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『ワールド・オブZ』 イスラエル製ゾンビ映画

2016-02-10 23:47:09 | ホラー/ゾンビ

ワールド・オブZ
ANOTHER WORLD(2014年イスラエル)
 監督          エイタン・ルーヴェン
 脚本          ミヒャエル・ビリンバウム
 出演          カール・マククリスタル
             ザック・コーエン
             ダヴィナ・ケヴェルソン

 ■ストーリー■
 謎のウィルスに感染した者たちはゾンビと化し、わずかに生き残った2人の大佐と医者は、ゾンビを殺して生き延びていた。医者はゾンビ騒ぎが収まるまで隠れて過ごすことを提案するが、大佐はゾンビを大量に殺すための準備が大事だと主張するのだった。あるとき、病院に行った2人はゾンビから逃げる姉妹と出会うのだが…。

 ■感想■
 イスラエル製のゾンビ映画。
 イスラエル製ということで、銃火器を持つ俳優のスタイルがすごくさまになっています!!
 2人の男性はもちろん、医者役のヒロインまで銃の構え方がリアル!

 生き残っている2人の男ですが、すごく強力そうな銃を持っているのに、ゾンビにびびりすぎ!!
 拳銃とかでなく、いかにも口径が大きそうで破壊力もすごそうな銃を持っているのに…。
 銃には詳しくはないですが、見た感じだけですが何発か撃てば、少人数のゾンビなら、絶対に動きを止めれそうな銃です。

 映画の冒頭から、すごく面白そうな感じなアクションホラーのように展開するものの、しばらくすると、何かが足りないコトに気づきます!

 登場人物のセリフのシーン!
 ゾンビの襲撃!
 応戦!
 
 場面が変わり、生き残った登場人物のセリフのシーン!
 ゾンビの襲撃!
 応戦!

 登場人物のセリフのシーン!
 ゾンビの襲撃!
 応戦!

 物語がすごく薄い!!
 ラストまでこれの繰り返し!!
 登場人物たちがどこかゾンビがいなさそうな場所に逃げるとか、ゾンビの治療薬を発見するとか、登場人物たちが仲間割れするとか、そんなこともなく、セリフのシーンかゾンビを撃ってるシーンしかない!!!

 ランニングタイム100分の作品なのに、すごく長く感じました!!この内容なら、80分くらいでも良いかも??
 

 っていうより、もう少しストーリーに物語性があっても良かったのでは?? 
 
 あまり物語が展開しないゾンビ映画というところでは、イタリア製のマルコ・リストーリとルカ・ボーニが監督した低予算ゾンビ映画『EATERS』(2010年)がありましたが『EATERS』の方がはるかにストーリーがあって面白いです!! 40点  

ワールド・オブZ [DVD]
カール・マククリスタル
アルバトロス

      

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『ハーモニー・オブ・ザ・デッド』ゾンビ発生から9年後…。

2015-11-02 00:33:02 | ホラー/ゾンビ

ハーモニー・オブ・ザ・デッド
EXTINCTION(2015年スペイン、ハンガリー、アメリカ、フランス)
 監督          ミゲル・アンヘル・ビバス
 脚本          アルベルト・マリーニ
             ミゲル・アンヘル・ビバス
 原作          ファン・デ・ディオス・ガルドゥーニョ
 出演          マシュー・フォックス
             ジェフリー・ドノヴァン
             クイン・マッコルガン
             クララ・ゴル

 ■ストーリー■
 謎のウィルスにより感染した者は凶暴になり、人々を襲い始めるのだった。感染した者に襲われ噛みつかれた者もまた新たな感染者になってしまうのだった。
 バスでの移送中、感染者の集団に襲われたジャックとパトリックとエマは何とか脱出しようとするのだが…。
 

 ■感想■
 ゾンビに襲われ文明が破壊されてから9年後の世界を描くホラー映画。
 ゾンビではなく、ウィルスに感染した人間かもしれませんが…。
 でも、感染者の見た目や、感染者に噛まれた人間が感染してしまうところとか、どうみても”ゾンビ物”です。

 スペイン映画のスタッフが作った映画ですが、製作者の1人に『アンノウン』(2011年)『フライトゲーム』(2014年)のジャウマ・コレット=セラが名を連ねています。
 それで、日本でソフト化されたのかは不明ですが、最近はけっこう有名で海外で話題になった作品もなかなか公開されないので、こういう作品がソフト化されるのは、すごくウレシイです。
 
 クレジットを見ると、原作小説があるようです。原作があるからなのか、なかなか見ごたえのある面白いホラー映画になています!!

