介護する 部屋の異臭に 堪えられず ひとり飛び出し 残す桜蘭
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石川遼が男子ゴルフの日本ツアーで史上最年少の賞金
王となり獲得賞金は1億8,352万4,051円と驚異の高校生
賞金王となった。凄いねという他なく若者のほとばし
るエネルギーを感じ折れそうな気持も少しは中和され
た。なぜって、朝から町内の溝掃除に、お初穗料と御
札のお願いで一日を費やし、NHKのスペシャルドラ
マ『坂の上の雲』を見ながらブログしている。司馬遼
太郎のこの小説は読んでいないのだが、井ヶ田光茂(
『商鞅の変法と現代中国にリコリス』)が生前、村上
水軍の末裔の血が騒ぐのか盛んに推奨していたのを思
い出す。あれもこれもではいけないが、図書館で借り
読んでみよう。ドラマの内容は?ナレータの渡辺謙の
朗読風に展開するが、本木雅弘の秋山真介、正岡子規
の香川照之、正岡律の菅野美穂、そして高橋是清の西
田敏行と豪華顔ぶれで実力も充分なキャスティング。
視聴率なんて“でも、そんなの関係ない!” ^^;。
ところで、NHKのメーンテーマ曲が、英国のソプラ
ノ歌手サラ・ブライトマンの「スタンド・アローン」
が良いと彼女がいうので聴いてみることに。これには、
小山薫堂作の日本語詞を、ブライトマンが初めて日本
語で歌うバージョンもあるということで、早速、聴い
てみた。
Stand Alone
【 HAPPY Xmas SHOW 】
今年の洋楽を振り返ると、フードと並んでシチリア・
南イタリア旅行の随伴の印象が残るサラ・ブライトマ
ンとボッチェニの“Time To Say Goobye”。序でにとい
えば“Scarborough fair ”を流し聴く中にサイモンガー
ファンクルと展開。
Scarborough Fair
AVE MARIA
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【海洋の二酸化炭素吸収メカニズム】
1959年、カリフォルニアのスクリプス海洋研究所の地
球化学者、ルベール(Roger Revelle)とスース(Hans Suess)
は、「今後50年で,産業活動によって大量の二酸化炭
素(CO2 )が放出される結果生じるとみられる、気候
への影響をよりはっきりと理解する」ために、大気と
海洋中のCO2 濃度を測定する必要があると指摘した。
まもなく科学者たちはルベールが正しいことを認識し
た。
Roger Randall Dougan Revelle
海水に吸収された二酸化炭素は海水と反応し、平衡を
保ち、通常の海水の状態では、90パーセント以上が炭
酸水素イオン(HCO3-)として存在。この炭酸水素イオ
ンと炭酸イオン(CO32-)、溶存二酸化炭素(CO2)を
を合わせて全炭酸と呼び、海面で吸収された二酸化炭
素は全炭酸として海洋の炭素循環に組み込まれる。全
炭酸濃度は海面付近で低く、中深層で高く、海面付近
で光合成により作られた有機物が粒子として中深層に
運ばれ、そこで分解し全炭酸となることでこの濃度差
ができると推測されている。一方、太平洋、大西洋と
インド洋の間で全炭酸濃度に差が見られ、海の地球規
模での循環によってできていると見られる。人間活動
によって大気に放出された二酸化炭素(人為起源CO2
または余剰CO2)も、この循環に従って海全体に広が
っていくという。
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毎年の炭素換算の全球での二酸化炭素放出量(Emission)
と吸収量(Absorption)とその内訳(平均値)。内訳は
セメント生産と化石燃料(Fossil fuel)海洋との交換(S-
urface Ocean)土地利用の変化(Land Use Change)、全
球の正味の基礎生産と呼吸(Vegitation, Soil and Detritus)
からなる。これらは炭素循環の大気に関連する部分で
ある。単位はGtC(1 GtCは炭素換算で10億トン)。しか
し、その値はまだ不確定さが大きいとされている。
二酸化炭素を主体とする炭素循環は定量的に全て把握
されていない。①石油などの化石燃料の消費による二
酸化炭素排出量から計算した濃度年増加量と、②観測
から得られた実際の全球の濃度年増加量の経年変動を
示したもので、人間活動により排出された二酸化炭素
が、そのまま大気中の濃度増加には反映されていない。
実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なく
なっている上に、人為起源による二酸化炭素排出量は
年によってそれほど大きな変動はないのに、観測され
た濃度年増加量が大きく変動しているのは、排出され
た二酸化炭素が海洋や森林・土壌に吸収・蓄積され続
けているとともに、その吸収・蓄積量が年によって変
わることを意味している。その二酸化炭素の吸収量は、
気温や海水温、気象条件などによって変わるため、ど
こにどれだけ吸収されているのか正確に見積もること
は大変難しい。地球全体における炭素循環の定量的把
握が今後の課題となっている。
IPCC(2007)は、1990年代には、化石燃料の使用などに
より年平均で6.4 GtC(約64億トン)のCO2 が大気中に
放出されたのに対し、2.2±0.4 GtC(約22億トン)のCO2
が海洋に、1.0±0.6 GtC(約10億トン)のCO2 が陸上生
物圏にそれぞれ吸収され、残りの3.2±0.1 GtC(約32億
トン)のCO2 が残って大気中濃度の増加をもたらした
としている。なお、陸上生物圏への吸収分について、
森林破壊や森林再生など土地利用の変化では約1.6 GtC
(約16億トン)のCO2 が逆に大気中に放出されたと見
積もられており、その他の陸上生物圏により約2.6 GtC
(約26億トン)のCO2 が吸収されていることになると
いう。これは、人為起源影響が1.6GtC(約16億トン)で
あることを意味し、ジグザグに増加していくことを意味してい
る。
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サクララン(学名 Hoya carnosa .)は、観葉植物のホヤ
の一種、ホヤ・カルノサ(カルノーサ)の和名で、ホ
ヤとしては一般的な種類。花の色が桜花に似て、葉が
ランの葉に似ているためサクラランと呼ばれている。
光沢ある多肉質の葉を観賞し、ほんのり桜色の小さな
花が集まって手鞠状になった花も美しい。日当たりの
良い場所を好み、夏は日焼けするので直射光を避ける。
耐寒性も強く、5℃以上あれば、普通の室内で冬越しで
き、7~8 月には花が咲く。臭いアレルギーは長年の職
場環境からそうなったのだが、彼女に出来て、わたし
に出来ぬ仕事があると満足できない悔いをみつめる歌
を詠む。ブーケに使われる「サクララン」。花言葉は「満足」。
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