Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

カカオの効能

2023年11月12日 | 社会

友人に誘われて、カカオ・クッキング教室に行って来ました。
カカオサロンエイフクを経営なさる主催者I氏によると、カカオは健康にとても良いらしい。
このサイトにいたっては、便通、認知機能、動脈硬化、血圧、美容、免疫機能のどれにもよいと。
(これは明治製菓のサイトである訳ですが)
昔はコーヒーやカカオなど、健康にあまりよくないと言われていたような気がしますが、最近では妙にもてはやされているような…



ともかく茅場町の綺麗なクッキングスタジオにガーナ人のダニエルさんを加えた男女十数人が集まり、お喋りしながら楽しく調理しました。
鶏挽肉、タマネギ、ターメリック、ガムラマサラ、トマトジュース、カカオバター、カカオパウダー、ニンニク、ショウガで作るカカオカレーは、炒めて煮込むだけで結構簡単。
ターメリックライスは炊飯器で炊き、別にカカオチャイを。
チョコレートムースは、チョコレート、砂糖、豆乳、生クリームで作り、柿とミントの葉を添えて。
どれも美味しく頂きました。



ガーナはカカオの一大産出国ではあるけれど、ガーナの子どもたちはチョコを食べたことがないという話を読んだことがありますが、I氏もそのことに衝撃を受けたのだそうです。
ダニエルさんに聞いたら(彼は英語が流暢)、それは本当のことだと。
今回作った料理もカカオ愛好者が作ったレシピであって、ガーナでは全く食べないものであるらしい。
彼はカカオ農園を持っていることもあり、カカオ繋がりで今回呼ばれていたのですって。
ガーナではどんな料理が?とお聞きしたら、キャッサバという芋で作ったフフというものが主食で、トマト味の料理がポピュラーなのだそうです。
カカオ料理、美味しかったのですが、では自宅で作ろうと思って普段使わない調味料を買うと、結局大半を捨てちゃうことになるんですよね。
それが問題。



トップ写真は、カカオサロンエイフクで以前頂いたホットチョコレートです。
コメント (10)
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「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

2023年11月11日 | 映画

1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。石油が発掘され、先住民オーセージ族は、莫大な富を得る。その財産に目をつけた白人たちが押しかけ、政略結婚、ゆすり、強奪、殺人を犯していった、実話に基づく物語。
第一次世界大戦後の帰還兵アーネスト(レオナルド・ディカプリオ)は、キングと呼ばれる叔父のヘイル(ロバート・デニーロ)を頼ってオーセージにやって来る。
先住民の女性モーリー(リリー・グラッドストーン)と早速結婚して幸せな家庭を築くが、ヘイルからモーリーの母や姉妹、その親族を殺せと命じられる。



アメリカの先住民というと、土地を奪われ、居留地に押し込められ、失業と貧困にあえぐ姿ばかりを本や映画で観て来たので、そんな裕福な人たちもいたのかとまず驚きました。
その頃のオーセージ族は豪邸を構え、車を持ち、白人のメイドや運転手を雇っていたのです。
そしてそこに群がる白人たちの貪欲さ、あくどさが、画面に時々現われる広大な自然の美しさとくっきりと対比される。
ジャーナリストのデビッド・グランがアメリカ先住民連続殺人事件について描いたベストセラー・ノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を原作に作られたということです。
この長いタイトルは、原作の「花殺し月の殺人」から取られたもので、オーセージ族保留地において、5月になると背の高い草が生え、花の光と水を吸い取って命を奪い取ってしまうことが由来とのこと。



ディカプリオが、妻を愛してはいるが金は欲しい、叔父には逆らえない、どうしたらいいんだ俺?という情けない駄目男ぶりを、見事に演じています。
そしてデニーロは、善人ぶった顔で徹頭徹尾悪いヤツを。
彼らがこれだけの数の殺人を犯しても、刑罰が(恩赦などあったとはいえ)軽くすんだのは、当時の人種差別の表れなのか。
「白人がインディアンの使用人として働くなんて罰当たりだよ」というようなセリフを、登場人物の誰かが言っていました。
アメリカ近代史の恥部を、スコセッシ監督は見事に描いていると思います。
しかし3時間半は長すぎた…

