「人気ブログランキング」ポイント急減問題(その3)
引き続き、ブログランキングのポイント急減問題について続報する。
昨日の本ブログのアクセスは
ユニークアクセス:19,059
トータルアクセス:46,650
であった。
5月11日以降のアクセスを以下に再掲する。
2009年5月11日(月) 19,177 44,716
2009年5月12日(火) 20,810 45,919
2009年5月13日(水) 17,331 37,216
2009年5月14日(木) 16,856 35,756
2009年5月15日(金) 16,307 36,098
2009年5月16日(土) 15,336 35,660
2009年5月17日(日) 15,826 37,058
2009年5月18日(月) 19,629 46,006
2009年5月19日(火) 18,279 40,952
2009年5月20日(水) 17,666 38,882
2009年5月21日(木) 16,854 37,684
2009年5月22日(金) 17,089 37,661
2009年5月23日(土) 14,206 30,880
2009年5月24日(日) 14,378 32,859
2009年5月25日(月) 17,244 37,250
2009年5月26日(火) 16,846 36,432
2009年5月27日(水) 17,371 39,197
2009年5月28日(月) 19,057 46,650
昨日、5月28日も多数の読者の閲覧を賜った。心からお礼申し上げたい。
「人気ブログランキング」からは、本日10時40分に下記のメールがあった。
(ID:629348)植草一秀の『知られざる真実』 管理者様
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
『人気ブログランキング』です。
修正を確認致しました。ご対応ありがとうございます。
今後とも、当サービスを宜しくお願い致します。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
人気ブログランキング
http://blog.with2.net/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
この通知では、どのようなルールが設定されており、どのような措置が取られているのかが分からない。ルールが明確でなければ、「恣意的な」運用を行なうことも可能になってしまう。その意味でルールの開示と今回の措置についての説明を求めたい。
昨日も本ブログへのアクセスは非常に多かったが、すべての修正を終えたにもかかわらず、まだ、ランキングポイントへの反映が制限されているのだろうか。「人気ブログランキング」には、実情をお知らせ賜りたいと同時に、ぜひとも公正な運営をお願いしたい。
ところが、驚いたことに、ニフティが運営する「ココログ人気ブログランキング」でも驚くべき事態が発生した。
本ブログが突然、ランキングから除外された。
昨日のアクセス数は
ユニークアクセス:19,059
トータルアクセス:46,650
と極めて多かった。最近はココログ人気ブログランキングで3位~5位あたりにランキングされていたが、突然、何の連絡もなくランキングから除外された。
昨年10月に本ブログが閉鎖された件では、ニフティからの事前連絡が、「当該記事削除」(2008年10月28日通知内容)であったにもかかわらず、10月30日に、突然、「ブログ閲覧不能措置」(2008年10月30日)が取られた。事前通告の内容と取られた措置が異なるのは問題であったと思う。
今回の措置について、ココログ事務局からはまったく連絡がない。
「文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』」主宰者の山崎行太郎氏が、
「植草ブログの「人気ブログランキング」の急落について」
と題する記事を掲載下さり、次のように記述された。
「「人気ブログランキング」の上位に、つまり具体的に言えば、この所、常に「二位」を維持し、政界その他への影響力も無視できない人気ブログ「植草一秀ブログ」が、突然、ランキングが急落し始めているが、明らかにこれは、ランキング会社サイドからの何らかの操作があったと思われるわけで、その理由としては、「ランキング誘導の説明文が、長すぎる」ということのようで、会社から植草氏の下へ警告が来たらしく、それが原因で急落ということのようだが、何故、今頃になって、「ランキング誘導の説明文が長すぎる」という警告が発せられるのか、そして点数がカウントされなくなるのか、ちょっと首を傾げたくなる事態だが、実は、僕もまったく同じことを、僕が激しく「小泉・竹中構造改革批判」「安倍晋三内閣批判」を展開している頃に体験しているので、別に不思議なこととは思わない。
