暴風雨 去りし庭の 赤き実の 残り火摘みて はしゃぐ二人
関東で思わぬ被害を出した台風が過ぎ
去り、天候はまだすぐれない朝。歳を
重ねると少し用心して早めに就寝して
も丑四つ時になると必ず目が覚める睡
眠不足は拭えない。そんな中、フィラ
の中国産のトレッキングシューズの特
価品を買い「日本の百名山」登破の準
備をする。買い物を済ませ庭先のトマ
トの実は盛りを越し小振りの実がなり
真っ赤な実を1つを摘み取り食べる。
これが甘くアミノ酸が効いていると彼
女に勧めるが皮が厚いとクレームを付
けながら食べている。そんなシーンを
「残り火」をトマトと老夫婦に掛け歌
にして詠む。
耐性菌による被害拡大が首都圏の総合
病院で話題となっている。抗生物質が
多用がその一因だとされているが、こ
こは感染予防ということでオゾン殺菌
法を見直すことに(『脱臭と岩牡蠣』)。
ところで、多剤耐性菌(multiple drug re-
sistance)には(1)細菌(2)真菌(
3)ウイルスの三種類あるというが耐
性機構とはどんなもの知りたくなった。

ペニシリンが発見されて感染症の脅威
が小さくなり、発見から数10年のうち
に、天然素材由来または化学合成によ
るさまざまな薬剤が感染症に効く抗生
物質を創製してきた。ところが細菌は
抗生物質の対抗方法を自己改造するこ
とで生き延びてきたという。 β-ラクタマーゼ
その1つが、抗生物質薬剤を直接破壊
するというもの、もう1つはバリアを
つくりだすとうもの。さらに、取り込
んだ抗生物質を自動排除するという方
法だ。直接攻撃無化法の例としてβ-
ラクタマーゼ酵素を自己創製しペニシ
リンを分解するというもの。2つめは
ブドウ球菌が抵抗性酵素で細胞壁をつ
くり自己防衛する例がそれだ。3つめ
が、抗生物質が効く前に細胞外へと排
出してしまう特別なポンプを自己創製
するというから驚いてしまう。 2ONJ
この薬剤ポンプの例として、ブドウ球
菌(Staphylococcus)で発見されたSav
1866(PDBエントリー 2onj)が最上部の
図に当たり、この蛋白質は2つの同じ
サブユニットで構成されいるがサブユ
ニットの間にトンネルを形成して、薬
剤がトンネルに入ると、底にある大き
な部分でATP が分解されて、切断する
動きを引き起こし、トンネルの細胞外
側が開いて、薬剤は放出するという不
思議な機構に変化しているという。
このことは、抗生物質一辺倒ではだめ
だということを、そして、その代案と
して(1)抗生物質の裏を画く隠密薬
剤の開発(2)多少副作用が生じても
学習能力を破壊する閾値を上げた原爆
投下型薬剤の開発(3)薬剤投与と他
の方法との併用の開発など考えられる。
このことに関しては、また、別の機会
考察してみたい。
【オゾン殺菌方式のTPO】
オゾン水の殺菌の効果は下表のように
なるが、オゾンの気体状態を考えると
既に、プラズマ方式の空調機が市販さ
れているので、加湿器兼用型が実用的
でオゾンガス直接の噴射は開放形での
応用は限定された範囲に限られる。
従って、オゾン水の仕様条件だが(1)
空気を直接オゾン化すれば、窒素酸化
物が生成するので、養殖の殺菌用には
不向きだが(2)植物植生用には窒素
酸化物と殺菌された菌体等の還元炭素
が利用でき有利だろう。(3)そして、
病院や養老ホームや学校等の公共施設
での手洗い用殺菌剤としての脱窒オゾ
ン水には残留による複合汚染がないの
で有利だろう。
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【特許】特開2009-125628「膜-電極
接合体、これを用いる電解セル、オゾ
ン水生成装置及び殺菌方法」
【符合の説明】
1 オゾン生成装置 2 原料水 3 容器
4 ヘッド 6 電解セル 7 陽極 8 隔膜
9 線状陰極 10 陽極室 15 垂直管路
17 噴霧ノズル 18 トリガーアーム
22 トリガー連動スイッチ 31 棒状陽極
