「「日本未来の党」嘉田由紀子代表と小沢一郎氏による緊急公開討論報告ツイート:岩上安身氏」 (晴耕雨読)
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/254.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 02 日 14:30:01: igsppGRN/E9PQ
http://sun.ap.teacup.com/souun/9314.html
2012/12/2 晴耕雨読
https://twitter.com/iwakamiyasumi
12月1日(土)、「日本未来の党」嘉田由紀子代表と小沢一郎氏による緊急公開討論の模様を報告ツイートします。
1201 嘉田由紀子×小沢一郎 公開緊急対談
http://www.ustream.tv/recorded/27404068
嘉田代表「小沢元代表、小沢さんでいいですか。最初にお会いしたのは2006年11月15日。小沢さんはまだ民主党の代表だった。小沢さん、ぜひ政権取ってください、と言った記憶が。それが滋賀県内の新聞に乗ったら議会の自民党の人にいじめられて…」
嘉田代表「小沢さんは子供時代、印象的なことは何ですか」
小沢氏「冬はスケートをしたり、夏は野山を駆け回ったり」嘉田代表「魚とかとりましたか」
小沢氏「地元には北上川というのがあって、よくどじょうをとったりとかしました」
小沢氏「秋になると、柿とか栗とか。とっちゃいけないものをとって怒られたりとかねえ。朝から晩まで遊んでました」
嘉田代表「魚をとるには社会性が必要なんです。当時の遊びは社会性が求められませんでしたか」
小沢氏「そうですね」
嘉田代表「昨年、大津市で悲しい自殺事件がありました」
小沢氏「僕の田舎でもほとんど子供が外に出てこないという。社会性が身に付いていないんじゃないでしょうか」
嘉田代表「高校から東京に出て来たわけですか」
小沢氏「そうですね。田舎と東京とでは勉強の中身が全然違うので大変でした」
嘉田代表「田舎から出て来た劣等感とかありましたか」
小沢氏「地下鉄とか人ごみに入ると吐き気がしましたね」
嘉田代表「最初に政治家になろうと思ったきっかけは」
小沢氏「歴史が好きでして。特に明治維新。尊敬する政治家は大久保利通。好きなのは西郷さんだけど。彼らを育てた薩摩の小松帯刀、この人が生きていたら日本はもっと良くなったのではないかな」
小沢氏「坂本龍馬のような発想豊かな人もいいですけど、革命後に統治していくのは大久保利通のような人なんでしょう」
嘉田代表「明治のテクノクラートですね。龍馬もかっこいいですけど、日本の基盤を作ったのは大久保利通ですね」
小沢氏「政治の決断には絶対に情を入れてはいけない、と自分に言い聞かせています。公平にかつ客観的に。だから嫌われてますけど。わっはっは」
嘉田代表「小沢さんは本の中で選挙こそが政治の要諦だと書いています。どなたに教わったのですか」
小沢氏「選挙の先生は田中角栄先生。民主主義では、直接声をかわすことが重要。若い候補者には徹底的に歩きなさいと言っています」
嘉田代表「私も研究者としてフィールドワークをしましたが、大津の中心部ではなく、最上流から選挙活動をしました。川上作戦」
小沢氏「それを聞いて、ものすごく感銘を受けたんですよ」
嘉田代表「ありがたいです」
小沢氏「最近、国民がすごく行動的になりましたよね。びっくりしたのは、官邸前での原発に対する抗議行動。特定の政治団体がやってるわけではないんですよね。インターネットの呼びかけでみんなが集まる。日本社会では初めての現象じゃないか、と」
嘉田代表「3.11をきっかけに、日本中の目が覚めたようですね」
小沢氏「そうですね。政府発表、東電発表が、国民に真実を伝えない。放射能をしっかり封じ込めない限り、日本の未来は無いと思っています」
小沢氏「ドイツに行きまして。ドイツは全原発の廃炉を決めましたが、それは福島の事故がきっかけなのです。脱原発を掲げているのが私の党だけだと言いましたら、とても驚かれました。事故の当事者なのに、なぜなんだ、と」
嘉田代表「未来の党の発足のきっかけ。岩手の達増知事が9月に大津にいらっしゃいまして。そこで、達増さんから小沢さんに会ってほしいということを言われました。そこで、京都で小沢さんと3度お会いしました」
小沢氏「嘉田さんには本当に大きな関心を持っていたんです」
嘉田代表「民主党の政権交代時のマニフェストを読んで、わくわくしました。地域主権改革。滋賀で改革をしようとしても中央官庁の抵抗がすごい。出先機関の原則廃止はすばらしいと思いました」
小沢氏「我々は国の統治機構を変え、霞ヶ関から地域に権限委譲しようとしていた。ところが、その意味が分かっていなかった人が多かったようです」
嘉田代表「民主党の調査会に行ったら、『お前ら、こんなこと出来るのか!』って吊るし上げをくらう」
嘉田代表「橋下さんは劇薬。私は漢方薬。小沢さんは『苦い薬』だ、と。でも、『良薬、口に苦し』と言いますから」
小沢氏「わっはっは。嘉田さんは漢方薬だけだとは思わないですね。行政を仕切る力量は、西洋医学も入ってますね」
嘉田代表「原子力」
小沢氏「日本の原発は大飯の3,4号機を除いて止まっている。なのに電力は足りている。日本の場合、電力供給力はあるんですね。日本は脱原発を決めたドイツよりも、地熱とか風力とか、再生可能エネルギーのポテンシャルはあるんです」
「心配なのは、福島の放射能の封じ込めをどうするのか、ということ。そして、高レベルの放射性廃棄物の処理をどうするのか、ということ。原子力に安易に依存してきたということを反省して、再生可能エネルギーに転換することが必要だと思います」
嘉田代表「滋賀県庁に『小沢さんにダマされるな』というFAXがたくさん来ていますが、今日ご覧になって、みなさんどうでしたか?本当に、地域を愛して、現場を愛する政治家だと思います。皆さん、必ず投票に行って、政治参加をしていただきたい」