極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

千日紅と楽市楽座

2009年08月22日 | 政策論



小夜更けて楽しさ弾む地蔵盆 蝋燭に映える千日紅 







千日紅( Gomphrena globosa は、ヒユ科の春播き一年草。
園芸植物として栽培されている。草丈は50cmくらい、近
縁種のキバナセンニチコウでは1m近くになり、よく分
枝し、葉対生し、細長く、白みを帯びている。全草に粗
い毛が生えている。花は7月から9月にかけて咲き、松か
さを少し押しつぶしたような形をしている。




地蔵盆の季節。今年は冷夏というがそれでも日中の暑さ
はきびしい。蝋燭の明かりに映える千日紅が子供達とい
っしょでかわいらしいと描く。夏の暑さや乾燥にも比較
的強く、作りやすいと人気の「千日紅」は仏花でもある。
花言葉は「不朽」。






成長戦略としての『新楽市楽座論』

【科学技術産業振興政策】




旧聞だが「
リチウムイオン電池の価格を下げる『脱コバ
ルト』レースの勝者は
?」(ダイヤモンド・オンライン)
が目を引いた。リチウム電池といえば三洋電機が強いと
思いこんでいるので株価変動を見てみると、株価は今月
に入って跳ねてはいるが持続?となるといまいち。「診
断」では市場トレンド満点。8月11日、戸田工業(4100)
は 「米国におけるリチウムイオン電池正極材料の新たな
事業展開計画に対する、オバマ政権の補助金決定」と発
表したという新聞で急上昇。8月6日の日本経済新聞は、
「リチウムイオン電池の正極材を生産する田中化学研究
所(4080)
の株価は、5日終値で年初来高値の1955円を付
けたと報じている。要はカソード(正極)材を如何に安
く作るかにピン・ポイントフォーカシングされていた。


 辰巳国昭

ブログでも(『
カルミアとリチウム』『ハイビスカスと
趙雲
』)書いてきたので量産化技術・素材改質技術にも
う少し詳しく調べてみた。辰巳国昭グループの「規則構
造を有する単斜晶系リチウムマンガン系複合酸化物およ
びその製造方法」(特開2009-179501 )を見ると高価な
戦略資源のコバルトに替わる電極材が新規考案されたと
する。

(1)リチウムニッケル酸化物はリチウムの析出や自然
  発火という安全面に問題がある。
(2)リチウムマンガン酸化物は高温放電時にマンガン
  が溶出し性能劣化する。
(3)リチウム鉄酸化物は放電電圧が30%以上落ちる。
(4)リチウム鉄マンガン酸化物は放電電圧が10%上
  回る高容量安定した充放電サイクル特性をもつ。
(5)その組成は、Li1+x(Mn1-m-nFemTin)1-xO2(0<x<1/3,
   0≦m≦0.60, 0≦n≦0.60, 0≦m+n≦0.60)で表され
  る特殊な結晶構造をしている。





尚、リチウムイオン二次電池の性能は、平均放電電圧:
3.7V、エネルギ密度:0.58MJ/kg、出力:1800W/kg、エ
ネルギ効率:99.9%、発電コスト:0.04Wh/¥、寿命:3
年が現状。ところで、辰巳
国昭は「電気自動車用次世代
電池の展望
」で
「電池の開発は半導体の開発に比べて進
化が遅いが、半導体がシリコンというひとつの素材の加
工精度をいかに高めるかという話なのに比べて、多様な
素材とその組み合わせを検討するため電池は、その分、
開発に時間がかかる」と指摘。現在の性能の3倍程度に
到達した時点でリチウム系は不動の地位を築くだろう(
信頼性や寿命も同様)。




そのために、政府として黒子役に徹して、『環境リスク
本位制』時代下の「電気自動車社会のイメージを鮮明」
にし広報及び兵站部門に資源を徹底集中させ、科学技術
振興政策の中心にすえることが喫緊政策だと言える。有
り体にいえば、地球環境劣化を防止しつつ、製薬会社が
多少困ろうとも? 花粉アレルギー症候群の原因根絶を
2020年までに実現することだ。もう少し言えば、産
業用自動車(トラック、トレーラー)の環境型ディーゼル
車以外のディーゼル車は直ちに販売を禁止するぐらいの
措置をとることだと考える。



金大中

これも旧聞だが、
韓国金大中元大統領(85)が18
日午後1時40分過ぎ、入院先のソウル市内の延世大付
属セブランス病院で死去した。享年85歳。『
グロキシ
ニアとハードボイルな夜
』でも書いた棚花豊和が生前、
金大中事件で民主化運動で軟禁状態にあったが、毎日新
聞社の記者(氏名不詳)の金大中救出のための全国写真
展運動の支援に奔走していたのを手伝った経験から、触
れずに終われないと思いブログする。

ファイル:5.18park.jpg 光州事件

冷戦時代の真っ直中で軍事独裁の各国で民主化を推し進
めようとした彼は傑出した人物だ。太陽政策は容共主義
だと批判されながらも、ベールに包まれていた
金正日体
を太陽の下に引き出した。その反面、不明瞭な金銭の
動きや同族による不正事件(尤も、対立する朴正煕、

斗煥
も同様なことで足を引っ張られたが)など問題点も
指摘されよう。国葬であろうとなかろうとわたしにとっ
ての金大中は、傑出した人物として記憶に残っている。
                      
朴正煕 正煕


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地蔵盆の準備ということで走る。大地が全ての命を育む
力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心
で包みこみ、救う所から名付けられたとされる地蔵菩薩。
「子供の守り神」として信じられ、子供がよろこぶお菓
子が供えられている。



民主の党旗をつくるのに国旗を2枚つかったということ
で、麻生総理はかみついている。民主党も「挑発」とい
うなら選挙終盤にやってもらいたい。腹立たしいのは、
愛郷や愛国を語る政治家が、こうも上から目線で喋る神
経だ。
この国を愛するのも、郷土を愛するのもこころか
ら涌いてくるものだ。
ひとりよがりで押しつけがましい
精神がわたしには理解できない。この国を守るのも、こ
の郷土を守るのもわたしたちのような普通の国民である
ことを忘れないようにしてもらいたい。
                      
                      
            

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