Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

遂に…

2023年06月08日 | 家庭

5月中旬に転倒、骨折した母はその後、医療介護付き施設に入居。
ところが熱が下がらず、数日後、救急車で入院したという知らせが。
その時点で病院にお見舞いに行こうとしたのですが、コロナで制限されており、なんと1週間以上先しか予約が取れない。
やきもきしていたところ、30日火曜の朝、主治医から、容体がよろしくないと電話がありました。
面会の予約日がまだ来ないと話すと、そんなこと言ってる場合ではない、今日にでも許可しますと。
新幹線に飛び乗りました。

病室の母は酸素マスクと点滴に繋がれた状態で、ほぼ意識はありませんでした。
お母さんと耳元で叫ぶと、微かに目を開けるが、すぐに閉じてしまう。
それから毎日、15分間の面会の為に病院に通いました(緊急だからと主治医が許可してくれた)。
後半は酸素マスクの機械が大型に代わり、呼吸は更に苦しそうになり、呼びかけても目を開けることもなくなりましたが、15分間手を握っていました。
遠距離ですが一旦帰ってもいいかどんなものでしょうかと医師に聞くと、なんとも言えませんねと。
消えそうな命の灯はいつまで燃え続けるのか?
6日間一人で実家で過ごして日曜の夕方、睡眠不足でフラフラになってマンションに帰宅したら、亡くなったと連絡が。
皮肉なものです。


(4年前の米寿祝の時)

トンボ帰りし、お通夜と告別式を済ませて帰宅しました。
今はもう虚脱状態。
8年前に母が心筋梗塞で倒れて心臓が弱ってからの、ほぼ毎月の私の新幹線帰省も終わりました。

死に目には遭えなかったとはいえ、どうせ意識はなかったし、私は6日間毎日通った。
92歳と歳に不足はないし、本人ももうずっと父の所に行きたがっていた。
親を見送るのは、誰もが通る道なのだし。
コロナ禍のもっと酷い時、まったく会えないままに病院で親を亡くした友人もいる。
等々自分を納得させる言葉を探していますが、そうは思っても悲しいものですね。

お互い気が強くて、憎まれ口を叩き合う母娘でした。
いよいよ弱ったら、もっと優しくしようと思っていたのに。
突然骨折して、そのまま逝っちゃうなんて反則だよね?
ずるいよ、お母さん…
今までありがとう。



コメント (26)
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