
ビゼーのオペラ「カルメン」は、私ですら知っている曲が多く、
ストーリーも非常にシンプルで、気楽に楽しむことができました。
魔性の女カルメンと一途な男ドン・ホセの悲恋物語。
ドン・ホセはカルメンに恋するあまりに軍を解雇され、盗賊の一味に身を落とすのですが
奔放なカルメンは花形闘牛士に惹かれるようになり、あっさりとホセを捨てる。
激高したホセは、幼馴染の少女ミカエラの懇願も顧みず、カルメンに刃を突き立てるのです。

カルメンの登場の際の「ハバネラ」、花形闘牛士が歌う「闘牛士の歌」、
オペラに全く興味がない人でも知っているような曲ばかりです。
今回のカルメンは、ロシアのエレーナ・マクシモワ、
ドン・ホセはイタリアのテノール歌手マッシモ・ジョルダーノ。
こちらの動画でその抜粋を味わうことができます。
幕間にワインを楽しみながら、新国立劇場サイドの知人と少々お話しました。
国立劇場が最近、PPAPをもじった動画を発表したことから
新国立劇場ならではのPPAPを作ってみたらいかがですか?と申し上げてみたら
ウチではあり得ません、とあえなく却下されてしまいました。
あのお堅いイメージの国立劇場が、三味線、笛、小鼓など和楽器でPPAPを演奏して
大評判になったのに。
新国立お抱えのバレエダンサーを使って優雅なPPAPを作ったら
きっとウケると思うんだけどなあ…