格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

小沢一郎政権樹立を阻止する対米隷属勢力の正体

2012-07-04 21:04:32 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


小沢一郎政権樹立を阻止する対米隷属勢力の正体




元外務省情報局長の孫崎享氏が新著『戦後史の正体』を出版される。



そのパイロット版をご恵送賜った。




孫崎氏はこの3月に講談社現代新書から、



『不愉快な現実-中国の大国化、米国の戦略転換-』



を発表されたばかりである。



精力的なご執筆活動に驚嘆するとともに、心からの敬意を表したい。



『不愉快な現実』では、いま日本で喧(かまびす)しい尖閣諸島の問題についても、もっとも正確で精密な現状分析が示されている。



米国は尖閣諸島を日米安保条約第5条が適用される日本の管轄地としながらも、尖閣諸島の領有問題について、尖閣諸島の領有権が「係争中」にあり、日本と中国のいずれの側にもつかないとの立場を明確にしている。



尖閣問題を論じる際に、歴史的経緯および現実の事実関係を正確に把握することは何よりも重要なことであるが、通常のマスメディアは、このような基礎的な事実関係を正確には伝えない。



このことが、領有権に関する国際間の紛争を助長する側面があることを見落とせない。



孫崎氏の新著は7月30日に刊行予定とあり、ご恵送賜った著書は、パイロット版である。本の出版前に広く情報を周知させるという、新しいスタイルの出版方式が取られている。



孫崎氏が「はじめに」に書かれているように、本書は、



「これまでほとんど語られることのなかった「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史を読み解いたもの」



である。孫崎氏が記述するように、「「米国の意向」について論じることは、日本の言論界ではタブー」である。ここに正面から切り込んだ著書であり、すべての国民必読の書であると思われる。



本書はそもそも孫崎氏が出版社から、「高校生でも読める日米関係の本」として提案された書である。



この提案に対して孫崎氏が野心的に対応し、冷戦後ではなく第二次大戦の終了から今日までの日米関係全体が描かれることになった。



編集担当の矢部宏治氏が冒頭に記述されているように、文字通り



「まさに数十年に一度、書かれるか書かれないかという本である」



と私も思う。



すべての国民が本書を精読して、この国のかたちを、正確に捉えることが必要不可欠だ。



本書の主題は日本の外交政策の変遷である。その変遷とは、「対米追随」と「自主独立」との間でのせめぎ合いを指す。



言うまでもなく、敗戦後日本の主軸は「対米追従」であった。



しかし、「対米追従」が主軸であり続けるなかで、何人かの日本の代表者が、日本の「自主独立」の道を模索してきた。



しかしながら、「自主独立」の道を模索した数少ない日本の代表者に対して、米国はことごとく厳しい圧力をかけ、その存在を排斥してきた。



孫崎氏はこの現実を鮮明に、そして精緻に浮かび上がらせている。
 





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私は2010年に『日本の独立』を上梓した。



『日本の独立』のタイトルに込めた判断と思いは、孫崎氏と共通するものであると考える。



私は戦後日本政治の支配者を「米・官・業・政・電」の五者であると捉えた。そして、この構造の頂点にあるもの、すなわち日本を実効支配し続けてきたものを米国であると判断した。



米国を頂点とするピラミッド構造。これが、戦後日本政治の基本構造である。



この米国が官僚機構と大資本と連携して日本を実効支配する。その、いわば手先として活動してきたのが政治屋と御用メディアである。



孫崎氏の精密な記述を通読するなかで、私は自分が『日本の独立』で描いた現代日本の基本構造が間違いでないことを改めて確信した。



戦後日本の対米追従体制。私は「対米隷属」という表現を用いたが、その元祖は吉田茂であるとの見解を拙著に明記した。外務省における吉田茂の後輩にあたる孫崎氏が、まったく同様に吉田茂こそ、対米追従路線の創始者であることを明記された。



吉田茂に対する美談が戦後日本史の主流を占めてきた状況に、大きな変化が生じることになると予想される。



本書の冒頭に、編集者の矢部宏治氏が提示された問題意識は極めて重要である。



○人類史上最悪といわれる原発事故が起きた。なのになぜ、それまで「絶対に安全だ」と言い続けてきた責任者たちは誰も責任を問われず、逆に「安全性が確保された」などと言って再稼働を求めているのか。



○公約をかかげて勝利した政権与党の党首(野田首相)が、なぜ公約に完全に反した政策を「命をかけてやりとげる」などと言い続けているのか。



○本来、社会正義の守り手であるべき検察が、なぜ組織ぐるみで証拠を捏造し、有力な首相候補である政治家(小沢一郎氏)に冤罪を着せようとしたのか。検察官の不正はあきらかなのに、なぜ彼らは罰せられないのか。