 ゾンビ映画ファンはもちろん、普通のホラー映画ファンが観ても楽しめる作品になっていると思うんですが、どうでしょう??

 自分は、すごく面白かったです!!

 映画の冒頭のゾンビ襲撃シーンは、ゾンビ映画お馴染みの展開ですが、あっという間に9年後に!!
 なぜか、氷河期のように全面氷に覆われた世界になっています。
 
 あれ?ゾンビは??
 多分、食料がなくなって死んだんでしょうが、説明が無い…。
 セリフでさえ説明が無い。
 

 生き残ったのは男性2人と、9年前に赤ん坊だった少女の3人だけ??
 奥さんはどうしちゃったの??
 少しづつその当たりだけは説明されていきます。

 9年間分の食料は何とか缶詰等で間に合わせるコトができたんでしょうか??
 9年間といったら、すごい量だと思うんですが…。

 でも、氷河期とかの説明は一切なし!
 ちなみに怪物のような存在がゾンビか、感染者かの説明さえなかったです!!まぁ、そんなのホラー映画ファンだったら、勝手に想像してってコトなんでしょう。

 ところで、今作の生き残りの男性たちですが、不用心すぎでは??家とかもっと強固にガードできるように改築する気はなかったんでしょうか??怪物が現れてから木の板を窓や戸に打ち付けているのは遅すぎでは??

 あと、銃と弾薬ももう少し多く手に入らなかったんでしょうか??銃の方はけっこうあったみたいですが、弾薬が少なすぎ。9年間、食料を何とかできるくらい入手出来たんだから、銃の弾薬も何とか入手できたはず!!
 娘に練習させたり、自分が練習するくらいだったんだから、それなりに弾薬はあったはずなのに、クライマックスでは、ちょっとあぶなそうな感じでした。
 まぁ、弾薬が潤沢にあったら、クライマックスは全然盛り上がらないで、エンターテイメント映画的にならないですけどね。

 製作費700万ユーロの低予算映画にしては、かなり楽しく観るコトができました!!70点
 

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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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『人造人間13号』カナディアンゾンビ13号

2015-05-06 23:49:08 | ホラー/ゾンビ

人造人間13号
13 EERIE(2014年カナダ)
 監督          ローウェル・ディーン
 脚本          クリスチャン・ピアース・ベドリー
 出演          キャサリン・イサベル
              ブレンダン・フェア
              マイケル・シャンクス
              ブレンダン・フレッチャー
              ニック・モラン

 ■ストーリー■
 科学捜査の検死の試験のため、教授は実習生として学生6人を連れて、人里離れた元刑務所のある山奥へとやってくる。この試験では本物の死体を使って検死させ、成績の良かった2人を、空きのできた化学捜査の検死官へと採用することとなっていた。
 学生たちは2人1組となり試験を始めるだったが、死体は3体用意されていたが、それ以外にもう1体謎の死体があり、その死体が突然動き出し、学生たちを襲い始めるのだった。運転と炊事で雇われたラリーは、この地域でかつて軍が謎の実験が行われたいた言い伝えを知っていたため、教授に学生たちを逃すよう働きかけるのだが…。

 □■□ネタバレあり!!□■□
 
 ■感想■
 6人の学生と、その指導にあたる教授がゾンビに襲われるカナダ製の低予算ホラー&SF映画。
 6人の学生たちはお互いに連絡を取り合ってはいけないというルールで研修を受けていて、なおかつトランシーバーの調子が悪いという設定なので、学生たちがオンビに襲われて人数が減ってきても、なかなかお互いに連絡が取れず、こういう作品にありがちな「全員で危険な場所から早く脱出しちゃえば良いのに…」的な突っ込みもなく、面白く観れました!!

 今作は軍の実験で死刑囚が不死身の何かになってしまったという設定で、正確にはゾンビではないです。でも、このゾンビみたいな怪物に襲われて噛まれると、当然死んだあと同じようなゾンビになってしまうといういつものルールが適用されています!!

 今作では途中で撃たれて、ひどい状態になってしまうヒロインのボーイフレンド役で「ロズウェル星の恋人たち」のブレンダン・フェアが出演しています!!今でもTVで活躍中の俳優がこういう低予算ホラー&SF映画に出演するとうれしくなっちゃいます!!
 まぁ、彼を撃っちゃうのは、ゾンビを倒そうとしたガールフレンドなんですけど!!

 低予算のホラー映画ファンだったら、すごく楽しめる作品になっています!!低予算と言っても、87分と短めのランニングタイムで、けっこうテンポも良いですし、いくつも見せ場を用意していて楽しく観れます!!