32 イオン交換膜 33 線状陰極
34 電解セル 41 オゾン生成装置
43 陽極枠 45 陰極枠 48 イオン交換膜
49 多孔性陽極 50 多孔性陰極
57 タンク 59 オゾン水噴霧用ノズル
60 殺菌対象物 61 オゾン水
【課題】殺菌性に優れたオゾン水に
よる殺菌方法、オゾン水生成用の膜-
電極接合体、電解セル、これらを使用
して得られたオゾン水生成装置の提供。
【解決手段】界面活性剤を含有する原
料水56を、陰極、隔膜、及び少なく
ともその表面に導電性ダイアモンドを
含む陽極を有するオゾン生成装置41
で電解してオゾン水を生成させ、生成
オゾン水を殺菌対象60に噴霧する。
生成オゾン水中に含まれる界面活性剤
が、殺菌能力の優れたオゾン水の殺菌
対象物への親和性を向上させて、殺菌
効率を増大させる。
[電解水の種類]
電解水は食品添加物以外にも利用可能
である。電解セルでの陽極反応は、水
のみの場合、式(1)の酸素発生が進
行するが、触媒、電解条件によっては
式(2)の通り、オゾンが生成し、こ
れを溶解したオゾン水が合成できる。
2H2O = O2 + 4H+ + 4e (1)
3H2O = O3 + 6H+ + 6e (2)
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【参考特許】特開2009-138262「同上」
【課題】オゾン等の電解生成物を従来
より高濃度で溶解する電解水製造用の
膜-電極接合体や電解セル、及びこれ
らを使用して得られた電解水を噴出す
る装置、特に得られた電解水を霧状に
噴霧する小型スプレー装置を提供する。
【解決手段】 棒状陽極7の周囲に筒
状の隔膜8を設置し、隔膜8の周囲に
線状陰極9を配置し、該線状陰極9を
使用して隔膜8を陽極7に固定し、こ
れにより隔膜8と陽極7の間に気液流
路を有する陽極10室を形成させる。
各部材を適切に選択することで、電解
水の電解種濃度を所望値に設定できる。
これら電解方式のオゾン発生装置であ
り、下記のようなその他の方式の欠点
を克服するものである。
(1)オゾンをいったんガスとして発
生させ、その後、水に溶解させる2
つの工程を必要とする。
(2)後述する電解法に比較して生成
オゾン濃度が低いため高圧下で水中
に注入溶解させ製造する必要がある。
(3)発生電源が高電圧・高周波のた
め、小型化しにくい。
(4)放電によるオゾン水生成装置で
は、オゾンガス発生能力が安定する
まで時間(数分間の待機時間)を要
し、瞬時に一定濃度のオゾン水を調
製が困難。
また、電解方式の改良課題を克服する
ものである。
(1)イオン交換膜などを用いるとイ
オン伝導性が向上し、電解反応効率
の増加が期待できるが、電極との接
合が困難。
(2)膜は通常非多孔性であり、通常
は電解液の供給と生成物の除去のた
めに、多孔性の電極を利用し、その
形状が複雑であった。
(3)装置に取り付ける場合、配管部
材は円筒状であることが多いため、
これに適する形状の電極、即ち、棒
状や円筒型の形態が好ましく、この
形状に合わせた装置が必要であった。
(4)白金触媒はオゾン発生に優れた
特性を有するが、不安定であり、原
料水の影響を受けやすく、水道水を
そのまま使用すると、殺菌性を短時
間で行える数ppmのオゾン水を合成
できない場合がある。
(5)オゾン水を生成する場合、対極
から発生する水素を分離し、分圧を
増加させると、溶解濃度も必然的に
増加するが、このための適切な構造
のセルがなかった。
いろいろあるオゾン電解方式の新規考
案のなかこの1件をピックアップし、
急いでコピー&ペーストで俯瞰したが
完璧評価できなかったが(詳しくは別
のところで考えをまとめる)、「オー
ル電化」で、ソーラセルを電源とし、
これをパッケージしビジネスモデルと
して売り出せば、学校、病院、介護、
食品、医療に世界展開できる。勿論、
最終的には家庭に常設することだ。