極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

糸瓜と楽市楽座

2009年08月21日 | 政策論



へちま棚 遠き彼方の 夏の日の 掌に記された祈り




ヘチマ(糸瓜、天糸瓜、学名:Luffa cylindrica (L.) Roem.、
シノニムLuffa aegyptica Mill.)はインド原産のウリ科の一
年草。日本には江戸時代に渡来したといわれる蔓性の
植物。花期は7~9月。雌花と雄花に別れており、黄色
い花を咲かせる。自家和合性で同一株で受粉が可能。
若い果実は食用に、成熟した果実は強い繊維が発達す
るので「たわし」などに用いられる。本来の名前は果
実から繊維が得られることからついた糸瓜で、これが
「とうり」と訛った。「と」は『いろは歌』で「へ」
と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へち
ま」と呼ばれるようになった。沖縄ではナーベーラー
と呼ぶが“なべあらい(鍋洗い)”に由来するとも。





近くのヘチマ棚を見ていると、小学生の頃、大阪の京
町堀の叔母の家で彼女の母がわたしの手の裏に剃刀で
軽く叩き、その後、筆で経文を墨書きし邪気払いを施
すという宗教儀式を何気なく受けてきた。その家屋に
もヘチマ棚があり、お風呂に入る度、そのヘチマたわ
しで身体を洗っていたことの追憶の歌を書く。五弁で
黄色の花つける「ヘチマ」。花言葉は「悠々自適」。



 Vespula germanica

ジムで久しぶりで喜多川紀と出会う。同世代の仲間の
消息について確認し合う。そうこうしているうちに、
手作りの滋養強壮酒の話しになり、熊蜂酒(『燕子花
と精力増進の電気自動車
』)ではなく、雀蜂酒だとい
うことわかった。それも数種類あり別々に漬け込んで
いるという(オオスズメバチ、ヒメスズメバチ、キス
ズメバチ、チャイロスズメバチ、モンスズメバチ等)。


ファイル:Vespula flaviceps.jpg 
 ファイル:Runny hunny.jpg 蜂蜜の効能

それを、蜂蜜を入れ漬け込むという。そうか蜂蜜か、
それじゃ雀蜂酒を分けてくれ、宇尾白山神社の横に自
家採取発売『彦根みつばち園』(電話 0749-22-6949)
の純国産のレンゲ蜂蜜(600g/1050)が美味しいの
でそれを使ったらどうかと半ば強引に約束させて別れ
た。



お盆過ぎ、宮世話の後輩が身内の供養で忌明けまで神
事を控えたいと伝えに来た。事情を聞き落胆し疲れが
でないように自愛して欲しい等との言葉を交わし別れ
たが、その時、頼んでいたレンゲ蜂蜜を手渡された。
口にするとほのかな春の香りを伴い素朴な甘さが伝わ
ってきた。



今日は半日かかりで、秋祭りの準備と宮活動の資料整
理にかかったが、町興しを考えるとき行事だけでは先
細ることが目に見えていることは誰しも思っている。
そこで、和太鼓の模範演技を喜多川に半ば冗談に打診
したものの、近所迷惑だというのでそんなことは気に
しなくても良いと言いつつの別れでもあった。






成長戦略としての『新楽市楽座論』

【流動性強化政策】

JALの経営難が伝わる。『デジタル革命』と『平成
世界金融危機』の相乗作用で従来の拡張路線や思考方
法が通用しない。特に、「地価」は今後も下落してい
くだろうし、寧ろ、労働力や消費力の流動性を促し経
済活動を元気づける産助政策
は、環境政策と表裏一体
で促進しなければならないことは誰しも思っている。
「高速道路の無料化」、「情報通信・物流交通の円滑・
高速化」や「居住移動の円滑化」を妨げるものの排除
が「環境問題」を除き、成長戦略となることも誰しも
予感していることだ。「高速料金の無料化は環境を悪
化する」だから反対とはお笑いぐさだ。



それなら、従来からの内燃機関方式の高速移動体を、
環境保護的速度の時速、例えば60Km以上の運転を
禁止する、「高速道路(新幹線・飛行機)はいらない
」法律も議論しなければならない(ガソリン税・環境
税議論なら理解できるが)。否、そんな道理が通るの
であれば、長年健康体の人が医療費も使っていないの
に、長期に渡って高額な社会保険料を払い続けるのは
可笑しいではないかという反問も聞こえそうだ(そう
だ、ある期間以上健康なら還付金が支払われる位のイ
ンセンティブが欲しいぐらいだと)。さように為にす
る「上から目線党派」は今回の選挙で全て「×」とし
なければならいないと考えるが如何に。

                 
             

コメント
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