今年の首都圏の7月は、まったく雨が降らなかった日が一日しかなかったのですって。
今更ながらにビックリ。
しかし、長い梅雨が明けたら、猛暑にもうフラフラ。
こんな時は、甘く冷たいフルーツが本当に美味しい。
頂きものの宮古島の完熟マンゴー。
この剥き方だと見た目に綺麗ですが、皮がくっついているのです。
フォークやピックだと取れないのですが、スプーンで掬い取ればよかったのね。
そして今の時期は桃!
日本の白桃はふっくらと大きく、甘い匂い、ジューシーな果肉、うっとりするほど素晴らしい。
欧米の市場やスーパーなどでも桃をよく見かけましたが、大方小さく固く、そんなに甘くもありませんでした。
これは桃に限らず、大抵の果物に言えることですが。
例えば東南アジアやエジプト、メキシコなど南国の大きなホテルのレストランでは、朝食はブッフェスタイルで、色とりどりのフルーツが山盛りになっています。
スイカ、メロン、パパイヤ、マンゴー、キュウイ、オレンジ、パインアップルなど。
喜んでかぶりつくと
あれ?甘くない…
日本の果物とは、まるで別物なのです。
手をかけて丁寧に作られた日本の桃やマンゴーやメロンは、もう芸術品だと思います。
その分、お値段も張るわけですが。

最近覚えた桃の剥き方。
割れ目に沿って縦にグルリと切り込みを入れる。
上下をねじって半割にし、種を掬い取る。
これで半割を四等分すると、皮は指でするりと剥けます。
面白いほど簡単に剥けますが、丁度食べ頃じゃないと難しいようです。
