安楽死はとてもポピュラーであるのだそうです。
もうこれ以上苦しませたくない、これ以上とても介護できないという時点で、獣医は安楽死を勧めるのだとか。
これも日本ではまだまだかなあ。


トップ写真、ベルギーの街(らしきもの)を背景にして、元気な頃のタロウを描いてみました。


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5 コメント

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Unknown (tona)
2025-01-29 11:01:56
人間の認知症と犬のは同じようで違うところもあるでしょうが、言葉でしゃべる、反抗する諸々、人間の方が大変なのでしょうか。大変さは同じところもあって、それを上手にこなしていらっしゃるのはさすがです。
ベルギーの広場を彷彿とさせるあの独特の家を背景にした絵、宝物ですね。
↓のベルギーの安楽死、そんなに手続きが大変とは誰が思ったでしょう。
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Unknown (ポンまま)
2025-01-29 22:01:18
亡くなるちょっと前のポンちゃんも
垂れ流しのようになってしまいましたが
その期間はたったの数日。
部屋中にトイレシートを敷き詰めて
対策したものの、あっという間に逝ってしまい
苦労という苦労はなかったのです。
年老いたペットのお世話は
想像以上に大変なんですね。
それでも何とか生きていて欲しいと
思うのが飼い主ですもんね。
元気な頃のタロウちゃんを描かれた絵
とっても素敵です。
タロウちゃんとの数々の思い出を
絵に描くことが出来るzooeyさん。
素晴らしいですね。
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tonaさま (zooey)
2025-01-29 23:40:19
それは、人間の認知症の介護の方が
どんなに大変かと思います。
ただ、犬は、もうひたむきに飼い主を慕ってくれたので
その愛犬から忘れられてしまったということがつらいですね。
今では私のことが全く分からないようです。
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ポンままさま (zooey)
2025-01-29 23:44:03
ポンちゃんはなんて親孝行だったのでしょう!
タロウは認知症になってもう2年位たっています。
そして少しずつ、進んでいます。
小型犬ですから排泄物の量も限られてますし、
それはそんなに苦労とは思えないのですが
なんといっても私のことを忘れられてしまったことが悲しいです。
仕方ないのですけどね。
ありがとうございます、
せめて絵の中で楽しそうな姿を描いています。
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Unknown (matsubara)
2025-01-30 08:38:22
犬用のオシメまであるとは知りませんでした。
バギーカーでも驚きますが。

安楽死は海外では、人間でも当たり前らしいですから
当然ペットも。でしょうね。
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