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『蒼き獣たち』TVスター再集結

2006-03-30 00:07:35 | 香港映画
蒼き獣たち』五虎将之決裂 THE TIGERS(91年香港)
 監督 エリック・ツァン
 出演 アンディ・ラウ、トニー・レオン、フェリックス・ウォン、ミウ・キウワイ、ケン・トン

 ■ストーリー■
 CIDのラム刑事のチームは取引現場を急襲するが、取引現場の中にラム刑事の義弟フォンがいた。ラムはフォンを追い詰めるが、10億ドルの金をやるから見逃してくれと言って逃げていくのだった。そして、ラムの部下ミンとタウビーは10億ドルを着服してしまうのだった。仲間の1人ボンは反対するが、ラムとミン、タウビー、捜査中に負傷したワーの4人でとった山分けしてしむのだった。しかし、フォンはラムたちを脅迫してくるのだった。

 ■感想■
 80年代前半の香港のTV局TVBのスターの5人が再集結して映画に出演した91年の香港の刑事物です。TVBのスターの5人はアンディ・ラウ、トニー・レオン、フェリックス・ウォン、ミウ・キウワイ、ケン・トンの5人です。
出演者の1人、ミウ・キウワイが製作してます。監督は『インファナル・アフェア』(02年)、『ベルベット・レイン』(04年)のエリック・ツァン。
 
 前半のアンディ・ラウとトニー・レオンのオバカ状態なんとかならないの??91年の作品なんで2人とも若いです!今から15年前の作品だからネ。
 
 大体、事件の発端はこの2人ですからネ!ダメダメ!組織の金を着服しちゃ!『野獣特捜隊』(94年)じゃないんだから!まぁ『野獣特捜隊』でも一応、着服したお金は捜査に使ってましたもんね。
 犯人のケン・トンも逃げてるし、あとで脅迫してくるのわかってるでしょ!実際、脅迫されてるし!
 アンディ・ラウ、トニー・レオンも『インファナル・アフェア』と違って、緊張感が全然無いです!なのに、トニー・レオンの途中退場の仕方は!
 そのあたりから、俄然、シリアスになって、だんだん悲壮感漂う映画になっていって観るのがつらかったです!

 1人お金を受け取らなかったフェリックス・ウォン以外は、自業自得とはいえ、みんなヒドイ結末になっちゃいますからネ!見てて落ち込んじゃいます。

 犯人のケン・トンもかなりキレちゃってます。自分の組織のボスや、自分が利用していたICACの護衛役とか、自分が必要としなくなったら、その人間たちをドンドン殺していっちゃうんだから!ハリウッドのアクション映画だったら超凶悪犯ですネ。

 でも良く考えると、こんな悪党1人に、みんな振り回されちゃって!!!!!ボスを殺された2つの組織もケン・トンのこと狙ってないのかな???そんなシーン、出て来ないけど。
 まぁ、なんだかんだ言っても、90年代前半の香港の刑事物としては、今作は普通のデキなのかな??30点
コメント
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