『ダ・ヴィンチ・コード』
THE DA VINCI CODE(2006年アメリカ)
監督 ロン・ハワード
脚本 アキヴァ・ゴールズマン
原作 ダン・ブラウン
出演 トム・ハンクス、オードレイ・トトゥ、イアン・マッケラン
ジャン・レノ、ユルゲン・プロフノウ、ポール・ベタニー
■ストーリー■
ルーブル美術館で館長ジャック・ソニエールが殺され、そのダイイングメッセージから、パリにいたハーバード大学の教授ロバート・ラングドンが協力を求められる。しかし、フランス警察は、ジャックと会う約束をしていたロバートを疑っていた。そこへ、フランス警察の暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われ、ロバートが疑われていることを彼に告げ、事件解決のため逃亡し、真犯人を探すため行動を共にするのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ダン・ブラウンの同名ベストセラーを映画化したミステリー映画。
「まぁ、キリスト教が中心の国々で話題になった作品だし、観ておこうかナ??」
ということで、鑑賞。
モチロン、今回もなるべく事前情報は得ないようにして観に行きました!
とは言っても、今作は、世間的にも話題の作品ということもあり、イヤがおうでも、ある程度情報が入ってきます。
どんな情報かと言うと
「原作を読んでないとわかりずらい!」
「原作をなぞっているだけで、ストーリー展開が速すぎる!」
「原作を読まないまでも、“ダ・ヴィンチコード”のガイドブックを読んでから、映画を見ないとチンプンカンプン!」
ハッキリ言って、すべて“嘘です”
原作を売りたいから、そんな宣伝をしたのかーッ!!
「なぜ??なぜ??」
「どこがむずかしい??」
「分かりやすい!分かりやすすぎ!」
“余り分かりやすすぎて、バカにされてるのかーッ!!って思っちゃいました!
本当に中学生レベルのミステリーですよ!ジュヴナイル作品が原作なの??って思っちゃいました!中学生レベルっていうより、小学生レベルのジュヴナイル的な内容!!
はっきり言って知能指数マイナス30って感じ!!
まぁ、原作もヒドイんでしょうけど、監督ロン・ハワードだから、分かりやすい映画しか撮れない監督ですもんね。
ロン・ハワード監督といえば、『スプラッシュ』(1984年)、『コクーン』(1985年)、『バックドラフト』(1991年)、『身代金』(1996年)と“分かりやすさだけが取り柄”みたいなエンターテイメント派ですもんネ。
ハッキリ言って最も苦手なメジャー監督の1人です。
ロン・ハワード監督の作品に
“分かりやすい!”
なんて文句言っちゃいけませんよね!!スティーブン・セガールの作品を観て「なんで、セガールは不死身なんだ!」って文句を言うのと同じですから!ロン・ハワード監督の作品なんだから期待しちゃいけなかったです!
出演はトム・ハンクス。他には『アメリ』(2001年)、『愛してる、愛してない...』(2002年)、『ロング・エンゲージメント』(2004年)のオードレイ・トトゥ。またまた刑事役のジャン・レノ。『X-メン』シリーズのイアン・マッケラン。ユルゲン・プロフノウも出演してます。
キャラクター的に言うと、この映画版を観る限りトム・ハンクス演じるラングドンって「バカ??」て感じに思えちゃいます。
オードレイ・トトゥの正体なんてみんな最初の方で分かっちゃうでしょ!!
思わず突っ込んじゃいました!!
「テンプル教会の建物行くまで気づかなかったのか!!!」
気づくのが遅すぎ!こんなバカが主人公と思うだけで悲しくなってきちゃいます。原作と映画版って同じストーリーなんですか??トム・ハンクスはなんで、こんな役を引き受けちゃったんでしょう???
敵の手先のシラスも魅力が全然感じられないです!なんか映画的には小物って感じだし。ポール・ベタニーは熱演してるのに、なんかもったいない感じです。
映画的なキャラクターで言うと、007映画に出てくるような殺し屋みたいなのが出てきても良かったんじゃないんでしょうかね??