 3組に分かれた学生のチームが、それぞれゾンビに襲われるので、見せ場がたくさん!!
 3組以外にも、教授と運転手がいるので、主な登場人物が4つに分かれているので。4つのメンバーの場面をうまく見せているので、退屈しません。

 教授がいる本部の小屋に、みんなで一晩立てこもるのかと思えば、さっさと乗ってきたバスに乗って逃げようとする展開は、ゾンビ映画の定番の展開を無視していて、行動が早くて良かったです!!

 学生を助けに行った教授も、てっきりやられちゃうのかと思えば、無事だし、こういう映画を観なれている映画ファンは想像を裏切られてそれなりに、楽しめるはず!!

 タイトルに使われている”EERIE”ですが、あまり使われていない言葉なので、少し新鮮でした!!
 自分は、エクソシストのイタリア版亜流作品『恐るべき衝動 美しき画学生の異常現象』(1974年)のアメリカ版タイトル”THE EERIE MIDNIGHT HORROR SHOW ”くらいしか思いつかなかったです。
 もちろん、日本未公開の作品とかにはけっこうつかわれているんでしょうけど。 65点


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『アウトポスト BLACK SUN』"ゾンビ・ソルジャー"続編

2014-01-07 01:41:23 | ホラー/ゾンビ

アウトポスト BLACK SUN
OUTPOST BLACK SUN(2012年イギリス)
 監督:スティーヴ・バーカー
 脚本:レー・ブラントン
    スティーヴ・バーカー
 出演:キャサリン・ステッドマン
    リチャード・コイル
    クライヴ・ラッセル
    ジュリアン・ワダム
    マイケル・バーン

 ■ストーリー■
 ナチスを憎むレナは、ハントという人物を追い、北欧のとある地域にやって来る。ハントはある人物に依頼されある装置を探していたのだった。ある人物とはナチスドイツの科学者クラウゼナーだったが、彼は不死身の兵士を作る研究をし、その装置の開発に成功していたのだった。
 レナは旧知のフリーランスの科学者ウォレスと再会し、行動を共にすることになるのだった。ハントを追って、山奥の土地に向かうが、そこには不死身のゾンビソルジャーが、ゾンビ製造マシンを守っていたのだった。
 

 ■感想■
 スティーヴ・バーカー監督、原案のゾンビ映画『ゾンビ・ソルジャー』(2008年)の続編。

 前作は、設定の紹介編だったのか、幽霊みたいなゾンビ兵士に傭兵たちが襲われるだけの作品でしたけど、続編の今作は、ドラマ部分がかなり良くなってエンターテイメント映画として、かなり面白い作品になっています!
 前作から4年後に作られましたが、ずいぶんと、続編の完成まで時間がかかっちゃいましたね!

 実は、前作を観ていなくても、十分楽しめる作品になっています!
 前作から観ると、微妙に設定が変わっていることも気になりそうですしね。


 ただ主人公たちがやられちゃうだけの前作と比べると、今作は、ヒロインのレナの活躍が描かれたり、ゾンビ・ソルジャーの弱点をつかんだNATO軍の部隊が出てきたりと、かなり一般の映画ファンが観ても十分楽しめるレベルにまでなっているかも??
 でも。ゾンビ・ソルジャーがうじゃうじゃいるのに、なぜ弱点のEMP弾をたくさん持ってこない!!
 
 「準備わるすぎ~」

 EMP弾をたくさんもってくれば、こんなに苦労しなかったのに・・・。
 映画が、あっという間に終わっちゃいますけど。

 前作では、時空を飛び越えて、現れたり消えたりするゾンビ兵士という設定でしたが、今作では特殊な磁場に守られた不死身のゾンビ兵士に変わっています!こういう映画の場合、良くありがちな変更ですけどね。今作の方が分かりやすくて、良い感じです!

 でも、今作が最高に面白いのは、最後の展開です!!
 
 まさかの“続く”って!!

 本国イギリスでは、今作の続編“OUTPOST RISE OF THE SPETSNAZ ”(2013年)も製作されたようです!
 日本で観るコトが出来るのでしょうか??  80点

前作『ゾンビ・ソルジャー』レンタル版

 

 

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『ゾンビ・ソルジャー』傭兵vs時空ゾンビ

2014-01-06 23:55:10 | ホラー/ゾンビ

ゾンビ・ソルジャー
THE OUTPOST(2007年イギリス)
 監督          スティーヴ・バーカー
 脚本          レー・ブラントン
 原案          キーラン・パーカー
              レー・ブラントン
              スティーヴ・バーカー
 出演          レイ・スティーヴンソン
              リチャード・ブレイク
              ジュリアン・ワダム
              イーノック・フロスト
              ポール・ブレア

 ■ストーリー■
 紛争のある危険な土地を買った企業から来た男ハントが、土地の調査のためにDC率いる傭兵のグループを雇い入れるのだった。精鋭の傭兵たちは目的の場所に着くが、何者かに襲われ次々と命を落としていくのだった。敵は現れては消え、また、第2次世界大戦当時の武器を使っていることが判明するのだった。

 ■感想■
 ナチスドイツが発明したゾンビ製造機によって作られたゾンビと傭兵の戦いを描くゾンビ映画。

 “ゾンビ”と言っても、人肉を食べるワケでなく、どちらかというと時空を超えてやってくる幽霊みたいな兵隊たちのことです。
 傭兵のリーダーは、DVDのパッケージに載っているレイ・スティーヴンソン!
 今作のあと、『パニッシャー ウォーゾーン』(2008年)で主人公パニッシャー(フランク・キャッスル)、『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(2011年)で三銃士の1人、ポルトスを演じてアクション映画で活躍することに・・・。

 いかにもタフガイな雰囲気で、アクション映画にピッタリな感じの俳優です!
 今作でも、ゾンビでも何でもかかってこい!って雰囲気ですが、あっという間にやられちゃって、残念な感じです!

 ゾンビのような兵士に、主人公の傭兵たちは完全武装で立ち向かいますが、全然歯が立たず、観ていて爽快感のカケラもない作品になっちゃいました!
 せっかく、完全武装した傭兵たちが主人公なのに・・・。
 もう少し、傭兵たちとゾンビとの戦いが盛り上がれば、傑作になったのに。

 ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントさんからリリースされた今作ですが、B級ホラーです!ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントさんも、けっこうB級ホラーをリリースしていますが、良い意味でTVムービーチックな雰囲気の作品が多いですが、今作はまさに、B級系のゾンビ映画です!
 でも、レンタルのみなのが、残念!
 こういう作品こそ1480円の廉価版で発売して、多くのエンターテイメント映画ファンに観て欲しいのにッ!!


 ところで、今作は、シリーズ物で、続編は『アウトポスト BLACK SUN』(2012年)としてリリースされました。続編の感想は次に! 65点
 

ゾンビ・ソルジャー[レンタル落ち]
レイ・スティーブンソン,リチャード・ブレイク
メーカー情報なし

 

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『ゾンビ・クエスト』ゾンビビビビ

2013-12-24 00:50:24 | ホラー/ゾンビ

ゾンビ・クエスト
ZOMBIBI(2011年オランダ)
 監督          マルティン・スミッツ
              エルヴィン・ヴァン・デン・エショフ
 脚本          タイス・ヴァン・マルレ
 出演          ヤフヤ・ガイール
              ジジ・ラヴェリ
              ミウマン・アウレド・ラディ

 ■ストーリー■
 オランダのアムスルテダムで高層ビルで働くアジズは、ある日、憧れの美人社員テスからデートに誘われ有頂天に。しかし、喜びもつかの間、それを見ていた上司から、兄モーとの電話の件で注意を受け、会社をクビになってしまうのだった。
 その上、兄のモーに文句を言いに行ったときに、モーが起こしたトラブルが元のケンカに巻き込まれ、留置所送りになってしまうのだった。しかし、その夜、謎の巨大物体がアムステルダムに落下しアジズが務めていた会社に激突するのだった。その巨大な物体はロシアの衛星で、謎の病原菌が付着していたために、その病原体に感染した人間たちはゾンビと化し、住民たちを襲っていたのだった。翌朝、留置所を脱出したアジズたちは、ゾンビで溢れかえる街にいることに気づくのだった。

 ■感想■
 オランダ製のゾンビ映画。

 コメディタッチで軽く観ることができます!
 ヒロインを救うためにゾンビが溢れかえる街に助けに行く主人公を描いています。
 どうしようも無い兄や、ケンカした連中とともに行動することに・・・。

 オランダ映画って、こんなコメディタッチのゾンビ映画を作るんですね。
 人気TV番組を映画化した暴走しまくりのコメディ映画『暴走!ターボ・バスターズ』(2010年)、『暴走!ニトロバスターズ』(2011年)もオランダ映画でした!
 オランダ映画って、コメディ映画が多いんでしょうかね??

