今季、甲子園の開幕ゲームは、4勝4敗の五分の星で中日を相手に戦いを挑みました。
5分といっても決して満足できる内容ではなく、今日の試合の行方が懸念されましたが、見事な逆転劇で、昨年のチャンピオンチームを一蹴しました。
それも、苦手としていた山本昌に打ち勝ちました。
2点を先制された4回、矢野のタイムリーでまず1点を返し、5回には1アウトの後、鳥谷、赤星の連続ヒット、シーツの四球で満塁とし、あとは頼りになる金本のタイムリー、続く今岡が、2打点となるヒットをセンター前に打ち、調子を落としている浜中も続き、再び満塁とし、矢野の押し出しでこの回4点を入れました。
惜しむらくは、この後の関本にヒットが出ていればビッグイニングとなったのに・・・・
4回、矢野で1点 5回、満塁で金本のヒット
久しぶりに連打が続き、それも調子の悪かった今岡や浜中にヒットが生まれましたが、関本だけが、蚊帳の外でノーヒットに終わりました。
昨年は、規定打数には達しなかったのですが、3割を打った打者が悩んでいるようです。 なんでもそうですが、プロともなれば、昨年の実績が良くても、今が大事なのです。
関本の得意の右打ちが徹底されていないようです。今後の奮起を期待したいです。
先発のジャンは6回まで投げ、2失点で2勝目。
後は、勝利の方程式通り、久保田、ウイリアムス、最後を藤川が締めました。
これで、開幕以来の打撃不振を吹き飛ばし、チームに活気が出て、連勝街道を走ってほしいものです。