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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

中欧の不思議な国

2011年07月28日 | 中欧旅行2011
カレル・チャペックの「長い長いお医者さんの話」という本が
子どもの頃、好きでした。
今、手元にないのでうろ覚えなのですが
ほのぼのとした童話で、魔法使いや王様、郵便屋さん、おまわりさん、妖精、
そしてカッパが出てくるのです。
遠いヨーロッパの国にカッパ!?
カッパといえばキュウリと人をからかうのが好きで、包丁の金気が嫌いでという、
私にとってはなんとも日本的なイメージで
古い石のお城やお姫様や真鋳の鎧の騎士がいるヨーロッパのイメージとどうにも合わない。
チェコスロバキア(その頃は分裂していなかった)って
一体どういう国なんだろう?と子ども心に不思議に思ったものです。

大人になってから
チェコ語というのは、名詞が男性、女性、中性の三つに分かれ、
さらに単数と複数があり、それぞれに7つの格変化があると聞いて
チェコには近寄らないようにしようと思ったのでした。

あまりにも有名なカフカの「変身」は好きではなかったし
ミンデラの「存在の絶えられない軽さ」もその面白さが分からなかった。
どちらも妙にカッコをつけた「不条理」さばかりが鼻について。
私はやっぱりチャペックの「ダーシェンカ」などのほのぼのとした童話の方が好きだなあ。

私にとっては身近とは言い難い、
そんな遠くて不思議なイメージのチェコの都、プラハ。
そして音楽の都、ウィーン、ザウツブルグ。
明日から10日間ほど行ってきます。
コメント (6)
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