極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

中国リスクプログラムの準備

2010年09月25日 | 政策論



風強く 白木を揺らし トマト切る 我が家の庭にも 千日小坊 





【中越戦争の教訓】




尖閣列島をめぐる日本政府の対応が混迷
している。細木数子ばりに語れば「素人
集団」呼ばわりされてもいたしかたがな
い。邦人4名の命が「互恵関係維持」と
交換されかれない事態を見過ごすことは
できないのである。「スターリニズ」の
その実体が「組織的集団殺人」(日本で
は「いじめ」というが)であり現代中国
の「覇権主義」の実体がどの様に形成さ
れるのか多くの日本国民は固唾飲んで見
守っている。



その事例研究とし「中越戦争」がある。
中越戦争(越:Chiến tranh biên giới Việt-Trung
/戰爭邊界越-中?、Sino-Vietnamese War
または第三次インドシナ戦争とは、中華
人民共和国とベトナム社会主義共和国 の
間で1979年に行われた戦争。中国が支援
していたポル・ポトのクメール・ルージ
ュ政権は、カンボジアで大量虐殺を行っ
ていたが、ベトナムによるカンボジアへ
の大規模な侵入と占領 (Cambodian-Vietn-
amese War
) はこれを終わらせた。この占
領に対抗し、中国はベトナムへの侵攻を
開始した。中国軍はベトナムへの1か月
ほどの侵攻の後、撤退した。

この背景には当時の中ソ対立も絡み、ベ
トナムにはソ連が、ポル・ポト政権には
中国がそれぞれ後ろ盾となっていた。ベ
トナムとカンボジアが親ソ連となったこ
とに対応し、当時、ソ連への敵意が強か
った中国の小平と華国鋒は開戦を決断
した。中国にしてみれば、ベトナム戦争
で中国の支援を受けたベトナム政府が親
ソ連となり、中国から援助された武器も
使って、中国の友好国であるカンボジア
のポル・ポト政権を崩壊させたことは、
恩を忘れた裏切り行為と映った(当時、
南ベトナム解放戦線側に中国が、北ベトナ
ム共産党をソ連が支援していた)。





1979年から1989年の中越国境紛争赤瓜
礁海戦
などが引き起こされ、中国の支配
地域が増す。冷戦終結後両国関係はおお
むね安定しているが、ベトナムでは自国
への侵略戦争として、中国側は旧南ベト
ナムの経済を支配していた華僑への迫害
や、ベトナム難民(ボート・ピープル)
が20年以来に渡って香港の深刻な社会問
題となっていたため、中華圏でのベトナ
ムのイメージは、中越戦争以降悪いまま
で、懸案であった国境線は2000年代に入
って画定した。




ベトナムは戦後、中国に対し中越戦争は
侵略戦争として再三謝罪を要請している
が、中国側はベトナム側に対しては「ベ
トナムのカンボジアへの軍事的侵略によ
るものだ」と謝罪を拒否している。200
4年には、ファン・ヴァン・カイ首相と
温家宝首相が相互訪問。両国の緊密化は
進んだ。2006年8月22日~26日、ノン・ド
ク・マイン書記長が訪中、胡錦涛総書記
と首脳会談。共同プレス発表では、資源
エネルギー分野を中心とした協力推進を
表明し「良き隣人、良き友、良き同志、
良きパートナー」と中越の関係強化を強
調。両国海域を跨ぐ北部湾(トンキン湾)
の石油天然ガス田の探査及び開発などの
協力を加速させるとした。その後も同年
10月末にグエン・タン・ズン首相が南寧
での中国・ASEAN首脳会議の際に温家宝首
相と会談。11月16日にはAPECのため訪越
した胡錦涛主席がノン・ドク・マイン書
記長らと会談するなど、活発に首脳交流
が行われている。 現代の中越関係は、ベ
トナム戦争期における社会主義兄弟国と
しての友情、カンボジア問題をめぐる憎
悪と対立を経て、いまやビジネスライク
に共通利益を目指す共存関係に変わりつ
つあるが、南沙諸島の領有権を巡って領
土問題は残されており、近年も双方の武
装船が相手方漁船を銃撃する事件がたび
たび起こっている。





【中国リスクプログラム】

人民元切り上げを渋る中国に米国の苛立
ちは高まっている。かって、日本も「敵
対的貿易」が指弾されたことがあり、そ
れが、貿易の対称性の担保要求として「
日米経済協議」が開始されたが曲がりな
り全面衝突は避けられることになったが
今の日本にはその余裕は当時と比べ格段
に少ない。後手に回った日本は以下の危
機分散などのプログラムを早急に準備し
なければならない。 

(1)円高対策の短期的プログラム
(2)同上中期的プログラム
(3)同上長期的プログラム
(4)中国リスク短期的プログラム
(5)同上中期的対応プログラム
(6)同上長期的対応プログラム

特に、産業資本的には、生産財等を中国
以外の移転の計画を1~4週間以内に作
成する必要がある(※カードとしてのBRI
(ブラジル+ロシア+インド)
とASEANは、
有効である。ミヤンマーは除外)。

勿論、邦人4名の人命確保が第一優先で
あることは言うまたない。そして、遠か
らずオバマ大統領の中間選挙結果如何で
は、対中強行派が台頭し、<日中戦争>が
勃発する可能性は高くなるかもしれない。
しずれにしても、そのようなことになれ
ば、軍需産業関連者が喜ぶことは間違い
ない。

※「中国が抱えるリスクとの比較でみた
 ベトナム」(2005.01.17)



 八尾寛


【緑色光が脳神経細胞を活性】




緑色光を使って脳神経細胞の活動を活性
化させることに、東北大大学院生命科学
研究科の八尾寛教授(脳機能解析学)ら
の研究グループが成功したという。緑藻
が持っている光を感知できる物質を改良
し、遺伝子導入でマウスの脳内に組み込
むことにより実現した。この技術を応用
すれば、光の照射で脳機能を回復できる
可能性があるという。




緑藻類の光感受性イオンチャネル(チャ
ネルロドプシン:ChR) の構造-機能連
関を解明し、緑色光に対して高い感受性
を持ち光電効率の高い改変型チャネルロ
ドプシン、チャネルロドプシン・グリー
ンレシーバー(ChRGR)を世界に先駆けて
作り出し、遺伝子工学的に、ChRGR をマ
ウス大脳皮質運動野の神経細胞に組み込
み、正弦波状に振動する緑色LED光を周波
数が連続的に変調するように照射したと
ころ、神経細胞が3-10Hzの光振動に同調
して活動しました。さらに麻酔下の動物
の大脳皮質運動野に同様の光振動を与え
たところ、大脳皮質の ネットワークが高
い活動レベルに状態遷移することを見出
したという。ChRGR と緑色LEDの時空間パ
ターン光入力の組み合わせにより、従来
の電気刺激に代わる脳を直接駆動する新
しい技術になると期待できるという。


コメント
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