格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

「人気ブログランキング」ポイント急減問題(その3)

2009-05-29 22:02:33 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

「人気ブログランキング」ポイント急減問題(その3)
引き続き、ブログランキングのポイント急減問題について続報する。


昨日の本ブログのアクセスは
ユニークアクセス:19,059
トータルアクセス:46,650
であった。


5月11日以降のアクセスを以下に再掲する。




2009年5月11日(月) 19,177 44,716




2009年5月12日(火) 20,810 45,919




2009年5月13日(水) 17,331 37,216




2009年5月14日(木) 16,856 35,756




2009年5月15日(金) 16,307 36,098




2009年5月16日(土) 15,336 35,660




2009年5月17日(日) 15,826 37,058




2009年5月18日(月) 19,629 46,006




2009年5月19日(火) 18,279 40,952




2009年5月20日(水) 17,666 38,882




2009年5月21日(木) 16,854 37,684




2009年5月22日(金) 17,089 37,661




2009年5月23日(土) 14,206 30,880




2009年5月24日(日) 14,378 32,859




2009年5月25日(月) 17,244 37,250




2009年5月26日(火) 16,846 36,432




2009年5月27日(水) 17,371 39,197




2009年5月28日(月) 19,057 46,650




 昨日、5月28日も多数の読者の閲覧を賜った。心からお礼申し上げたい。


 「人気ブログランキング」からは、本日10時40分に下記のメールがあった。

 


(ID:629348)植草一秀の『知られざる真実』 管理者様
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
『人気ブログランキング』です。
修正を確認致しました。ご対応ありがとうございます。
今後とも、当サービスを宜しくお願い致します。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
人気ブログランキング
http://blog.with2.net/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 


 この通知では、どのようなルールが設定されており、どのような措置が取られているのかが分からない。ルールが明確でなければ、「恣意的な」運用を行なうことも可能になってしまう。その意味でルールの開示と今回の措置についての説明を求めたい。


 昨日も本ブログへのアクセスは非常に多かったが、すべての修正を終えたにもかかわらず、まだ、ランキングポイントへの反映が制限されているのだろうか。「人気ブログランキング」には、実情をお知らせ賜りたいと同時に、ぜひとも公正な運営をお願いしたい。


 ところが、驚いたことに、ニフティが運営する「ココログ人気ブログランキング」でも驚くべき事態が発生した。


 本ブログが突然、ランキングから除外された。


 昨日のアクセス数は
ユニークアクセス:19,059
トータルアクセス:46,650
と極めて多かった。最近はココログ人気ブログランキングで3位~5位あたりにランキングされていたが、突然、何の連絡もなくランキングから除外された。


 昨年10月に本ブログが閉鎖された件では、ニフティからの事前連絡が、「当該記事削除」(2008年10月28日通知内容)であったにもかかわらず、10月30日に、突然、「ブログ閲覧不能措置」(2008年10月30日)が取られた。事前通告の内容と取られた措置が異なるのは問題であったと思う。


 今回の措置について、ココログ事務局からはまったく連絡がない。


 「文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』」主宰者の山崎行太郎氏が、
「植草ブログの「人気ブログランキング」の急落について」
と題する記事を掲載下さり、次のように記述された。


「「人気ブログランキング」の上位に、つまり具体的に言えば、この所、常に「二位」を維持し、政界その他への影響力も無視できない人気ブログ「植草一秀ブログ」が、突然、ランキングが急落し始めているが、明らかにこれは、ランキング会社サイドからの何らかの操作があったと思われるわけで、その理由としては、「ランキング誘導の説明文が、長すぎる」ということのようで、会社から植草氏の下へ警告が来たらしく、それが原因で急落ということのようだが、何故、今頃になって、「ランキング誘導の説明文が長すぎる」という警告が発せられるのか、そして点数がカウントされなくなるのか、ちょっと首を傾げたくなる事態だが、実は、僕もまったく同じことを、僕が激しく「小泉・竹中構造改革批判」「安倍晋三内閣批判」を展開している頃に体験しているので、別に不思議なこととは思わない。


