@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『LOFT ロフト』長い、長い!

2007-07-02 00:27:44 | 日本映画
LOFT ロフト
(2006年日本)
 監督 黒沢 清
 出演 中谷 美紀、豊川 悦司、西島 秀俊、安達祐実、大杉 蓮

 ■ストーリー■
 女性作家、春名礼子は気分を変えるため高円寺から郊外の屋敷へ引っ越してくる。しかし、向かいの建物には1000年前のミイラを研究する大学教授、吉岡がミイラを運び込んでいた。

 ■感想■
 日本を代表する世界のクロサワこと黒沢清監督が放つミイラホラー。(本当のクロサワは黒沢明監督です。だから、第2のクロサワとも呼ばれてるんでしたっけ??)
 ミイラをテーマにしたホラー映画だと思って観たら、単なるサスペンス系の作品でした。1000年前のミイラが起き上がったりするんで、てっきりホラー映画だ!とか思ってると、全部幻だったのね。
 「あ~、残念」
 まぁ、黒沢清監督だから、単純なミイラ映画を撮るわけなかったですね。ホラー映画なのか、ホラー映画でないのか良くわからない作品になってます。
 まぁ、ミイラにとり憑かれた大学教授と女流作家の恋愛系のサスペンス映画ってことでしょうね。
 
 ストーリー的にはサスペンス映画としては、ごくごく普通のデキで、この内容でランニングタイム115分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!あと30分くらい短かったら、もう少し面白かったかも。90分くらいでも、長そうですけど、それより短いと長編にならないからしょうがないですね。
 黒沢清監督も、好きに撮れる(日本映画の監督としては、どちらかと言えば)監督の1人なんだから、もう少し、面白い作品を撮って欲しいなぁ。黒沢清監督って、映画好きなのに、自分で撮るとこういう作品を作っちゃうのね。
 『CURE キュア』(97年)や『回路』(00年)や今作を観た印象で言うと、黒沢清監督って、観客の想像力を刺激する作風なんでしょうね。
 直接、見せる恐怖っていうより、色んなコトを想像させる恐怖を描くのが好きなんでしょうね。

 出演者的に言うと安達祐実が良かったかも。特に印象的な役ってこともありますけど、得な役かも。
 劇場用作品ということもあって、登場人物のアップが少ないですね。(TVムービーは、アップばかりですよね)もう少し、アップがあっても良かったかも。登場人物がTV画面で見たら小さかったです。

 それにしても、画面が暗い、暗い、暗い!暗い上に、登場人物のアップが少なくて、出てる俳優さんたちが、ボソボソしゃべって良く聞こえない!なんか、こういう作品を観ると、映画はやっぱりハリウッド!って思っちゃうかも。香港映画を目指せなんて言いませんから!(どうせ、ムリでしょ)

 でも、やっぱりこういうホラー映画もどきの、サスペンス映画は苦手です!ホラー映画なら、ホラー映画をちゃんと撮って欲しいです!時間も長いしマイナス15点で40点
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする