のど渇き麦茶飲み干し庭手入れ ガラジュームは日陰で涼む
映画『火天の城』がクランプアップ。現在が問う「楽市と
はなにか」(『ヤマユリと楽市概論』)の一点のヒントを
得にいざ、観賞 ^^;。
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主題歌
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Publius Ovidius Naso
立山に降り置ける雪を常夏に見れども 飽かず神からならし
大伴家持
【体系的記述】
昨日から、ギリシャ神話を辿りシュメール文明を経て『神
道とはなにか』を探る作業に入ったが、ウィキペディア・
フリー百科事典のお陰でいまのところイメージの整理が快
調に行えている(感謝)。
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Trojan War
さて、ギリシア神話の体系化は、紀元前8世紀のヘーシオ
ドスの『テオゴニア(神統記)』は、ホメーロスの叙事詩
以前の神々や古代の逸話などを系統的にはじて記述した。
『仕事と日々』において人間の起源を記し、そして現在は
断片でしか残っていない『女傑伝』において英雄たちの誕
生を語ったとされる。紀元前6世紀から5世紀頃のアルゴ
三女神
スのアクーシラーオスやレーロスのペレキューデースなど
の記述にも存在し、残片的な彼らの「系統誌」は、古代ギ
リシアの詩人や劇作家、ローマ時代の物語作家などに影響
を与えた。古代におけるもっとも体系的なギリシア神話の
記述は、紀元1世紀頃と考えられるアポロドーロスの筆に
なる『ビブリオテーケ(3巻16章+摘要7章)』とされるが、
紀元前5世紀以前の古典ギリシア文献を元に、オウィディ
ウスなどに見られる、ヘレニズム化した甘美な趣もある神
話とは異質で荒々しく古雅な特徴を持つとされる。
ギリシャ神話は、世界の起源(『テオゴニア』)、神々の
物語、英雄たちの物語の三部構成に分化できる。特に、日
本の神話の系統的記述とオーバーラップする『古事記』や、
それに並行しつつ歴史時代に記録が続く『日本書紀』がそ
うであるように、古代ギリシアの歴史時代における王族や
豪族、名家の出自の家系に権威付ける神々やその子である
半神の英雄や古代の伝説的英雄の系図を必要とした。
Achilleus
【神話の展開と変容】
古典学者ピエール・グリマルは、ギリシア語話圏で行われ
ていた各種の不思議な物語、伝説等を総称して「ギリシア
神話」とするこの点で、部族・人種間の交通の膨大さで「
日本神話」形成で異なっている。そして、この広範な神話
圏は紀元前4世紀末または前3世紀ごろ、形容的に大きく
変容る。一つのは文献学の発達と生きた神々への敬神詩に
代わる娯楽目的の作品登場となる。
ギリシアの諸ポリスは、アレクサンドロスの統一とオリエ
ント征服によって事実上消滅した。名目的に諸ポリスはな
お存続していたが、新しい文化や制度を生み出す生命を失
った廃墟であったが、この大王の出現は、バルカン半島広
域からエジプト・小アジア・ペルシャ・インド・中国(一
部)領域を征服することでギリシャ神話の起源の地-西ア
ジア(シュメール文明)をおさえることとなり、世界最大
のアレクサンドリア図書館を建造し、夥しい蔵書の収集に
着手を可能とした。今日伝存する多くの古代の文献・文書
はこの時代に編纂され、あるいは筆写され写本として残っ
たものである。容量も尽きたのでまたの機会に。
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カラジュームは水やりがいらないので、玄関先のサボテン
類といっしょに訪問者の観賞用として鉢植えして置いてい
る。炎天下、水やりの絶やせない家庭菜園の手入れで咽の
渇きをいやしなが涼しげなコントラを描く。カラジューム
属とはサトイモ科の属の一つ。カラジウム属とも。学名
Caladium。和名ハイモ属。白鷺ともいう。熱帯アメリカ、
西インド諸島に約15種が分布する。この属の中には、葉が
美しいので観葉植物として栽培される。球根(正確には塊
茎)で繁殖させる。観葉植物として人気の「カラジウム」。
花言葉は「歓喜」。
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