「小泉・竹中構造改革」の頃から、政権側が、ネットやブログを政権運営のツールとして利用していることは明らかで、あるいは監視していることは明らかであり、たとえば小泉政権、安倍政権の頃、上位にいた有名な人気ブログが、すでに役目を終えたのかどうか知らないが、いくつかブログ自体が消えている場合もあるわけで、それら消えたブログの背後には、明らかに、その後「ポリシーウォッチ」に結集する竹中平蔵グループや、「チーム世耕」と呼ばれた政権サイドのグループ等がいたはずだと僕は見ている。」


 さらに、
「この「人気ブログランキング」も、かなり恣意的に操作され、政治的に悪用されているらしいことは、おそらくこの「人気ブログランキング」に登録している人の多くが、うすうす感じていることで、僕も、登録しているにもかかわらず、この「人気ブログランキング」の数字をまったく信用していない。特に上位10位以内のブログの点数には、何らかの政治的操作が加わっているらしく、特に政権交代、解散・総選挙を目前に控えている今、政治的操作は活発に行われているはずで、怪しいものだと思っていた方がいいだろう。それでも、僕がこの「人気ブログランキング」に登録しているのは、この「人気ブログランキング」からやってくる読者が圧倒的に多く、まだまだ利用価値があると思うからである。」
と指摘されている。


 昨日紹介した、「チラシの裏」様の指摘と重なる部分が多い。私は、ブログ初心者で、「人気ブログランキング」へのリンクの貼り方も長い間、間違っていた。バナーをクリックしていただいても、得点を得られないような間違ったリンクを貼っていた。そのためポイントを得られずにいたところ、「チラシの裏」様が、「リンクの貼り方がおかしい」とご指摘くださり、修正したところ、ポイントが急増してランキング上位に移行した経緯があった。


 「チラシの裏」様の論評を私はいつも感慨をもって拝読させていただいているが、この意味でも「チラシの裏」様にはいつも深く感謝申し上げている。


 誤解があると困るので明記するが、私は私の個人的な利害に基づいてこの問題やブログランキングにこだわっているのではない。個人的には、ランキングが大きな励みになることは事実だが、重大な問題だとは思っていない。


しかし、政権交代を問う、日本の命運を分ける総選挙を目前にして、国民が間違った判断を下さぬよう、また、国を憂い、日本刷新を追求する政党や政治家、あるいは本当の意味での有識者に、間違った判断を下してもらいたくないと願っている。そのために、ネットから「真実」の情報を発信し、ひとりでも多くの方に、「真実」を探求してもらうことが極めて重要だと考えている。これが、ランキング問題等を重視する理由である。


もちろん、自分の力が微小なものであることは認知している。しかし、マスメディア情報空間が政治権力によって支配されている今日、唯一、「知られざる真実」の情報を発信できるのは、「単行本」と「ネット情報」、そしてごく一部の優良ジャーナリズムしかないのが現状である。


ネット情報はそれでも万単位の人々にリアルタイムで情報を発信できる、現状では最も有力な情報発信手段になっている。そして、より重要な点は、ネット情報を入手する人々の多くが、極めて強い政治意識を保持していることである。この万単位の人々が核になって情報を積極的に発信してゆけば、マスメディア情報に対する一定の抑止力を働かせることが可能になると考える。


明治維新の時代、日本の人口は3000万人だった。3000万人の人口の時代、3000人の志士が日本を動かした。政治意識の高い1万人は1億人の日本を動かしうる力を潜在的には有していると思う。


ブログランキング上位に位置することで、「真実」の情報を一人でも多くの方に伝えることができる。そのことを私は重視している。


「人気ブログランキング」と関係のない「ココログ」=「ニフティ」≒「富士通」が、ランキングから本ブログを除外したことは、重大な事象であると認識する。


幸い、本ブログへのアクセス数はまったく減少しておらず、むしろ、やや増加しているので、私としては、いかなる妨害や弾圧があろうとも、草の根からの情報発信を継続してまいりたいと思う。