○右のようなきわめて重大な問題を、なぜ大手メディアは批判せず、むしろ不正に加担しているのか。



「こうした数々の重大な疑問を解くためには、「戦後日本」が誕生した終戦直後(占領期)まで歴史をさかのぼって考える必要がある」と矢部氏は記述する。



天木直人氏は「小沢一郎氏に最強の味方が現れた!」と論評されているが、小沢一郎氏問題を正しく理解するには、戦後日米関係を冷徹に洞察する視点が不可欠なのである。



昨日のブログ・メルマガ記事のなかで、小沢一郎氏およびその同志について、「始末に困る者」との表現を用いた。



説明が不足したので、誤解を与えかねない表現だったが、その真意は、言うまでもなく西郷南洲翁遺訓にある「始末に困る者」にある。



「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり、この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」



自己の利得だけを追求する者が跋扈するのが、残念ながら日本の現実である。



このなかで、日本の世直しを実現できるのは「始末に困る者」だけである。





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今度こそ[小沢政権]を誕生させるには[小沢事件]の[真相]を

2012-07-04 18:05:47 | 杉並からの情報発信

今度こそ[小沢政権]を誕生させるには[小沢事件]の[真相]を
全国民に知らせることが不可欠!

昨日(7月2日)ついに小沢グループ50人(衆議院議員38名、参議院議員
12名)が民主党輿石幹事長宛に離党届を提出しました。当初離党者は 52名
だったのが辻恵衆議院議員と階猛衆議院議員がドタキャンしたため50名となっ
た。二人は共に弁護士で[小沢裁判]では小沢一郎氏と弘中弁護 士ら小沢弁護
団との調整役を務めていた方でしたので土壇場での[離党キャンセル]には正直
驚きました。

[離党キャンセル]した理由について辻恵氏は、【小沢先生の大義は正しいが民
主党内に残って最後まで[消費税法案]の成立阻止の努力をしたい】と 言い、
階猛氏は[事前の了解もなく勝手に離党届を出したのは手続き上問題がある]と
言っています。しかし二人は[離党]することを決断して離党届 を自ら書き小
沢氏に託していたのは事実なのですから、二人の[言い訳]は通らないと思いま
す。二人に何があったのかは不明ですが、民主党執行部の 切り崩しにあって折
れたのかも知れません。

[小沢新党]は来週にも立ち上がりますが[小沢新党]に多くの国民の支持が集
まり次期総選挙に勝利して今度こそ[小沢政権]を誕生させるには[小沢事件]
の[真実]を全国民に知らせることが不可欠だと思います。

小沢グループの離党→新党立ち上げに対して、大手マスコミ(全国紙とTV)は[日
刊ゲンダイ]以外ほとんどが否定的・批判的な論調です。何故ならば大手マスコミは
自分たちが加担した[小沢事件]という[犯罪]を隠蔽するために、意図的に[真実]を
国民の目から隠しているのです。大手マス コミの[大本営発表報道]に洗脳され[真実]
を知らない多くの国民は[小沢一郎は悪い]と批判的なままなのです。

我々が伝える[小沢事件]の[真実]とは、小沢一郎氏への一連の検察による
[強制捜査]と大手マスコミによる[バッシング]と[検察審査会]によ る2
度の起訴相当議決による[強制起訴]は、すべて[小沢民主党政権]の誕生を阻
止し小沢一郎氏の政治生命を断ち切るために米国支配層、検察、裁 判所、自民
党清和会、財界、大手マスコミなどの[特権利権]勢力が仕組んだ[戦後最大の
政治謀略事件]だということです。この事を語らない新聞や TVや評論家やコメ
ンテーターの話は全て嘘であり的外れなのです。

[脱原発]報道で異彩を放っている東京新聞[こちら特報部]の今朝の記事[小
沢元代表と日本政治考]を読んでも従来通りの[小沢批判]を繰り返し ている
だけで、[特報部]を名乗っているのであればなぜ一連の[小沢事件]を検証し
ないのか全く不思議です。

おそらく他の全国紙の編集幹部と同じく、東京新聞の編集幹部は[小沢事件]の
検証をやれば事件を仕掛けた主犯は米国支配層である事を書かざるをえ ないこ
とが初めからわかっているので検証させないのでしょう。

