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名古屋勤務であった長男が3年半ぶりに東京本社に転勤となり、
この週末に帰って来ました。
と言っても、もう自宅に住む気は更々なく、
もう少し都心に近い所にマンションを探してさっさと契約。
昨日、荷物を出して今日搬入、本人だけ昨夜、我家に泊りに来たのでした。
その前日金曜日、私は高校時代のいつもの集まりに。
同級生の一人が、国立新美術館の自由美術展に作品を出展したので
皆でそれを観賞、その後六本木の飲み屋へと移動。
ほろ酔い気分で飲み屋を出て、みんなでわいわい写真を撮ったりしていると
ひょろ長い青年が通りかかって
私の隣にいた同級生H君が、ありゃこんな所で、と驚いている。
聞くと、その青年はH君のシナリオ講座の受講生だと。
そうだ、H君は我々の前ではアホな顔しか見せませんが
名の知れた脚本家だったのでした。
若者キタノ君は、ひょろ長くてお洒落で、ちょっと長男に感じが似てる。
そう思って見ていると、長男と同じ会社だというのです。
まさかと思いながら息子の名前を言ってみると
ああよく知ってます、同期ですと。
まあ、なんて偶然!
本当に○○君のお母さんなんですか?H先生顔が広いですね、なんて言っている。
ついでにその彼に写真撮影を頼んだり、大騒ぎして一次会はお開き。
昨夜の夕食時に私がその話を
お母さんがね、昨日同級生と美術館に行ってね、と嬉し気に一通りすると…
我家の男たち、へえと言ったきり、黙って食べている。
もうちょっと驚くとかなんとかしてよ、と私が言うと
長すぎるんだよ、話が、と長男。
しかもエラそうだし、と次男。
今の話、三分の一の時間で話せるな、と夫。
六本木でキタノに会った、共通の知り合いがいたんでオレの友達だと分かった、
でいいじゃん、と長男。
それじゃあ何にも面白くないでしょうが!
他愛ないことをあれこれ話して聞いてくれる相手が欲しかった…と
タロウを抱いて私は思ったのでした。