これが、3人も4人も殺し屋が出てくるんなら良いですけど、1人しかいないのに、ポール・ベタニー演じるシラスだとキャラクターとして魅力が薄いかも。
キャラクターだけじゃなく、ストーリーも、謎解きの要素が無さすぎ!ダ・ヴィンチの絵に“隠された謎”って、トム・ハンクスがすぐ解いてます!!
その他の謎だって、イアン・マッケランが、ほとんど中盤で解いちゃってるじゃない!こんな作品で「分かりづらい!」ってどういうこと??エンタメ映画ファンをバカにしてるの??
なんでルーヴル美術館の館長は、銃で撃たれて瀕死の状態なのに、裸になって孫にメッセージを残すの??????そんな時間があるなら病院に電話する時間があるでしょ!!すぐ救急車がくれば命が助かったかも??瀕死の状態なのに、裸になって、メッセージをいくつも残すって、Z級の映画でしかありえない状態です!!
『ダ・ヴィンチ・コード』が難しいだなんてどういうこと??ハッキリ言って、『悪魔が最後にやってくる!』(77年)や、『エクソシスト2』(77年)の方が、1000000000倍難しいですよ!
あ、でも『悪魔が最後にやってくる!』や、『エクソシスト2』の方が、面白さも100000000000倍ですけどネ。
それにしても、今作のランニングタイム149分なんて、どういうこと!!ミステリー要素が薄くて、観光映画なだけなんだから!!
長すぎ!!長すぎ!!超長すぎ!あと70分以上カットした方が良いですよ、この内容ならッ!!
でも、映画的には、メチャクチャに脚色したら、いくらでも面白くなりそうな題材なのに、惜しいです!!
原作を無視して、スティーブン・セガール主演、アンドリュー・デイビス監督でアクション風の映画にしたらけっこう面白かったかも。そのときは制作費50分の1かもしれないですけどネ。
でもセガールも映画の内容に口を出してうるさそうだから、マーク・ダカスコス主演でアクション風のオカルト映画として映画化して!
砂漠の原子力発電所を爆破しようとする反キリストとか、キリストの遺伝子を持ったクローンとか出てきたら、すごく面白そうですけど、それってもう『ダ・ヴィンチ・コード』じゃ無いですよね。
0点
恐るべきコトに25分長い“エクステンデッド・エディション”がブルーレイで発売されました!!
THE DA VINCI CODE(2006年アメリカ)
監督 ロン・ハワード
脚本 アキヴァ・ゴールズマン
原作 ダン・ブラウン
出演 トム・ハンクス、オードレイ・トトゥ、イアン・マッケラン
ジャン・レノ、ユルゲン・プロフノウ、ポール・ベタニー
■ストーリー■
ルーブル美術館で館長ジャック・ソニエールが殺され、そのダイイングメッセージから、パリにいたハーバード大学の教授ロバート・ラングドンが協力を求められる。しかし、フランス警察は、ジャックと会う約束をしていたロバートを疑っていた。そこへ、フランス警察の暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われ、ロバートが疑われていることを彼に告げ、事件解決のため逃亡し、真犯人を探すため行動を共にするのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ダン・ブラウンの同名ベストセラーを映画化したミステリー映画。
「まぁ、キリスト教が中心の国々で話題になった作品だし、観ておこうかナ??」
ということで、鑑賞。
モチロン、今回もなるべく事前情報は得ないようにして観に行きました!
とは言っても、今作は、世間的にも話題の作品ということもあり、イヤがおうでも、ある程度情報が入ってきます。
どんな情報かと言うと
「原作を読んでないとわかりずらい!」
「原作をなぞっているだけで、ストーリー展開が速すぎる!」
「原作を読まないまでも、“ダ・ヴィンチコード”のガイドブックを読んでから、映画を見ないとチンプンカンプン!」
ハッキリ言って、すべて“嘘です”
原作を売りたいから、そんな宣伝をしたのかーッ!!
「なぜ??なぜ??」
「どこがむずかしい??」
「分かりやすい!分かりやすすぎ!」
“余り分かりやすすぎて、バカにされてるのかーッ!!って思っちゃいました!
本当に中学生レベルのミステリーですよ!ジュヴナイル作品が原作なの??って思っちゃいました!中学生レベルっていうより、小学生レベルのジュヴナイル的な内容!!
