溢れ出て 掬えぬものを 宿り木の 蔓で括りて 座に集まりぬ
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【ヤーヌスを向かえる女戦士ベゴニア】
ヤヌス神
曾根崎で育つたので、近くの太融寺でラジオ体操、
天満天神、綱敷天神、お初天神、堀川戎神社等や、
旧読売新聞(よみうりゴルフガーデン)横の東梅
田教会でミサと宗教行事に事欠かなく漬っていた
記憶がある。取り分け、正月には父親に連れられ、
清荒神、伏見稲荷、石切神社、成田不動尊と神社
通い三昧でよくも年中忙しいく働いている親父な
のにと、いま思うと不思議なぐらいだ。さらに、
クリスマスシーズンになれば遊興街は、連日お祭
り騒ぎで曾根崎の幼稚園・小学校の境界壁の小さ
な排水溝の汚れを見ながら通った記憶がよみがえ
る。翻って、彦根の子供達は、ず~っと静かな年
末正月を迎えている。
赤鼻のトナカイみたいな顔のまま私にキスで風邪をうつして
微熱の方程式
つまり、タカアンドトシの漫才の「欧米か!」じ
ゃなく「欧米化」進行の最中にあったわけで、そ
の最頂点として稲垣潤一の『クリスマスキャロル
の頃には』があった様に思う。勿論、クリスマス
ソングの流行はビング・クロスビーの『ホワイト
クリスマス』にはじまり、どうしょう?マライヤ
キャリーの『恋人たちのクリスマス』まで、いろ
んなものが消費されてきた。稲垣潤一の歌が流れ
ていた土地不動産バブルが崩壊していたころで、
IT関連器機製造向けの装置・部品を生産してい
たわたし(たち)の職場は休祭日返上、不夜城さ
ながらの活況が続く。その結果は?勿論、日本の
独自政策の<創制>に行き着く。
もう少し言うと、欧米化の勢いがとまりやがて退
潮に入ると考えた。現実はクリントン大統領の中
道寄りの住宅資本主義政策と情報通信産業→金融
工学を駆使した欧米型金融資本主義の隆盛に繋が
り長いトンネル状態に入る。稲垣の歌(作詞 秋
元康/作曲 三井誠)が象徴する「邂逅・別離」
に気付かなければならなかった。1994年の年末は、
その意味で決定的なも年となり、リバタリアニズ
ム(自由至上主義)をはじめとする新自由主義や
矢内裕幸の『環境哲学-欲望のやすらかな眠り』
を代表とする環境リスク本位制の考察、また「定
年制延長」をはじめとする少子高齢化社会などの
下部構造の変容の考察を猛スピードで行っていた
時期でもある。
サトゥルヌス祭。つまり、クリスマスが冬至の時
期に定まる4世紀頃まで、ローマ帝国では、いく
つかの東方や地中海沿岸諸国の太陽信仰の影響を
受け、ローマ市民の生活に関わる農耕の面でも、
冬至までに短く弱くなる昼の太陽を、農業を司る
神サトゥルヌス (クロノス) が下降を食い止め復
活させることを祝う、サトゥルナリア (サトゥル
ヌス祭 Saturnalia) があり、12月17日から24日まで
の一週間休みとなり大騒ぎして祝ったとされる。
現代で行われる常緑樹を飾ったり、プレゼントを
贈った風習が見られ、12月25日を「太陽が甦る日」
とするローマ帝国で先行したミトラス教として12
月25日の祭日としてキリスト教と重ねることにな
る(『ベゴニアの可憐な闘いのはじまり』)。
できることなら、ゴヤの「我が子を食らうサトゥ
ルヌス」に、小熊を食らう北極熊のようになりた
くない(『アナナスはエロスか』)。そのために
矢内裕幸の『環境哲学-欲望のやすらかな眠り』
ではないが、内には、コポレートガバナンス(広
義の組織体の内部統治)の優先、外に向かっては
地球益を念頭にした『贈与経済』社会規範(これ
が「鳩山イニシアティブ」とするのもよし)の先
頭に立つことが、この郷土人(くにびと)に住む
大義であり、そこにむけた総力の結集が、今回の
「政権交代」の意味ではないのかと、話しはまた
硬くなくなった ^^;。
さて、ここから、クロノス(サートゥルヌス)を
イタリアに向かえに行ったヤーヌス(→成長戦略
としての『双頭の狗鷲』)のごとき、この世界を
切り開き実現すべく、可憐な女戦士ベゴニアの闘
いの神話がはじまるのである。まず、建築家、磯
崎新の手になる現在のカンピオスの丘、「つくば
センタービル」のアポローンを訪れることとなる。
Tsukuba Center building
「無知が栄えたためしなし」(カール・マルクス)
を座右の銘とするアポローンは、膨大な知の堆積
から、汝の必要とする知識を拾い上げ、それを鍛
錬し知力の剣とせよ。そして、それを2つにわけ、
1つは円卓会議(Roundtable)に附してこの知財
群(Goods)を公開し、必要とする郷土人(くに
びと)が了とする値段で分け与える。請われれば
ともにその知財群の展開を産助する。もう1つは、
内容を公開することなく、関係する郷土人が互い
に協定を結び、円卓会議(Roundtable)にその協議
プロトコルを報告し、知財群(Goods)の展開を産
助する。万が一関連する郷土人が法を犯したなら
ば、関連損失額(時価)の2倍以上額を重罰を過
料する。その規模は、円卓会議の審査所(Coat)で
規則に則り処罰することをベゴニアに約束した。
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ヤドリギ類(宿木類)はビャクダン目に属すビャ
クダン科・オオバヤドリギ科・ミソデンドロン科
の寄生植物の総称。いずれも樹木の幹や枝の中に
根を下ろした灌木のような姿の植物である。緑の
葉を持っているものが多いので、半寄生植物。本
来ヤドリギを意味する英語 "mistletoe" は、ビャク
ダン科で唯一グレートブリテン島およびヨーロッ
パ原産のオウシュウヤドリギ(学名 Viscum album)
を示すという。年末となり慌ただしくなる。今日
は、忘年会の集まりがあるので、ブログを早めに
あげる。そんな歌を描く。日本全土に分布する「
ヤドリギ」。花言葉は「征服」。
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