[週刊ポスト]7月14日号にはジャーナリストの鳥越俊太郎氏と東京新聞編集
副主幹の長谷川幸洋氏が【「小沢一郎を消せ」と命じた本当の黒幕は誰か?】
というタイトルでの対談が掲載されています。

●「小沢一郎を消せ」と命じた本当の黒幕は誰か?~鳥越俊太郎氏×長谷川幸洋氏~
週刊ポスト 2012/07/13号
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11292056542.html

記事の中で鳥越氏は[小沢問題には米国が関与している気がする]と以下のよう
な発言しています。

鳥越:これは直感的なものでしかないが、霞が関や法務・検察に加え、「小沢問
題」にはどうもアメリカが関わってるんじゃないかという気がしてなら ない。
戦後の日米関係は、歴代の自民党政権がそうであったように、アメリカの言いな
りでした。毎年、アメリカから日本に「改革要望書」が就き付け られ、アメリ
カに都合の良いように日本の制度や法律がどんどん変えられていきました。例え
ば、アメリカの大手小売店が日本進出したいと思えば「大 規模小売店舗法を廃
止せよ」と”要望”し、日本はそれを”お説ごもっとも”と聞き入れる。その結果、
日本中にシャッター通りができた。小沢氏は、 自民党時代に厳しい日米交渉を
経験している。官房副長官としては異例の政府特使になり、建設交渉、電気通信
交渉でアメリカとガンガンやり合ったタ フ・ネゴシエーター。アメリカは警戒
すべき人物だと思ったことでしょう。

鳥越:小沢氏は今でも日米基軸でしょう。ただ、言いなりではなく、主張すべき
は主張する点がこれまでの親米派と違う。期待感からそう思うのかもし れない
が、普天間問題でもオスプレイの配備計画でも、もし「小沢総理」なら違う展開
を見せたのではないですか。

それに対して長谷川氏は[米国の関与]を否定して【小沢氏が[日米基軸]から
日米中の「正三角形論」に転換した経緯がわかりにくい】と米国はなく小沢氏への
批判にすり替えて次のように言っています。

長谷川:そこは、どうでしょうか。先ほどの話と合わせて言うなら、霞が関に
とって日米記事軸は絶対不可侵の話です。だからアメリカを怒らせる政治 家は
危険人物ですが、『日本改造計画』の頃の小沢氏ははっきりと日米基軸を主張し
ています。いつから日米中の「正三角形論」になったのかはよくわ かりません
が、そうしたわかりにくい政治姿勢が不信感を招いたという見方はできます。

長谷川:政治家としての小沢氏については、私は批判的です。著書や会見などで
の主張は筋が通っているし、傾聴に値する点も多い。でもそれは表の 話。裏で
は違う顔を見せることがある。党と政府の一体化は従来からの主張で、鳩山政権
では幹事長として政府の政策に深く関与した。例えばガソリン 税の暫定税率廃
止をひっくり返したのは当時、幹事長だった小沢氏でした。これはマニフェスト
破りの第1号です。ところが、小沢氏はその決定につい て自らきちんと説明し
ていない。著書では幹事長は入閣すべきだと主張していて、そこはまだ実現して
いなかった、というのかもしれませんが、それな らそれで幹事長の自分が説明
しなければならない。理念と実際の行動に差がある。

▲ 広く国民に伝えるべき[小沢事件]の[真実]とは?

この間ブログに書き配信しました6本の記事を以下に列挙しますので是非お読み
ください。そして家族、友人、知人に話をしてください。広く情報拡散 をお願
いいたします。

(1)「小沢一郎事件」とは「日本の米国からの独立」を目指す政治家への戦後
最大の政治弾圧!2011-08-03
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/224dc49a8015d784028de7d502be0096

(2)小沢裁判は魔女狩り裁判:なぜ小沢一郎元民主党大代表は攻撃されるのか?
2012.01.12
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/48cfcba46ac81a0aacf433e3a7f1a459

(3)陸山会による土地購入収支報告書記載は「虚偽記載」や「期ずれ」どころ
か至極まっとうな手続き 2010-12-01
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/6ebc494e19215a930ce498cb8634d21c

(4)小沢一郎民主党幹事長(当時)はとっくに「説明責任」を果たしていた!
2011-10-14
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/4037161ef98cbba538cc40d9d18a9846

(5)私が小沢一郎民主党元代表を支持し支援する理由!
2012-03-06
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/2e6346897767b364f280d55f4a95f871

(6)小沢一郎元民主党代表は「野田政権打倒」と「新党結成」の烽火を挙げる
べし!2011-11-07
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/9099466b2e8ca1a922773367407e048c

(終わり)





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