
昨日はこちら終日酷い強風が吹き荒れ、今日は雨模様。
この天気で桜が散ってしまうのではないかと気もそぞろ。
どうせ早晩散ってしまうものではありますが。
世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
という歌に、しみじみ共感してしまう今日この頃…
これは、芝公園の辺りから見た桜と東京タワー。
これだけでも十分綺麗だったのですが
プリンスパークタワー・ホテルからの東京タワーの眺めが最高という
情報を得て行って来ました。
33階のバー・ラウンジ、窓際の席に案内されて思わず息を呑みました。
目の前に光り輝く東京タワーがそそり立っている。

こちらのホテルには初めて行ったのですが
建物自体は正直言ってあまり好きになれません。
緑濃い増上寺や芝公園などがある中に、高層ビルがいきなり突っ立っているのです。
環境との調和も何もあったものじゃない。
しかし、このバーからの眺めは確かに素晴らしい。

東京タワーができたのは1958年。
これ、正式名称は「日本電波塔」っていうのですってね。
愛称の「東京タワー」は、一般公募で決めたのだそうです。
”一番多かった名称は「昭和塔」で、続いて「日本塔」「平和塔」だった。
名称の査会に参加した徳川夢声が「ピタリと表しているのは『東京タワー』
を置いて他にありませんな」と推挙し決まった”のだそうです。(Wikipediaより)
「東京タワー」は13位だったのだとか。
「昭和塔」ではなんともはや。
ごり押ししてくれた夢声氏に感謝したくなります。
しかし13位だったなんて…分からないものですね。