格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

安倍政権が「沖縄を切り捨てた日」記念式典挙行

2013-04-28 15:26:12 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

安倍政権が「沖縄を切り捨てた日」記念式典挙行




安倍政権は第二次大戦後、沖縄が日本から切り離され、米国の施政下に置かれることになった1952年4月28日から満61年にあたる本日、「主権回復の日」記念式典を開催する。


沖縄が日本から切り離された日であり、沖縄の人々にとっては「屈辱の日」である。


単に沖縄の人々にとって「屈辱の日」なのでなく、ほとんどすべての日本人にとって、日本が切り裂かれた日という意味で「屈辱の日」である。


「ほとんどすべて」と言ったのは、人によっては、日本の一部を切り捨ててしまうことにためらいがなかった、あるいはないかも知れないからだ。


「屈辱の日」に記念式典を実施すること自体が、安倍政権の沖縄に対する差別意識を鮮明に示すものである。


沖縄が切り離され、実質的に米国に売られた経緯においては、昭和天皇の関与が極めて大きいことが明らかにされている。


1947年9月、天皇御用掛の寺崎英成氏が連合国マッカーサー総司令部に伝えた極秘メッセージは関西学院大前教授の豊下楢彦氏の「昭和天皇・マッカーサー会見」によって明らかにされた。


天皇が米軍の沖縄占領継続を希望し、占領は長期租借(25年ないし50年、あるいはそれ以上)で、とする内容であった。


その後、入江侍従長の日記で、この内容が事実であると認定された。



4月22日に沖縄県浦添市で開かれた「主権回復・国際社会復帰を記念する政府式典」について考える、


「「天皇メッセージ」を問うシンポジウム」


では、元沖縄キリスト教短期大学学長で牧師の平良修氏が基調講演した。


平良氏は講演のなかで、


「主権回復を5・15にすべきとの声もあるが、そんなに日本の主権回復が大切か。そろそろ日本を見切るときが来ているのではないか」と述べた。


「天皇メッセージ」については、


「天皇制と自分自身を守るために、沖縄を犠牲にした。」


と指摘。


「天皇は『沖縄、奄美、小笠原を置いて独立しようと思わない』とは言わなかった。沖縄などを犠牲にして独立しようという考え方だろう。だから屈辱なのだ。」


と指摘した。


シンポジウムを伝える4月23日付の琉球新報によると、平良氏は次の訴えも示した。


「沖縄が日本にとって琉球処分、米国にとって太平洋戦争で得た「戦利品」だと指摘し「彼らにとって何をしてもいい存在でしかない」と説明した。


「そんなに日本の主権回復が大事なのか。自分たちの自立に、発送を変えよう」と訴えた。」



安倍政権の基本スタンスは、沖縄を日本政府のために利用するとのものでしかない。


沖縄を日本の一部と考え、沖縄の主張を日本の主張として受け止め、沖縄をかけがえのない日本の一部として尊重する姿勢は皆無である。


沖縄県民が総意として基地の県内建設を反対している現状のなかで、辺野古に基地を建設することを米国と決めてこれを強硬に推進しようとしている。


そして、日本政府が沖縄を切り離し、米国に売ってしまったその4月28日に、「主権回復の日」記念式典を行うというのである。


沖縄では沖縄独立の運動が一気に拡大することになるだろう。


仮に沖縄が独立することになるなら、その主因は安倍政権の沖縄差別、沖縄切り捨ての基本姿勢にあると言わざるを得ない。


メルマガの読者が『沖縄地位協定入門』の著者である前泊博盛氏に、沖縄を「琉球王国」・「琉球政府」として独立させるしかないとの意見を手紙にしたためて送られたことを教えてくれた。


沖縄の人々の率直な気持ちとして、日本と訣別し、沖縄が沖縄として独立する道を選択することは十分に考え得ることであるし、また正当な主張でもある。



実は2年前に出版された最高の沖縄ガイドブックがある。


『沖縄・米軍基地観光ガイド』(書籍情報社)