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン公式HP 

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4年の間

2023年11月10日 | グルメ

いつものジムのサウナの中で四方山話をしていたら、明日4年ぶりに銀座に行くのよと嬉しそうに言った女性がいました。
4年の間、都心方面にはまったく出かけていなかったのですって。
なんと…
我家の最寄駅から渋谷まで電車で十数分、ジムはその駅の近くにある。
そんなに近い距離なのに!?
私など、2020年の3月だったか緊急事態宣言が出た時はさすがに引き籠もっていましたが、それ以降は(ご存知のように)どれだけ出かけているか分からない。
映画、オペラ、コンサート、美術館、車のお祭り、それらに伴うランチやディナー。


コロナに関しては本当に個人差があると痛感するのは、こんな時です。
そういえば岐阜の私の実家の近くに住む、80代の叔父夫婦。
叔父は糖尿病を患っている上に元々慎重な性格なので、コロナ以降、文字通り家から出ていないらしい。
田舎のことで結構広い屋敷や庭、そして広い家庭菜園の世話と読書で、晴耕雨読の生活をしていると。
叔母はそんな叔父に不満で、私が帰省した時に、たまに母も一緒にランチなどしていたのですが。
その叔父が、この前コロナに感染したと。
幸い軽症ですんだらしいのですが、一体何処から感染したのか?(定期的に通っている病院で感染したのか?でも勿論、マスクしているのに?)
それを思うと、今のところ私が一度の感染ですんでいるのは、僥倖と言うべきなのか?



などとツラツラ考えながら、六本木ヒルズの「ビキニ」でスパニッシュ・ランチ。
上段真ん中は普通のパエリヤ、右はフィデウアといって、焦げた焼きそばみたいな、パスタを使ったパエリヤ。
スペインではよく見かけましたが、日本ではちょっと珍しいのです。
友人とシェアして、その後の3時間半の映画に備えました。



長い映画を観終わってお茶などしたら、外はもうとっぷりと暮れていました。
ヒルズのイルミネーションがもう始まっていました。

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ああ、やっぱり

2023年11月08日 | 家庭

予想していたことではありました。
16歳になったタロウ、一年位前から老化が急に進み、以前とは随分変わってきました。
戸惑いながらも老犬ってこんなものかと思っていたのですが、極めつけは先週末。
岐阜で3日間の滞在の後、私が帰って来ても、まったく反応しなかったのです。
前だったら、尻尾をちぎれるほどに振って、部屋の中を走り回って、ウレションまでして喜んでくれたのに。
尻尾を振るという姿を、もう長いこと見なくなった気がする。


昨日獣医さんで、認知症ですねと言われました。
ああ、やっぱり。
ネットで「犬 認知症 症状」などで検索すると、「飼い主に反応しない」「ふれるとおびえる」「夜鳴き」「失禁や不適切な排泄」「指示の言葉や合図がわからなくなる」などが出て来ます。
どれも当てはまる。
今の所当てはまらないのは、「グルグル廻る」くらいでしょうか。
だから驚くほどのことではありませんが…


(キッチンで。いきなりこんな風によく寝ています)

大体、獣医院で、長谷川式テストなどした訳でもない。
飼い主だって日々感じていたことなのだから、そう言われたからといって何が変わるという訳でもない。
それでも…
やっぱり悲しい。


でもタロウ、認知症になってもタロウはタロウだよ。
私のことが分からなくなっても…


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問題は…

2023年11月05日 | 社会

先日、我家に滞在したドイツ人の男の子、Bennet君から小包が届きました。
お菓子や黒パン、ハチミツ、コースター、入浴剤などコマゴマした物が色々、英語の丁寧なお礼状と共に。
今まで何人ものホストファミリーをしてきました(過去を含めて)が、こんなプレゼントを受け取ったのは初めてです。
しかも、”My mother and I thought about sending one more package to you for Chiristmas, filled with German Chiristmas stuff."とある。
いや、もう十分ですから…


こうなっては、私からもささやかなプレゼントを贈りたいと思うのです。
例えば、トールペイントで描いたウエルカムボードなんかはどうだ?
トールペイントは元々欧州から来たものだし、喜んで貰えるのじゃないかしら?
問題は、送料。


