海上の帝国の夢 消え去るも 残り咲くはエーデルワイス
■ 二千花『エーデルワイス』
ユーラシア大陸の中緯度山岳地帯に広く分布するほか、
南米アンデス山脈にも自生している。ヨーロッパアル
プスやピレネーに自生するエーデルワイスLeontopodium
alpinum はミュージカルサウンド・オブ・ミュージック
の挿入歌になった高山植物として知られている。原語
は独語のEdelweiß(エーデルヴァイス)で、「高貴な白」
との意味。オーストリア共和国、スイス連邦の国花と
して有名。薄く雪をかぶったような白い花を咲かせる。
花のように見えるのは花序の周囲を飾る苞葉と呼ばれ
る葉で、その表面に白い綿毛が密生しているため雪を
かぶっているように見える。日本には北海道から中部
山岳地帯にかけて5種と2変種が分布する。主に高山
帯に自生する(低山から亜高山帯に分布する種類もあ
る)。花期は6月から8月。
■ ジョン&ジュリー『エーデルワイス』
エーデルワイスを身近で見たことがないが、誕生花だ
というのでイメージを掴むためネットサーフ。そんな
折、第二ポエニ戦争のハンニバルのアルプス越えを思
い浮かべ、西地中海の覇者、古代海上帝国カルタゴの
盛衰を考えることに。優れた文化を構築した、穏健な
フェニキア系都市国家民族がギリシャ、ローマと覇を
競うにはポルトガルと同様に寡少の人口に弱点があっ
たのではと腑に落としつつ「覇権の空しさ」の反問を
エーデルワイスに託し歌う。アルプスの名花「エーデ
ルワイス」。花言葉は「忍耐」。
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こんな事を書いていると、沖縄と九州で地震が時をお
かず発生している。先日の東海静岡、その前の関東、
北海道、その前の福井等の地震を群発地震とおくと相
当大きな地震の前触れととれる。警戒注意体制をとる。
取り敢えず、室内の点検を行い緊急避難路の確認を行
ない、要介護3の母親の脱出手順を彼女と確認する。
次は、一時避難の準備確認を今晩から明日にかけて行
うことに。
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成長戦略としての『新楽市楽座論』
【高齢者医療制度】 長寿医療制度(厚労省)
嘗てのブログ(『南天と公会計制度改革』)でもふれ
たので屋上屋を重ねないが、「大数の法則」から外す
(75歳で区切る)保険の基本の逸脱以外に、「年齢
階級別1人当たり医療費(年額)」(A)だけでなく
「年齢階級別総医療費(年額)」(A×人口)のデー
タも入れて検討すべきだし、加齢と医療費の数理解析
(その要因と依存性の解析)とその実態と医療費用の
削減予測解析などのデータもそろえるべきだ。
その上で、敢えてタブーに触れるような気持がするが
「ターミナルケア」(終末医療)や「尊厳死」という
考えを拡張して、あるいは「尊厳死と終末医療」を問
う国民運動(乃至は教育運動)が重要なのではと考え
る。不思議なものだ、自分の終末を考え、「どうした
状態が自分にとってふさわしいQOL、つまり、生涯
の質」なのか自問するなんて。「死は突然やってくる
から死なのだ」という声が聞こえそうだ。
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【環境政策】
環境リスク本位制下(例えば、『バーベナとウェル商
品』)をまともに政府が取り上げるからには、相当、
本腰を入れなければならいない。自民党与党からは民
主党の環境政策は、経済成長を疎外し、国民生活を窮
乏?に陥れるとの批判がされている。前述の地震対策
ではないが、政府は「事前対策」と「事後対策」の模
擬予測の費用便益分析を実施すべきだろう。
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なるほど、競争力を殺ぐということであれば、国際組
織下で忍耐強く協議すれば良いことだし、クーラーの
省エネのように先行することで競争力が上がるなら協
議する必要もない。環境税(炭素税・目的税・間接税)
を積極的に導入し環境推進すればいいことだ。新たな
産業とともに雇用の創出も期待される。
■ Paul Krugman
問題は財政規律だが、景気対策や防災のように先行投
資型である以上インフレ的側面は避けられない(貨幣
経済と信用恐慌の回避行動の不可避的な経済現象)。
要は適度なインフレということ、これは何もポール・
クルーグマンだけの十八番ではない。その意味におい
て、米国ほどではないが、日本は調整インフレ用原資
の「赤字国債」を保有しており、『環境国債』もその
拡張概念とすれば、円安傾向側面からも環境推進商品
の競争力も上がるというものだ。これは、調子に乗り
過ぎているかな ^^;。兎も角も、わたしは経済政策で
はリフレ派なのだ(『花水木とリフレ派宣言』)。
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