恐ろしい映画です。
アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件に迫るドキュメンタリー。
2022年、アメリカ制作。
1976年生まれのナワリヌイ氏はロシアの弁護士であり政治家であり、反汚職キャンペーンを繰り広げて、以前にも何度も投獄されていたといいます。
そして2020年8月、ロシア国内の航空便の中で苦痛にもだえ、昏睡状態となった。
運び込まれたオムスクの病院では毒を盛られた可能性はないとされるが、ベルリンの病院に移り、そこでロシアが開発した猛毒神経剤「ノビチョク」が検出される。
退院したナワリヌイ氏は、イギリスの調査報道機関ベリングキャットの協力のもとに、自分を暗殺しようとした敵の正体を、そしてその方法を突き止めようとする。
毒殺作戦の分析を担当するロシア国家安全保障会議の高官を装って、FSB本部の電話番号(に見えるように細工した)で工作員に電話し、そしてまんまと聞き出すことに成功したのです。
その方法とは、なんと…
こんなマイナーな映画を観る人がそうそういるとも思えないし、もう公表されていることであるのでネタバレします。
猛毒ノビチョクは、なんとパンツの内側に塗られていたのです。
「ナワリヌイ ノビチョク パンツ」などで検索すると、いくらでも出て来ます。
オムスクの病院からどうやってベルリンの病院に移ることができたのかとか、
パンツの内側にどうやって毒を塗ることができたのかとか、分からないことも多々あるのですが、何しろこれがドキュメンタリーであるということが恐ろしい。
2012年ウォール・ストリート・ジャーナル紙はナワリヌイを「プーチンが最も恐れる男」と紹介し、米国タイム誌が選ぶ2012年版「世界で最も影響力のある100人」には、ロシア人では只一人ナワリヌイが選ばれたといいます。
その氏は、2021年12月に逮捕され、投獄。
刑期はさらに15年延長の可能性という記事が、今月にも出たようです。
ナワリヌイ氏の刑期、さらに15年延長の可能性
「ナワリヌイ」公式HP
猛毒ノビチョクは、なんとパンツの内側に塗られていたのです。
「ナワリヌイ ノビチョク パンツ」などで検索すると、いくらでも出て来ます。
オムスクの病院からどうやってベルリンの病院に移ることができたのかとか、
パンツの内側にどうやって毒を塗ることができたのかとか、分からないことも多々あるのですが、何しろこれがドキュメンタリーであるということが恐ろしい。
2012年ウォール・ストリート・ジャーナル紙はナワリヌイを「プーチンが最も恐れる男」と紹介し、米国タイム誌が選ぶ2012年版「世界で最も影響力のある100人」には、ロシア人では只一人ナワリヌイが選ばれたといいます。
その氏は、2021年12月に逮捕され、投獄。
刑期はさらに15年延長の可能性という記事が、今月にも出たようです。
ナワリヌイ氏の刑期、さらに15年延長の可能性
「ナワリヌイ」公式HP
プーチンの強敵ですから、抹殺されることは
分かっているのに止めないとは・・・
何十年たち歴史が裁いてくれるでしょうね。
あんなロシアにおいて何て勇気ある行動をする人なのでしょう。100人に入るのも当然。
あの時何でロシアに戻ったのか?逮捕されるのはわかっていたのですから不思議です。
「エロイカより愛をこめて」
この本でNATOを知り、またスパイなどの事も。
最後に読んだのは、KGBが解体され後ぐらい。
解体されたと言っても本質はどうだったんだろうと最近になって思ってます。
仔熊のミーシャってコードネームのスパイが描かれてましたがプーチンを思い出してます。
10年前ぐらいに最新刊が出ているようなので読んでみようかなと思ってます。
パンツに毒・・・どのようにしたのか。
何が暗躍したのか?
謎ですね。
そりゃ命を狙われるでしょうね。
しかし、先々、歴史が証明してくれるとしても
今この瞬間にも、最大警備の刑務所の奥に閉じ込められていると思うと…
しかも、何十年閉じ込められるか分からないとは…
とにかくロシアの刑務所に一度入れられたら、
いつ出られるか分からない、中で何をされるか分からない。
正視できないような酷い拷問の様子を、今までどれだけロシアの刑務所に関する映画で見て来たことか。
実際、今月にも、警備最高度の刑務所に移されたようです。
パンツに毒、映画では詳細は語られなかったので私も不思議だったのですが
下の記事の中で
”CNNが照会した毒物学者は、もし粒状のものを衣類に付着させれば、被害者が汗をかくとノビチョクは皮膚を通じて吸収されるだろうと語る”と。
なんたって国家ぐるみなんだから、ホテルの彼の部屋に忍び込んで
パンツに毒を付着させるくらい、簡単なのじゃないでしょうか?
https://www.cnn.co.jp/world/35164252.html
なんたってドキュメンタリーですものね。
奥方と一緒に飛行機で帰国して
彼は逮捕されてしまうのです。
そしてまだずっと檻の中…