Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

20年ぶりの白川郷

2018年07月20日 | 国内旅行


そして向かったのは白川郷。
小学生だった息子たちを連れて行って以来、20年ぶり位の訪問だったのですが
あまりの変わりように、夫も私も驚きました。
昔はもっとひなびた、牧歌的な山合いの里、というイメージだったのに
合掌造りの家を利用したお土産屋やカフェができ、大勢の外国人観光客が。
村全体がテーマパークのようになっています。



それでも、そこに居住している人たちがいて、生活の場であるということは
今も昔も変わらず。
軒下に洗濯物が干してあったり長靴が置いてあったりする家のすぐ前を
ゾロゾロ歩くのは申し訳ないような思いをしながら観光しました。



ひときわ大きな合掌造りの「和田家」は、観光用に中を解放しています(有料)。
ここは江戸時代の村長の家だったそうで、囲炉裏のある大広間、床の間付きの座敷、
昼なお薄暗く黒光りする板の間の屋根裏、赤い漆器などを見ることができます。
大きな家の佇まいは素晴らしいが、家父長制度の下、大勢の家族と共に
ここで生活していた主婦は、さぞ大変だったろうなあ…
大きな家の中は開放的で、プライベートな部分がまるで見受けられないのです。
女性たちは隠れて泣くスペースもなかったのだろうと。



こちらは冬は深い雪に埋もれるのに、夏は東京辺りと変わらないくらい暑いのです。
しかも強烈な日差しを遮るものが、何もない。
炎天下を散々歩き回った挙句、小高い丘に登ってこの風景を。
こうして遠景で見ると、昔も今も変わらないような気がします。



#welovegoo
コメント (4)
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