極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

桜蘭と人為起源の真偽

2009年12月06日 | 地球温暖化


介護する 部屋の異臭に 堪えられず ひとり飛び出し 残す桜蘭 


石川遼が男子ゴルフの日本ツアーで史上最年少の賞金
王となり獲得賞金は1億8,352万4,051円と驚異の高校生
賞金王となった。凄いねという他なく若者のほとばし
るエネルギーを感じ折れそうな気持も少しは中和され
た。なぜって、朝から町内の溝掃除に、お初穗料と御
札のお願いで一日を費やし、NHKのスペシャルドラ
坂の上の雲を見ながらブログしている。司馬遼
太郎のこの小説は読んでいないのだが、井ヶ田光茂(
商鞅の変法と現代中国にリコリス』)が生前、村上
水軍の末裔の血が騒ぐのか盛んに推奨していたのを思
い出す。あれもこれもではいけないが、図書館で借り
読んでみよう。ドラマの内容は?ナレータの渡辺謙の
朗読風に展開するが、本木雅弘の秋山真介、正岡子規
の香川照之、正岡律の菅野美穂、そして高橋是清の西
田敏行と豪華顔ぶれで実力も充分な
キャスティング
視聴率なんて“
でも、そんなの関係ない!” ^^;。



ところで、NHKのメーンテーマ曲が、英国のソプラ
ノ歌手サラ・ブライトマンの「スタンド・アローン」
が良いと彼女がいうので聴いてみることに。これには、
小山薫堂作の日本語詞を、ブライトマンが初めて日本
語で歌うバージョンもあるということで、早速、聴い
てみた。

 Stand Alone

HAPPY Xmas SHOW 

今年の洋楽を振り返ると、フードと並んでシチリア・
南イタリア旅行の随伴の印象が残るサラ・ブライトマ
ンとボッチェニの“Time To Say Goobye”。序でにとい
えば“Scarborough fair ”を流し聴く中にサイモンガー
ファンクルと展開


 Scarborough Fair

 AVE MARIA

 
  



【海洋の二酸化炭素吸収メカニズム】



1959年、カリフォルニアのスクリプス海洋研究所の地
球化学者、ルベール
Roger RevelleとスースHans Suess
は、「今後50年で,産業活動によって大量の二酸化炭
素(CO2 )が放出される結果生じるとみられる、気候
への影響をよりはっきりと理解する」ために、大気と
海洋中のCO2 濃度を測定する必要があると指摘した。
まもなく科学者たちはルベールが正しいことを認識し
た。

   Roger Randall Dougan Revelle

海水に吸収された二酸化炭素は海水と反応し、平衡を
保ち、通常の海水の状態では、90パーセント以上が炭
酸水素イオン
HCO3-として存在。この炭酸水素イオ
ンと炭酸イオン(
CO32-)、溶存二酸化炭素CO2)を
合わせて全炭酸と呼び、海面で吸収された二酸化炭
素は全炭酸として海洋の炭素循環に組み込まれる。全
炭酸濃度は海面付近で低く、中深層で高く、海面付近
で光合成により作られた有機物が粒子として中深層に
運ばれ、そこで分解し全炭酸となることでこの濃度差
ができると推測されている。一方、太平洋、大西洋と
インド洋の間で全炭酸濃度に差が見られ、海の地球規
模での循環によってできていると見られる。人間活動
によって大気に放出された二酸化炭素(人為起源
CO2
または余剰CO2)も、この循環に従って海全体に広が
っていくという。



毎年の炭素換算の全球での二酸化炭素放出量Emission
と吸収量(Absorptionとその内訳(平均値)。内訳は
セメント生産と化石燃料
Fossil fuel海洋との交換S-
urface Ocean
土地利用の変化Land Use Change)、全
球の正味の基礎生産と呼吸(Vegitation, Soil and Detritus
からなる。これらは炭素循環の大気に関連する部分で
ある。単位は
GtC(1 GtCは炭素換算で10億トン)。しか
し、その値はまだ不確定さが大きいとされている。

毎年の炭素換算の全球での二酸化炭素放出量と吸収量とその内訳

二酸化炭素を主体とする炭素循環は定量的に全て把握
されていない。①石油などの化石燃料の消費による二
酸化炭素排出量から計算した濃度年増加量と、②観測
から得られた実際の全球の濃度年増加量の経年変動を
示したもので、人
間活動により排出された二酸化炭素
が、そのまま大気中の濃度増加には反映されていない

実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なく
なっている上に、人為起源による二酸化炭素排出量は
年によってそれほど大きな変動はないのに、観測され
た濃度年増加量が大きく変動しているのは、排出され
た二酸化炭素が海洋や森林・土壌に吸収・蓄積され続
けているとともに、その吸収・蓄積量が年によって変
わることを意味している。その二酸化炭素の吸収量は
気温や海水温、気象条件などによって変わるため、ど
こにどれだけ吸収されているのか正確に見積もること
は大変難しい
。地球全体における炭素循環の定量的把
握が今後の課題となっている。
人為起源排出量から想定される二酸化炭素濃度年増加量と実際の観測による年増加量と年吸収量の経年変動

IPCC(2007)は、1990年代には、化石燃料の使用などに
より年平均で6.4 GtC(約64億トン)のCO2 が大気中に
放出されたのに対し、2.2±0.4 GtC(約22億トン)のCO2
が海洋に、1.0±0.6 GtC(約10億トン)のCO2 が陸上生
物圏にそれぞれ吸収され、残りの3.2±0.1 GtC(約32億
トン)のCO2 が残って大気中濃度の増加をもたらした
としている。なお、陸上生物圏への吸収分について、
森林破壊や森林再生など土地利用の変化では約1.6 GtC
(約16億トン)のCO2 が逆に大気中に放出されたと見
積もられており、その他の陸上生物圏により約2.6 GtC
(約26億トン)のCO2 が吸収されていることになると
いう。これは、人為起源影響が1.6
GtC(約16億トン
あることを意味し、ジグザグに増加していくことを意味してい
る。




サクララン(学名 Hoya carnosa .)は、観葉植物のホヤ
の一種、
ホヤ・カルノサ(カルノーサ)の和名で、ホ
ヤとしては一般的な種類。
花の色が桜花に似て、葉が
ランの葉に似ているためサクラランと呼ばれている。
光沢ある多肉質の葉を観賞し、ほんのり桜色の小さな
花が集まって手鞠状になった花も美しい。日当たりの
良い場所を好み、夏は日焼けするので直射光を避ける。
耐寒性も強く、5℃以上あれば、普通の室内で冬越しで
き、
7~8 月には花が咲く。臭いアレルギーは長年の職
場環境からそうなったのだが、彼女に出来て、わたし
に出来ぬ仕事があると満足できない悔いをみつめる歌
を詠む。
ブーケに使われる「サクララン」。花言葉は「満足」。

コメント
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