
タージマハルの前門
前記事の写真、タージマハルの周りがぼんやりと曇っていることに
気づかれた方は多いと思います。
ニューデリーのフマユーン廟も、アグラのタージマハルも
折角の美しい建物の廻りは酷く曇っていました。
それはそれで、神秘的な光景にも見えたのですが
できたら、青空の下で撮りたかった。

現地ガイドのアリ氏は、これは霧だというのです。
光化学スモッグではないのか?と聞くと
それもあるけど、大方は霧であると。
しかし脆弱な私の目と鼻と喉は、インドについて以来、
ずっと鈍い痛みを覚えていたのです。

タージマハルから前門を見た光景
帰国してから調べてみたら、こんなサイトを見つけました。
「世界のPM2.5濃度、最悪はインドの都市」
"肺気腫やがんの原因となる微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が最も高かったのは
インドのデリーで、大気1立方メートル当たり153マイクログラムだった。
2位は同じくインドのパトナで同149ミリグラムだった。
いずれもWHOが安全とする基準値(同25マイクログラム)の6倍に当たる数値だ。
PM2.5の濃度が最も高かった20都市のうち、半数をインドの都市が占めた。
大気汚染が問題となっている中国でワースト20にランクインした都市はなかった。
北京のPM2.5濃度は56マイクログラムだった。"
http://www.cnn.co.jp/world/35047655.html
おまけに、在インド日本国大使館のサイトには
”インドでは,例年,雨期が終わり気温の低下する時期から 大気汚染が顕著となる
傾向にあります”という注意報が。
中国のPM2.5は有名ですが、インドについては聞かなかった。
知りませんでした…
