
単純明快、何とも楽しい映画です。
カールはロスの一流レストランのシェフであったが、オーナーとそりが合わず、
料理評論家ともツィッター上で衝突して炎上する。
挙句の果てにクビになり、次の仕事も見つからず、小さな息子にもうまく愛情を
表現できず…そんなどん底にいた彼がマイアミに行き、
フードトラックでキューバサンドイッチを販売して大当たりするのです。

この作品、「アイアンマン」の監督として知られるジョン・ファブローが
制作・監督・脚本・主演の四役を兼ねているんですって。
しかも、ロバート・ダウニーJr、ダスティン・ホフマン、スカーレット・ヨハンソンと
脇役も豪華有名俳優で固めている。
主人公は序盤、挫折はするものの、
才能・成功・友情・別れた妻との程よい関係・綺麗な恋人・息子からの愛情と、
世の中の男性が欲しがるものをすべて手に入れている。
そうした都合のいい映画を作り、観た人間をもハッピーな気持ちにさせてくれる。
美味しそうな料理をノリのいいキューバ音楽に絡めて、これでもかと出して。
これは楽しいだろうなあ。

とにもかくにもこの映画、出てくる料理がなんとも美味しそうなのです。
特にキューバサンドゥイッチ!
東京にもこれを食べさせてくれる店があるらしい。
これは一度、食べに行かなくっちゃ。
http://chef-movie.jp/