という本だ。


http://goo.gl/hPwKh







本の正式なタイトルは長い。


『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること―沖縄・米軍基地観光ガイド』


著者は矢部宏治氏である。本ブログ、メルマガで紹介させていただきたいとずっと思っていたが、当初はネットブックショップでの掲載がなく、タイミングを逸してきた。


これから沖縄は観光シーズンを迎える。


沖縄を訪問する人には、必ずこのガイドブックを片手に、沖縄の基地問題を自分の目でじっくりと見て来ていただきたい。



「屈辱の日」を「記念日」とする安倍政権の基本姿勢について、日本の国民がどのようにこれを受け止めるのかが問われる。


安倍政権=NOと考える主権者は、夏の参院選で明確にその意思を表示するべきだ。


沖縄の仲井真知事は、安倍政権が発足してから様子が完全におかしい。沖縄県民にこれまで約束してきたことを根底から覆す姿勢が垣間見られている。


普天間返還で辺野古建設だと、米軍基地負担の沖縄依存度は、73.8%から73.1%にしか変化しない。これをもって、沖縄の基地負担の軽減とはよく言えたものだ。


そして、記念式典がなぜ4月28日であるのかについても、よく考える必要がある。







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戦後史の正体:韓国版によせて  孫崎 享 

2013-04-28 07:19:23 | 阿修羅


戦後史の正体:韓国版によせて  孫崎 享 
http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/841.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 28 日 00:09:00: igsppGRN/E9PQ


http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/folder/1517162.html
★孫崎享氏の視点ー(2013/04/27)★ :本音言いまっせー!


私は36年間外務省で勤務しました。
外国では英国、ソ連、イラク、カナダ、ウズベキスタン、イランで
勤務しました。必ず韓国の外交官に会います。
多くの場合、出だしはぎこちないものになります。
でも、大抵、最も親しい外交官が韓国外交官となります。
それはどこの地の勤務でも同じです。

 韓国の外交官から様々なことを教えてもらいました。

 一人は朴正煕大統領のことを話してくれました。
彼は次のように述べました。

「カーター大統領が訪問し、青瓦台を訪れた。
ここでカーター大統領は韓国の人権問題を批判した。
この時、朴正煕大統領はカーター大統領に対して“米国にも黒人問題という
人権問題がある”と反論した。これを聞いたカーター大統領は顔を
真っ赤にして会談の場を立った。会談はまだ10分もたっていなかった。

 この少し前に盗聴事件が起こっている。米国が青瓦台に盗聴器を
仕掛けていた。これを発見した朴正煕大統領側は逆に米国大使公邸に
盗聴器を仕掛けた。それでカーター大統領は米国大使公邸に戻って怒りを
ぶちまける訳にもゆかず、カーター大統領と在韓国米国大使を乗せた車は
市内をぐるぐる回っていた」

 私は、このエピソードが正しいか否かを判断する力はない。

 しかし、米韓関係は日韓関係よりはるかに緊迫した歴史を持つ。
米国は朝鮮戦争で自国民の血を流した。もし、米国の軍事介入がなかったら
韓国という国家は存在していないかもしれない。それだけに米国としては、
こうあるべきだという強い思いがあるに違いない。
米国が韓国に行った介入は日本に行った介入よりも大きいかもしれない。

 こうした中で、私の書いた『戦後史の正体』は韓国の方々が自分の国の
歴史を見る時の一つの参考になるかもしれない。

 日本が自主外交を行う時、米国として容認しない問題は少なくとも2つある。

 一つは日本が米国の在日米軍基地の縮小をしようとする時。

 今一つは日本が、米国に先行して中国との関係を強化しようとする時。

 在日米軍基地の縮小をしようとする政治家、あるいは米国に先行して
中国との関係を強化しようとする政治家が出る時、ほとんどの場合、
米国が直接この政治家を排除することはない。
日本人自らがこの政治家を排除する。そして排除するのは、政治家、官僚、
経済界、マスコミという一体化された対米従属機構とでもいうべきグループの
集合体である。 私は歴史学者ではない・ まして、戦後史の専門家でもない。

 何故、この本を書こうと思ったか。それは現在を知るためである。
 2009年日本において、総選挙で民主党が成立した。鳩山首相、小沢幹事長の
体制は日本を従来の政治と異なった方向に導くはずであった。
鳩山首相は沖縄における普天間基地を沖縄県民への負担が多すぎるとして、
「最低でも県外(への移転)」を実施しようとした。
さらにアジアでは東アジア共同体を推進しようとした。
小沢氏もまた、米軍の縮小と中国との関係強化を主張した。
そして結果的にこの二人は政治も主要舞台から退かなければならないこと
となった。

 この事件は鳩山、小沢という個々の政治家の問題である。
しかし戦後の日米関係の歴史を見るとしばしば生じてきたことである。
déjà-vuである。

 また、在日米軍基地の問題を見てみよう。
一九五一年九月八日、日本はサンフランシスコで講和条約と日米安保条約に
調印した。重要なのはこの日米安保条約がどのようなものであったかである。
 米軍が日本に駐留することが独立の条件になっていた。

 こうして米国側も用意ができ、日本側も用意ができたところで、
一九五一年一月二五日、ダレス国務省政策顧問が訪日し、日米交渉が
開始された。
 ここでダレスがどのような姿勢で日本との交渉にのぞんだか、
それは次のようなものであった。