「特権官僚」、「大資本」、「外国資本」と「政治屋」が癒着し、「御用メディア」を総動員して世論を誘導することによって、「政官業外電=悪徳ペンタゴン」が巨大利権政治構造を死守しようとするなかで、日本政治を「国民の幸福を実現する政治」に刷新する、史上最大のチャンスが近づいている。それが、次期総選挙である。


この総選挙を通じて本格的な政権交代を実現し、日本政治を「利権政治」から「民主政治」=「国民主権政治」に刷新しなければならない。この志を共有する多くのブロガーの皆様と連携して、私も微力ながら力を尽くしたいと思う。何らかの連携運動を展開できたらとも思う。


こうしたブログを支援してくださる多くの読者の皆様がすべての力の源泉になる。引き続き温かい、そして熱いご支援を賜りますよう心からお願い申し上げる。



末尾になってしまいましたが、「植草事件の真相掲示板」管理人のgigi様には、大変ご負担をおかけしてしまい、恐縮に存じます。gigi様ならびに有益な情報を提供下さっている投稿者の皆様に深く感謝申し上げます。


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御用メディア全体を覆う党首討論偏向報道

2009-05-29 21:12:33 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

御用メディア全体を覆う党首討論偏向報道
 昨日5月27日に実施された、民主党鳩山由紀夫代表と自民党麻生首相とによる初めての党首討論について、マスメディアがそれぞれに報道したが、昨日付け本ブログ記事
「党首討論鳩山代表西松発言核心をカットしたNHK」
に記述した問題が、広範に広がっていたことが判明した。


 麻生首相が最も強調した問題点は、西松事件についての小沢前代表の「説明責任」だった。麻生首相は小沢前代表ならびに民主党の説明が不十分であることを問題とした。


 これに対し、鳩山由紀夫代表は、「民主党が設置した有識者会議がすでに小沢代表から2時間程度のヒアリングを実施して、近く報告書が出るので、その報告書をよく読んでいただきたい」と明言した。


 マスメディアはこれまで念仏のように「説明責任」と叫び続けてきた。麻生首相もそうだ。その疑問を党首討論で麻生首相が執拗に問いただした。




 この質問に対して、民主党が真摯に取り組み、「説明責任」を果たすために取った行動を説明した。民主党鳩山代表が、マスメディアが騒ぎ続けてきた質問に対する「回答」を示したのに、テレビ各社は私が確認した範囲では、1社も鳩山代表のこの発言を放送しなかった。


 メディア各社は世論調査にいそしんで、「国民は説明を求めている」と言い続けてきたのではないのか。その「質問」に真正面から答えているのに、一切報道しないのは一体どういうことなのか。


 御用メディアが、「民主党攻撃」を目的に行動していることを明白に示す証左(しょうさ)である。民主党はこのような「偏向メディア」の存在を前提に、次期総選挙で勝利しなければならないのだから、勝利のハードルは極めて高い。


 アウェイのゲームで、かつ、「中東の笛」以上の偏向レフェリーの審判で試合をするのだから、サッカーで言えば10対0以上の大差で勝利しないとならないことになる。


 TBS、フジテレビは「各党の反応」の放送から、社会民主党と国民新党を除外した。国会勢力から社会民主党と国民新党を排除するのは、テレビ朝日「サンデープロジェクト」方式だが、メディアの権力迎合汚染が深刻に広がっていることを端的に示している。


 党首討論に関連して、もう一点、明確にしておくべきことがある。


 麻生首相は鳩山氏が民主党代表に就任し、小沢前代表が代表代行に就任したことについて、「これが責任の取り方なのか」と批判した。


5月11日付記事
「逆風を順風に転じさせる小沢民主党代表の英断」
にすでに記述したが、麻生首相は小沢前代表の辞意表明記者会見の内容を自分の目で確認したのだろうか。確認したうえで、今日のような質問をするのなら、麻生首相は日本語を理解する能力を持っていないとしか考えられない。


5月11日の記者会見で、小沢前代表は、代表辞任が「引責辞任」でないことを明言している。政治資金の処理に関しても「一点のやましいところもない」ことを明言している。


3月3日の秘書逮捕そのものを、「政治謀略」、「不正な検察権力行使」であるとの認識を示しているのだ。そのなかで、マスメディアが政治権力の手先と化して、不正で不当な民主党攻撃を続け、民主党に非はないが、次期総選挙に対する激しい妨害が展開される恐れが高まったため、小沢代表が筋を曲げて代表を辞任することで、政権交代実現に向けての障害を取り除く判断をしたのである。


