「カメラを止めるな!」
東京の小さな映画館2館で始まったこの作品、あっという間に全国100館に。
東京都内の映画演劇専門学校に講師として招かれた上田監督が、講座の受講生を出演者にして撮ったのですって。
SNSで騒ぎ過ぎではないかとも思いますが、涙が出るほど笑いました。
映画に関わる人たちの、映画愛に溢れた作品です。
「ヒトラーを欺いた黄色い星」
あの戦時下、ナチスのお膝元ベルリンに7千人ものユダヤ人が隠れていたとは。
そのうち1500人が生き延びたという、驚くべき史実。
4人の生存者の証言をもとに、話は展開します。
ドキュメンタリー映画のようで、あまりにもエンタメ性に欠けるのが少々残念。
「スターリンの葬送狂騒曲」
「粛清」という名の大量虐殺をしたスターリンの死後の、
廷臣たちの卑劣で残忍な跡目争いを描いたブラック・コメディ。
倒れたスターリンに医者を呼びたくも、優秀な医者はすべて粛清されていなかったというジョークのような話は、事実であったらしい。
コメディと言っても笑える類の話ではなく、あくまでも暗く、重い。
イギリス・フランス・ベルギー合作、ロシアでは上映禁止。
#welovegoo