徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

彼岸のお墓まいり

2006年09月21日 09時42分16秒 | 今日は、何の日

昨日、彼岸の入りでした。
「暑さ、寒さも彼岸まで」と昔から言われていますが、成る程昨今の朝夕は、暑さも和らぎ、過ごしやすくなりました。
春分の日と秋分の日の前後3日を彼岸といいます。

 
   今日の絵は、蓮の花です。  F8号

この彼岸は、仏教行事であるのですが、日本独特の行事で他の仏教国には無いものだそうです。
ちなみに「彼岸」とだけ言った場合は、「春の彼岸」を指します。
秋の彼岸は「秋彼岸」、または「後の彼岸」と言うのが本当です。

「彼岸」は仏教用語で、元々は「梵語(ぼんご)」の波羅蜜多を漢訳した「到彼岸」のことだそうです。
煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)」から解脱した悟りの世界を死後の世界の極楽浄土ととらえ、あちらの世界と考えたことから亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになり、これが先祖の墓まいりと言う風習となりました。

この彼岸のお参りが最初に行われた「彼岸会」は、大同元年(806年)平城天皇が霊を鎮めるために行われたと言われています。