という名のお茶・・・
3年前の6月・・・確か12日だったか?・・・一番茶の終わった暑い日、いつものお茶摘みさんを数名お願いして埼玉県農林総合研究センター茶業特産研究所の圃場へ・・・
2003年からだから台湾から輸入した機械で本格的にウーロン茶(包種茶)作りに挑戦し始めて4年目のこと・・・最初の年は夏からだったから春の茶葉で作るのは3年目だったが・・・
それまで経験した衝撃的な半発酵茶が作りたくて作りたくて仕方がなかった頃・・・きっとそんな気持ちがピークだったのかな(もちろん今でもやる気満々ですが)・・・
お茶摘みさんには無理を言って新芽の3枚目と4枚目と5枚目の展開した葉(硬くない奴)のみを摘んでもらった・・・半日で一釜分摘む予定が全くはかどらず途中で断念して普通に摘んでもらい、家に持ち帰って静置萎凋させながら茎葉を分離した・・・
おばちゃんも3人手伝ってくれて・・・夕方までやっても終わらず最後は妻と二人22時までかかってようやく終えた・・・萎凋にかかった時間も17時間、揉むのにもかなり時間がかかり・・・
なかなか思うような香りが出なくて諦めそうになった時、手伝ってくれた人たちの顔が浮かんで「もうちょっと!」って自分を励ましながら徹夜でずっと・・・
それでも乾燥機に入れた時には「いまひとつかな?」と思いながらだったのに出来上がりの香りは飛び上るほどお気に入りだった・・・
いくら手間を掛けても掛け過ぎるなんてことはないんだと教えられたお茶・・・
3年半たっても変わることのない気持ちのいい香りに触れてモチベーションがグッと?
※お願い 日本茶インストラクター2次試験直前の一週間で個人的に講習を企画されている方をご存知でしたら情報の提供をお願いいたします。海外からの受験者(日本人)で居住地の水事情もあり直前の一週間に日本(関東)での集中トレーニングを希望される方がいらっしゃいます。2月1日~6日までということになりますがよろしくお願いいたします。
開設からの連続アップ1170日目