小沢前代表はこのことを、非常に分かりやすく記者会見で説明した。仮に記者会見の録画を見ていなくても、発言内容を確認すれば、この内容を知ることは可能である。


小沢氏の主張、見解に対してどのような意見、感想を持とうとも、それは自由である。麻生首相が、小沢氏の考え方を正しくないと思うなら、その考えを述べることは妨げられない。


しかし、代表をやめたのに代表代行に就任したのが理解できないとか、鳩山氏が「殉ずるときには共に殉ずると言っていたのに代表に就任するのはおかしい」と批判するのは、批判内容が間違っている。


小沢氏は「引責辞任」したのでないから、堂々と党の要職に就任したのだ。鳩山氏が代表に就任する正統性を備えているのも、小沢代表の辞任が「引責」ではなく、「戦術的」なものだったからである。小沢氏が「引責辞任」したのであれば、鳩山氏が後継代表に就任する可能性はゼロだったと断言できる。


私が後継代表に就任するのは鳩山氏が最適であると主張したのも、小沢氏の辞任が「引責でない」ことが明確だったからである。


麻生首相が批判するなら、「小沢氏は引責辞任でないことを明言して辞任したが、責任を感じないのはおかしいのではないか」と主張するべきだ。


これに対し、鳩山氏も、小沢氏も、「政治資金の処理は適正に行っており、引責の事由は存在しない」ことを明言して反論するだろう。


麻生首相は「逮捕されたんだから悪いことがあったのではないか」との趣旨の発言を繰り返したが、この発言に麻生首相の前近代的な理解が示されている。


フランス人権宣言第9条(無罪の推定)に以下の条文がある。
「何人も、有罪と宣告されるまでは無罪と推定される。」


さらに、裁判所の「有罪」にも多くの間違いが存在することが随所で明らかになっている。


鳩山代表は、検察権力の不正行使の疑いに対して、民主党として、毅然とした態度で対峙することを鮮明に示した。この事実ひとつをもって、民主党が代表選で最善の選択を示したことが証明されている。


国民は、小沢代表が「引責辞任」ではなく、マスメディアの集中攻撃が政権交代実現の妨げになるから、筋を曲げて代表を辞任し、その後に前幹事長であった鳩山氏が代表に就任し、小沢氏が筆頭代表代行に就任して総選挙の責任者を務めるとの布陣を確認したうえで、世論調査に回答した。


その世論調査では、


次期首相には麻生氏よりも鳩山由紀夫氏がふさわしく、
総選挙比例区ではより多くの人が自民党でなく民主党に投票し、
自民党よりも民主党を支持する、
との見解が示されたのだ。


鳩山代表が麻生首相に指摘したように、麻生首相が「国民世論の声」を強調するなら、民主党代表選後の世論調査結果やさいたま市長選結果などに示された国民の声にも耳を傾けなければ、辻褄が合わないのではないか。


岩見隆夫氏もまったく麻生首相とおなじ誤りを犯している。小沢代表の発言を、まずは言葉通りに受け止めるのが基本だろう。そのうえで論評すればよいのに、自分の頭の中だけで、勝手にストーリーを決めて、小沢氏の行動がそのストーリーから外れるからといって小沢氏を非難するのだ。さすがに、麻生首相に会食に呼ばれて食事をする関係だけのことはある。


どのような論評を示そうと、それは自由だが、民主党の小沢前代表が「引責辞任」したのでないことは、紛れもない事実で、このことは数千万人が注視する記者会見で明言したことなのである。その事実を踏まえない議論は、議論として失格である。


西松事件を通常の事件と見なす見地と、これを卑劣な政治謀略と見なす見地との間に大いなる隔たりが存在することを忘れてはならない。そして、この二つの見地のいずれか一方を無条件に正しいとする論拠は存在しない。与党の見地と野党の見地は対等に扱われねばならない。


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