Zooey's Diary

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「それを御すのはお客様自身」ーエルメス特集

2017年02月12日 | 社会


銀座エルメスビルのてっぺんに、馬に跨った人形の置物があることに気が付いたのは
いつのことだったか。
そう、丁度この雑誌の表紙のような像です。
雑誌Penの最新号は、エルメス特集。

1873年に馬具工房としてスタートしたというエルメス。
CEOやアーティスティック・ディレクターへの独占インタビューに始まって、
世界中のクリエイター30人に聞いた、愛用のエルメスの品が紹介されている。
日本では歌舞伎俳優の中村吉右衛門氏の、パリでオーダーしたという旅行鞄。
注文から3年越しに完成した物なのだそうです。
一体お幾らくらいしたのだろう…?



エルメスといえば、10年位前に話題になった「電車男」。
あの主人公のオタク青年が、電車の中で酔っ払いに絡まれた美女を助けて
そのお礼に贈られたのが、エルメスのティーカップだった。
そんな高価なものを、そりゃ気があるんじゃないかとネット住人たちが盛り上がって、
気の弱い主人公を励まし、ヒロインの名前はエルメスとなったのでした。



エルメスのバッグ、バーキンは魅力的だけどあまりにも高すぎて
自分には分不相応だと思っています。
せいぜい財布やカレ(スカーフ)くらいか。
この特集記事によると
馬車と従者のみ、主人がいない様を描いたこの商標は
「エルメスは最高品物を用意しますが、それを御すのはお客様自身です」
ということを意味しているのだそうです。



そうだ、エルメスの香水が私は好きだったのでした。
数年前から「地中海の庭」「ナイルの庭」「モンスーンの庭」という庭シリーズが出て
それまで、フェラガモやエスティ・ローダー等の控え目な甘さのフローラル系の香りが好きだった私は
そのなんとも斬新な爽やかな香りにショックを受けたのでした。
最新作の「李氏の庭」も含めて、このシリーズは全部試しましたが
この中では「モンスーンの庭」が一番好きです。
香りを説明するというのは非常に難しいが
「ライム、グリーンノート、カルダモン、ジンジャーリリー等の香り」なのだそう。
夏になるとつけたくなる、爽やかな香りです。

Pen http://www.pen-online.jp/news/info/pen_hermes_issue/
コメント (8)
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