「一九五一年一月二六日、日本との交渉に先立ち、ダレスは最初の
スタッフ会議において『われわれは日本に、われわれが望むだけの軍隊を、
望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保できるだろうか、
これが根本問題である』と指摘した」。

 このダレスの主張は日米安保条約、そして在日米軍の在り様を決めた
行政協定(日米地位協定に変更)にそのまま盛り込まれている。

 日本では今日オスプレイの配備が問題になっている。その中当時の首相
野田氏は「配備は米政府の方針であり、日本からどうしろこうしろと言う話
では基本的にはない」と述べた。
また2012年7月野田内閣は31日、米新型輸送機MV22オスプレイの
日本国内での低空飛行訓練に関連し、地上の人や物件の安全のために
低空飛行を制限する航空法は適用されないとする政府答弁書を閣議決定した。
ダレスの考え方が今日の日米関係に生きている。

 私は今日の日米関係を理解するために『戦後史の正体』を書いた。
この本が韓国国民の日本理解に貢献することを期待している。
 ひょっとすると「日本も我々と同じか」という声が韓国国民から出るかも
しれない。






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「国民の代表のくせに何故私達が嫌がることや、私達の命と健康

2013-04-28 07:00:17 | 阿修羅



「国民の代表のくせに何故私達が嫌がることや、私達の命と健康と安全を脅かすことばかり彼らはするのだろうか」 橋本久美氏 
http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/806.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 27 日 01:00:01: igsppGRN/E9PQ




4.21渋谷駅ハチ公口演説会「TPP反対!自民党は嘘をついた!」 http://bit.ly/11EBAwz


http://sun.ap.teacup.com/souun/10740.html
2013/4/27 晴耕雨読


橋本久美(ガンバレ!小沢一郎と生活の党) 氏のツイートより。 

https://twitter.com/hashimotokumi

『左右の壁を超えた反TPPデモ 公約守れよ、安倍晋三』「週刊金曜日」26日発売号に「4.21 TPP反対!自民党公約違反糾弾!渋谷デモ」の記事が掲載。

週刊金曜日さんは賛同団体にもなってくれました。

I記者さん取材ありがとうございました。

「4.21 TPP断固反対!自民党公約違反糾弾!渋谷デモ」右と左のスタイルが入り混じりそれぞれの思想、所属、政党の立場で訴え叫んだ規制なきデモだった。

スペシャルゲストKダブシャインさんと。 pic.twitter.com/4mawJdzGMh 

4.21渋谷駅ハチ公口演説会「TPP反対!自民党は嘘をついた!」 http://bit.ly/11EBAwz

> 「新自由主義グローバリゼーションが求めるのは、世界中の民族または国家を破壊し、そこにたった一つだけの民族と国が残るようにすることだ。」サパティスタ/セルバ・ラカンドナの第6宣言 

1994年1月1日メキシコチェアパス州の農民やインディオが、NAFTA(プレTPP)発効に反旗を翻し「サパティスタ民族解放軍」として武装蜂起。

現在は平和的対話をマルコス副司令官を中心に行っている。

友人に教えてもらうまで知らなかった。

『サパティスタの夢』を図書館で借りて読んでる。

我が日本国がTPPに参加したとしても、メキシコのサパティスタのように蜂起することはないだろう。

日本では、あきらめたり誰かのせいにしたり無関心でいたりするほうが楽に生きられるから。

衆院選に出た時から、皆がやれないことを私が代わりにやると決めた。

落選しても当選しても思いは同じだ。

とりあえず堂々と嘘をつき続け、更に主権回復の日などと言い出した我が国の首相に対して、民族派右翼団体一水会が26日~28日国会前で座り込み抗議ハンスト&デモをするので参加してくる。

考えてみたら働いていると、忙しければ朝も昼も食べず夕食も深夜。

仕事中は唇が渇いて皮がめくれるぐらい飲む事もしない(できない)ことがままある。

何でそんなにしてまで私達は働くのだろうか。

そして何故そんなにしてまで働いている私達が、嘘つき国会議員とその手下の地方議員を養わなくてはならないのだろう。

国民の代表のくせに何故私達が嫌がることや、私達の命と健康と安全を脅かすことばかり彼らはするのだろうか。

また何故それが許されているのだろうか。

本日『安倍内閣のインチキ主権回復の日。

天皇陛下の政治利用反対!断食抗議中』の一水会代表木村氏。

参議院会館前で警察官に撤収するよう囲まれる。

「なぜ左翼の座り込みはよくて右翼はダメなのか?」と長時間対話後、反原発デモも始まりうやむやに。 pic.twitter.com/ekUW7ehqb3






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