以前、シンガポールの長男宅にミカン箱いっぱいの食料小物をEMSで送って、送料は1万円でした。
ドイツに長さ25センチほどの軽い小物を送るのに、一体幾らかかるのか?
ネットで見てみたら、2㎏以下の小物を郵送するのに6千円と。
高すぎる!
腐るものではないから、いっそ船便で送るか?
こんな小さいものを船便で送ることはできるのか?
或いは他に、もう少し安く送る方法はないものか?
どなたか教えてください。



連休最後の今日、タロウを連れて少々ドライブ、公園の中のカフェ・フレスコでランチしました。
散歩もオモチャ遊びも喜ばなくなった老犬タロウですが、食欲だけはあってホッとします。

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東京タワー、消えたタロジロ

2023年11月04日 | お出かけ

東京プリンスホテルで行われたCCCJ(The Classic Car Club of Japan)の集まりに行って来ました。
11月だというのに東京は夏日、日向にいると汗をかく位のお天気。



下段左の写真のジャガーXK140FHCのオーナー・小野氏を友人に紹介して頂き、ちゃっかり乗らせて頂きました。
(私が聞いても豚に真珠なのですが、マキF1コジマF1シグマ、ヴイーマックの製作者ということです)
古いジャガー、外は真っ黒、中は真っ赤でまあお洒落なこと!



この日は熊本から上京した友人夫婦と、こちらの友人二人とで待ち合わせしていたのでした。
すぐ近くの東京タワーに行きたいとのことで歩いて向かったのですが、展望台に登るには長い行列が。
そりゃ日本人がパリに行ったらエッフェル塔を目指すように、外国人観光客が押し寄せるよねえ。
甘かった。
しかもタワーの麓にあった、タロ・ジロ以下南極越冬隊の十数匹の犬たちの像がない!
私が最後にこちらに来たのは10年以上前ですが、その時には確かにあったのに。



帰宅してから確認したら、なんと2013年に立川に移転したのですって。
知らなかった…
渋谷にはハチ公が、東京タワーにはタロジロが似合うと思うのだけどな。
結局タワーに登るのはあきらめ、やはり近くの、先月オープンしたばかりの虎ノ門ヒルズ・ステーションタワーに。

  

「虎ノ門ヒルズ駅」という名前の地下鉄の駅まで作ったというので話題になった、49階建ての巨大なビルです。
トラえもんや、アートのモニュメントはあちこちにありましたが、美術館も庭もないのがちょっと残念。


(東京プリンスホテルのロビー)

東京プリンスに戻って、ティーサロンピカケでお茶を。
このホテルもとっても久しぶりでしたが、古いだけあって天井が低いのが残念なものの、独特の落ち着いた雰囲気は昔のままでした。



夜は「うしごろ西麻布本店」の個室で焼肉ディナー。
写真は最初の2枚しか撮らなかったので、下段の写真はネットから頂きました。
よく喋り、よく笑い、よく食べた一日でした。

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殿、御乱心

2023年11月01日 | 社会

全国で熊が出没している今日この頃。
熊駆除に対し、自治体に熊が可哀想という抗議の電話が殺到している件について
「すぐ切ります。ガチャン!」と回答した秋田知事に、賞賛の声が寄せられているのだそうです。
そりゃねえ、おなかを空かせて必死な熊も可哀そうだけど、人命には変えられないでしょう。


しかし秋田知事って最近、他でも聞いた気がする。
そうだ、じゃこ天を貧乏くさいと言った人だ!
魚のすり身を揚げた愛媛県の郷土料理じゃこ天のことを
「メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」と発言したのです。
いや、こりゃいかんでしょう!?
その後、秋田知事は公式に謝罪したそうですが…
私はじゃこ天をさっと焼いて大根おろしを乗せ、ポン酢をかけて食べるのが好きです。



秋田知事ってどんな人?とググってみたら、
佐竹敬久(さたけのりひさ)氏74歳、秋田県知事なんと4期目。
”佐竹北家の末裔。佐竹北家は清和源氏の名門佐竹氏の分家にあたり、江戸時代には秋田藩の角館の統治を行っており、明治時代には男爵に叙せられた”(Wikiより)
秋田のお殿様だったのね。
なんとなく納得しました。
そしてその後、愛媛の蒲鉾店に「ウチの知事が失礼しました」と秋田県からのじゃこ天の注文が殺到しているのですって。
県民の方が知事よりも大人だったのねえ。


トップ写真は感情が鈍化して犬嫌いも薄まったような老犬タロウ。
以前ならあり得ない光景。

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