
雨で散歩に行けないと、人間の子供のように泣いたり怒ったりはしないが、
地味に悪さをするタロウ。
クッションを囓って、こっそり覗いているところです。

2016年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。
成功した劇作家の次男は、自分の死期が近いことを告げるため、12年ぶりに実家に帰るが…
グザヴィエ・ドラン監督というので期待したのですが、私はダメでした、この作品。
エゴ丸出しでひたすら罵倒し合う家族、結局言えなかった次男。
あの兄貴が、弟の死期を途中で気づいていたとしたら話はまた違って来るが
結局それも観客が決めなければいけない。
「アウシュビッツでマスでもかいてろ」という兄貴の言葉が問題にならなかったというのも凄い。