「小泉・竹中構造改革」の頃から、政権側が、ネットやブログを政権運営のツールとして利用していることは明らかで、あるいは監視していることは明らかであり、たとえば小泉政権、安倍政権の頃、上位にいた有名な人気ブログが、すでに役目を終えたのかどうか知らないが、いくつかブログ自体が消えている場合もあるわけで、それら消えたブログの背後には、明らかに、その後「ポリシーウォッチ」に結集する竹中平蔵グループや、「チーム世耕」と呼ばれた政権サイドのグループ等がいたはずだと僕は見ている。」
さらに、
「この「人気ブログランキング」も、かなり恣意的に操作され、政治的に悪用されているらしいことは、おそらくこの「人気ブログランキング」に登録している人の多くが、うすうす感じていることで、僕も、登録しているにもかかわらず、この「人気ブログランキング」の数字をまったく信用していない。特に上位10位以内のブログの点数には、何らかの政治的操作が加わっているらしく、特に政権交代、解散・総選挙を目前に控えている今、政治的操作は活発に行われているはずで、怪しいものだと思っていた方がいいだろう。それでも、僕がこの「人気ブログランキング」に登録しているのは、この「人気ブログランキング」からやってくる読者が圧倒的に多く、まだまだ利用価値があると思うからである。」
と指摘されている。
昨日紹介した、「チラシの裏」様の指摘と重なる部分が多い。私は、ブログ初心者で、「人気ブログランキング」へのリンクの貼り方も長い間、間違っていた。バナーをクリックしていただいても、得点を得られないような間違ったリンクを貼っていた。そのためポイントを得られずにいたところ、「チラシの裏」様が、「リンクの貼り方がおかしい」とご指摘くださり、修正したところ、ポイントが急増してランキング上位に移行した経緯があった。
「チラシの裏」様の論評を私はいつも感慨をもって拝読させていただいているが、この意味でも「チラシの裏」様にはいつも深く感謝申し上げている。
誤解があると困るので明記するが、私は私の個人的な利害に基づいてこの問題やブログランキングにこだわっているのではない。個人的には、ランキングが大きな励みになることは事実だが、重大な問題だとは思っていない。
しかし、政権交代を問う、日本の命運を分ける総選挙を目前にして、国民が間違った判断を下さぬよう、また、国を憂い、日本刷新を追求する政党や政治家、あるいは本当の意味での有識者に、間違った判断を下してもらいたくないと願っている。そのために、ネットから「真実」の情報を発信し、ひとりでも多くの方に、「真実」を探求してもらうことが極めて重要だと考えている。これが、ランキング問題等を重視する理由である。
もちろん、自分の力が微小なものであることは認知している。しかし、マスメディア情報空間が政治権力によって支配されている今日、唯一、「知られざる真実」の情報を発信できるのは、「単行本」と「ネット情報」、そしてごく一部の優良ジャーナリズムしかないのが現状である。
ネット情報はそれでも万単位の人々にリアルタイムで情報を発信できる、現状では最も有力な情報発信手段になっている。そして、より重要な点は、ネット情報を入手する人々の多くが、極めて強い政治意識を保持していることである。この万単位の人々が核になって情報を積極的に発信してゆけば、マスメディア情報に対する一定の抑止力を働かせることが可能になると考える。
明治維新の時代、日本の人口は3000万人だった。3000万人の人口の時代、3000人の志士が日本を動かした。政治意識の高い1万人は1億人の日本を動かしうる力を潜在的には有していると思う。
ブログランキング上位に位置することで、「真実」の情報を一人でも多くの方に伝えることができる。そのことを私は重視している。
「人気ブログランキング」と関係のない「ココログ」=「ニフティ」≒「富士通」が、ランキングから本ブログを除外したことは、重大な事象であると認識する。
幸い、本ブログへのアクセス数はまったく減少しておらず、むしろ、やや増加しているので、私としては、いかなる妨害や弾圧があろうとも、草の根からの情報発信を継続してまいりたいと思う。
「特権官僚」、「大資本」、「外国資本」と「政治屋」が癒着し、「御用メディア」を総動員して世論を誘導することによって、「政官業外電=悪徳ペンタゴン」が巨大利権政治構造を死守しようとするなかで、日本政治を「国民の幸福を実現する政治」に刷新する、史上最大のチャンスが近づいている。それが、次期総選挙である。
この総選挙を通じて本格的な政権交代を実現し、日本政治を「利権政治」から「民主政治」=「国民主権政治」に刷新しなければならない。この志を共有する多くのブロガーの皆様と連携して、私も微力ながら力を尽くしたいと思う。何らかの連携運動を展開できたらとも思う。
こうしたブログを支援してくださる多くの読者の皆様がすべての力の源泉になる。引き続き温かい、そして熱いご支援を賜りますよう心からお願い申し上げる。
末尾になってしまいましたが、「植草事件の真相掲示板」管理人のgigi様には、大変ご負担をおかけしてしまい、恐縮に存じます。gigi様ならびに有益な情報を提供下さっている投稿者の皆様に深く感謝申し上げます。