『ワールド・オブZ』
ANOTHER WORLD(2014年イスラエル)
監督 エイタン・ルーヴェン
脚本 ミヒャエル・ビリンバウム
出演 カール・マククリスタル
ザック・コーエン
ダヴィナ・ケヴェルソン
■ストーリー■
謎のウィルスに感染した者たちはゾンビと化し、わずかに生き残った2人の大佐と医者は、ゾンビを殺して生き延びていた。医者はゾンビ騒ぎが収まるまで隠れて過ごすことを提案するが、大佐はゾンビを大量に殺すための準備が大事だと主張するのだった。あるとき、病院に行った2人はゾンビから逃げる姉妹と出会うのだが…。
■感想■
イスラエル製のゾンビ映画。
イスラエル製ということで、銃火器を持つ俳優のスタイルがすごくさまになっています!!
2人の男性はもちろん、医者役のヒロインまで銃の構え方がリアル!
生き残っている2人の男ですが、すごく強力そうな銃を持っているのに、ゾンビにびびりすぎ!!
拳銃とかでなく、いかにも口径が大きそうで破壊力もすごそうな銃を持っているのに…。
銃には詳しくはないですが、見た感じだけですが何発か撃てば、少人数のゾンビなら、絶対に動きを止めれそうな銃です。
映画の冒頭から、すごく面白そうな感じなアクションホラーのように展開するものの、しばらくすると、何かが足りないコトに気づきます!
登場人物のセリフのシーン!
ゾンビの襲撃!
応戦!
場面が変わり、生き残った登場人物のセリフのシーン!
ゾンビの襲撃!
応戦!
登場人物のセリフのシーン!
ゾンビの襲撃!
応戦!
物語がすごく薄い!!
ラストまでこれの繰り返し!!
登場人物たちがどこかゾンビがいなさそうな場所に逃げるとか、ゾンビの治療薬を発見するとか、登場人物たちが仲間割れするとか、そんなこともなく、セリフのシーンかゾンビを撃ってるシーンしかない!!!
ランニングタイム100分の作品なのに、すごく長く感じました!!この内容なら、80分くらいでも良いかも??
っていうより、もう少しストーリーに物語性があっても良かったのでは??
あまり物語が展開しないゾンビ映画というところでは、イタリア製のマルコ・リストーリとルカ・ボーニが監督した低予算ゾンビ映画『EATERS』(2010年)がありましたが『EATERS』の方がはるかにストーリーがあって面白いです!! 40点
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