 今作は、ユルユル系で、ダラダラした感じが魅力の作品になっています。
 登場人物たちがふざけすぎてるんで、「そんなコトしてる場合じゃないでしょ」って思わず突っ込んじゃいたい感じですけど、そこが笑いを誘う感じの作品です。
 全体的にノンビリした作品で、ポップコーン食べながら笑いながら観るのに、ちょうど良い感じです。ゲラゲラ笑うというより、ニタニタするって感じです。

 高層ビルに残されたヒロインも実は、どうしようも無い女性だったっていう展開も、主人公のアジズが命をかけて助けに行こうとしているだけに笑いを誘います!
 でも、女性警官のキムの方が断然キレイですよね!同じ職場のヒロインより、よっぽど良い感じですよね!もちろん、最後はそうなりますけどね。
 
 続編を期待させるようなラストの定番の展開もこういう作品にありがちな展開で、ニヤニヤして観ちゃいました!

 コメディタッチのホラー映画が好きな映画ファンは必見です!!
 自分的には、大満足でした!
 オランダのコメディホラー映画、要チェックですね!まぁ、オランダのコメディホラーなんて、チェックしようにも、あまり観る機会無いですけどねぇ。  70点

 

ゾンビ・クエスト [DVD]
ヤハ・ゲイアー
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『ゾンビナイト』カナダ製低予算ゾンビ

2006-12-23 01:37:35 | ホラー/ゾンビ

ゾンビナイト
ZOMBIE NIGHT(2003年カナダ)
 監督          デヴィッド・J・フランシス
 脚本          デヴィッド・J・フランシス
 出演          ダニー・チクノヴィッチ
              サンドラ・セゴヴィッチ
              ジョン・カーソン

 ■ストーリー■
 別荘からの帰り道に、カーラジオで、ゾンビが出現したことを知ったマークの家族は、車が故障したため、近所の倉庫に隠れることにするのだった。
 数日後、外に出たマークはデイブ、キースといった男たちを含めた数人のグループと合流するのだが。


 ■感想■
 またまた、最近ブームになっている「ゾンビ映画」の1本がDVDで公開されました。
 今作は、どうやら劇場作品でなくて、超低予算のビデオ公開作品(オリジナルビデオ)でした。
 超低予算のわりには、けっこう頑張って、それなりに楽しめる作品でした!

 今作の感想は、「2003年の作品ですか??」って思うような作品でした。
 1980年代のゾンビ映画の1本って言われても、全然、違和感が無いような作品でした。ゾンビ映画として、残念ながら目新しいところは、全然無いです。安心して観ていられるとも言えますけどね。
 
 今作に、1番影響を与えたであろう“ゾンビ”作品は、やっぱりジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(1978年)でしょうか??
 TVでニュースキャスターが報道してるシーンとか、倉庫(もしかしてショッピングセンターなのかな??)に閉じこもるシーンとか、いかにも監督の「自分流の『ゾンビ』が撮りたかったよーッ!」って感じが、ヒシヒシ伝わってくるような感じです。
 「う~ん、ほめすぎかも??」

 「ゾンビ映画」に対する熱意だけは感じられる作品です!でも、残念ながら、出演者の演技と、良くわからないストーリーは、さすが低予算ビデオって感じです。
 
 冒頭、ラジオで、インドとパキスタンが戦争が起きたとか言ってるのに、あまりに無関心な登場人物に、少し引きます。
 その後、なぜか、乗ってる車が故障!
 その後、またまた、なぜか、カギのかかっていないショッピングセンターみたいな倉庫に閉じこもります。
 その後、外に出たマークが、なぜか家族を置いて出歩いていたデイブと遭遇して、血まみれの死体だらけの道を見ます。
 「ゾンビ??映画でも見てるのか??」と全然、ノンビリしています。
 
 「おいおい、血まみれの死体を見ても何とも思わないのかーッ!!」って感じです。

 その後、なぜか、登場人物たちが、異様に増えて、色んなグループと合流して、誰が誰だか覚える時間もなく、ドンドン登場人物たちが退場していきます。
 あと、こういうグループの中に絶対にいる悪党役のデレクが、どんどん仲間を殺していきます。良く考えたら、こういうときこそ、協力しあって人手が多い方が助かるはずなのに!!

 まぁ、そんな突っ込みをしながら、ランニングタイム92分楽しく観れました。
 超低予算のゾンビ映画としては普通のデキでした。
 
 『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003年)を、メチャクチャ言ってるような映画ファンにこそ観てもらいたいような作品です。『ハウス・オブ・ザ・デッド』がいかに面白いかわかるはず。
 「ゾンビ映画なら、どんな作品でも観るぞ!」というゾンビ映画ファンなら楽しめるはず! 50点


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デヴィッド・J・フランシス
アートポート

 

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