はっきり言って知能指数マイナス30って感じ!!
まぁ、原作もヒドイんでしょうけど、監督ロン・ハワードだから、分かりやすい映画しか撮れない監督ですもんね。

ロン・ハワード監督といえば、『スプラッシュ』(1984年)、『コクーン』(1985年)、『バックドラフト』(1991年)、『身代金』(1996年)と“分かりやすさだけが取り柄”みたいなエンターテイメント派ですもんネ。
ハッキリ言って最も苦手なメジャー監督の1人です。
ロン・ハワード監督の作品に
“分かりやすい!”
なんて文句言っちゃいけませんよね!!スティーブン・セガールの作品を観て「なんで、セガールは不死身なんだ!」って文句を言うのと同じですから!ロン・ハワード監督の作品なんだから期待しちゃいけなかったです!
出演はトム・ハンクス。他には『アメリ』(2001年)、『愛してる、愛してない...』(2002年)、『ロング・エンゲージメント』(2004年)のオードレイ・トトゥ。またまた刑事役のジャン・レノ。『X-メン』シリーズのイアン・マッケラン。ユルゲン・プロフノウも出演してます。
キャラクター的に言うと、この映画版を観る限りトム・ハンクス演じるラングドンって「バカ??」て感じに思えちゃいます。
オードレイ・トトゥの正体なんてみんな最初の方で分かっちゃうでしょ!!
思わず突っ込んじゃいました!!
「テンプル教会の建物行くまで気づかなかったのか!!!」
気づくのが遅すぎ!こんなバカが主人公と思うだけで悲しくなってきちゃいます。原作と映画版って同じストーリーなんですか??トム・ハンクスはなんで、こんな役を引き受けちゃったんでしょう???
敵の手先のシラスも魅力が全然感じられないです!なんか映画的には小物って感じだし。ポール・ベタニーは熱演してるのに、なんかもったいない感じです。
映画的なキャラクターで言うと、007映画に出てくるような殺し屋みたいなのが出てきても良かったんじゃないんでしょうかね??
これが、3人も4人も殺し屋が出てくるんなら良いですけど、1人しかいないのに、ポール・ベタニー演じるシラスだとキャラクターとして魅力が薄いかも。
キャラクターだけじゃなく、ストーリーも、謎解きの要素が無さすぎ!ダ・ヴィンチの絵に“隠された謎”って、トム・ハンクスがすぐ解いてます!!

なんでルーヴル美術館の館長は、銃で撃たれて瀕死の状態なのに、裸になって孫にメッセージを残すの??????そんな時間があるなら病院に電話する時間があるでしょ!!すぐ救急車がくれば命が助かったかも??瀕死の状態なのに、裸になって、メッセージをいくつも残すって、Z級の映画でしかありえない状態です!!
『ダ・ヴィンチ・コード』が難しいだなんてどういうこと??ハッキリ言って、『悪魔が最後にやってくる!』(77年)や、『エクソシスト2』(77年)の方が、1000000000倍難しいですよ!
あ、でも『悪魔が最後にやってくる!』や、『エクソシスト2』の方が、面白さも100000000000倍ですけどネ。
それにしても、今作のランニングタイム149分なんて、どういうこと!!ミステリー要素が薄くて、観光映画なだけなんだから!!
長すぎ!!長すぎ!!超長すぎ!あと70分以上カットした方が良いですよ、この内容ならッ!!
でも、映画的には、メチャクチャに脚色したら、いくらでも面白くなりそうな題材なのに、惜しいです!!
原作を無視して、スティーブン・セガール主演、アンドリュー・デイビス監督でアクション風の映画にしたらけっこう面白かったかも。そのときは制作費50分の1かもしれないですけどネ。
でもセガールも映画の内容に口を出してうるさそうだから、マーク・ダカスコス主演でアクション風のオカルト映画として映画化して!
砂漠の原子力発電所を爆破しようとする反キリストとか、キリストの遺伝子を持ったクローンとか出てきたら、すごく面白そうですけど、それってもう『ダ・ヴィンチ・コード』じゃ無いですよね。

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