Zooey's Diary

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インド旅行④

2015年01月17日 | インド旅行2015


ジャイプールのアンベール城は、16~17世紀にムガル帝国によって建てられた
巨大な城塞です。
一つの山を丸ごと使って造られており、
山の麓から名物「象タクシー」に20分ほど揺られて行くことができます。
しかしここには、物売りの熾烈な攻撃が待ち受けているのです。



象タクシーに乗るが否や、何人もの物売りが追いかけて来る。
ひたすら無視していたのですが、一人の男が
「安いよ、たったの100だよ!」と叫んで
白檀の木で造ったオレンジほどの大きさの象の彫物を、私の手に押し付けようとする。
この彫物はインドの土産物屋の何処にでも置いてあるもので
100ルピー(200円)というのは確かに安い。
一つ位いいかと思って100ルピー渡そうとすると
「ノー!100ドル!」と。
冗談じゃない、と無視すると
2個で100ドル!と叫んで押し付けようとする。
更に無視していると、3個でいい、いや4個でいいよと
遂にその数、10個まで増えたのでした。
一体あの彫物の適正価格は幾らくらいなんだろう?



象タクシーが城門の中に入り、象から降りようとすると
象使いが、自分はこれだけ良いサービスをしたのだというようなことを言って
チップを要求してくる。
こちらはちゃんと900ルピー(1800円)の料金を支払っているのです。
しかも乗降口の近くには「No Chips Please」の看板が立っている。
きっぱりと拒否すると、不機嫌な顔をして去って行きました。



この日は青空で、イスラム様式とラジャスタン様式が融合したという
広大なアンベール城は、本当に素晴らしかったのに。
物売りの他にも、案内するよ、写真を撮るよ、と様々な押し付けが。
そしてチップを要求するのです。
あんな厚かましい連中がいなかったら
もっと楽しく見物できたのに。
まあインドは基本、何処でもこんな感じでしたが…



写真はすべてアンベール城

コメント (8)
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