『エイリアンネーター』
SHOCKING DARK(TERMINATOR Ⅱ)(1990年イタリア)
監督 ヴィンセント・ドーン
脚本 クライド・アンダーソン
出演 クリストファー・アーレンズ、ヘイブン・タイラー、ゲレッタ・ジャンカルロ・フィールド、トニー・ロンバルド、マーク・スタインボーン
■ストーリー■
近未来、ヴェニスの町は有毒ガスが覆い、災害地区になり立ち入り禁止区域となっていた。チュブラ社の研究所からSOSの連絡がくる。メガフォース隊員たちは、女性科学者のサラ・ドランブル博士とチュブラ社の民間人フラーを同行し、救出に向かうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ヴィンセント・ドーン監督のイタリアンSFアクション映画。
エンターテイメントのイタリア映画ファンには、ヴィンセント・ドーンより、ブルーノ・マッティの名前の方が有名ですよね!!
ビンセント・ドーン監督も、最近まで、ゾンビ映画“ZOMMBIE LA CREAZIONE”(07年)を撮ってましたけど、今年の3月にお亡くなりになりました。いつか追悼の意味も込めて、監督した作品の感想の記事を書こうと思っていたんですけど、延び延びになっていました!
原案、脚本は、ブルーノ・マッティ監督とコンビで、本当にいろんな作品の脚本を書いているクライド・アンダーソン(クラウディア・フラガッソ)
『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(80年)
『サンゲリア2』(88年)
で、“悪い意味”でゾンビ映画ファンの度肝を抜いたブルーノ・マッティ監督ですけれど、今作は、かなりマトモなSF映画になっています!!ごくごく普通の低予算のSF映画になってます!ホントに、それなりのSF作品に仕上がってて面白く観れる作品になっています!
『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』や『サンゲリア2』でコリゴリした人も安心して観れるSF映画になっているので、ヴィンセント・ドーン監督っぽさを期待すると、少しガッカリしちゃうかも!!
『ラッツ』(83年)よりも楽しめるSF映画です!!
今作は日本で劇場公開までされたんで、それなりに面白いんですよね!マカロニ風味のB級SF映画が好きな映画ファンなら、大満足できるはずです!
それこそ、日本タイトルの「エイリアンネーター」が示す通り、SF映画の傑作『ターミネーター』(84年)+『エイリアン2』(86年)の2本を足して、3で割っって(4で割るかも)、それにマカロニ風味をプラスしたような作品になってます!
でも、この日本タイトル、間違ってません!中盤まで(イヤ、終盤まで)の展開は、もろに『エイリアン2』の影響受けまくりの作品です。
海兵隊の特殊部隊と女性科学者と研究所の持ち主の企業の民間人を連れて、救出に行くっていうストーリーや、救出に向かった施設で生存者の若い女の子を助けたりとかってモロに同じ設定を使いまくりです!!ここまで同じだと、うれしくなっちゃいます!!
ところで、海兵隊の基地と工場が同じ場所でロケしてませんか??さすが低予算映画!それに、観ている間にドンドン、海兵隊の兵隊たちが死んでいきます!
「えーッ、誰が主人公??」
でも、大丈夫です!
ブルーノ・マッティ監督の作品にそんなこと言っちゃダメですから!そんなこと言う方が間違ってます!
でも、なんで「~ネーター」なの??って思ってると、ちゃんと、最後で辻褄を合わせるかのように、『ターミネーター』チックになるので安心!安心!
「あんなにすごい科学技術があるのに何やってたの??」
って思わず“突っ込み度★★★★★”のモノがでてきます!まぁ、そうじゃないと『ターミネーター』チックにならないんですけどね。
そのものとは、ズバリ、“タイムマシン”です!!
突然、「タイムマシン」が出てくるので、「ドラえもん」??って思っちゃいました!唐突すぎ!
タイムマシンがあるなんて、いつの時代の設定なの??最後の最後までそんなコトには触れないで、突然、タイムマシン!って!
でも、気にしません。ブルーノ・マッティ監督作なんだから!!
日本語吹替えつきでDVD化して欲しい作品の1本です!! 65点
SHOCKING DARK(TERMINATOR Ⅱ)(1990年イタリア)
監督 ヴィンセント・ドーン
脚本 クライド・アンダーソン
出演 クリストファー・アーレンズ、ヘイブン・タイラー、ゲレッタ・ジャンカルロ・フィールド、トニー・ロンバルド、マーク・スタインボーン
■ストーリー■
近未来、ヴェニスの町は有毒ガスが覆い、災害地区になり立ち入り禁止区域となっていた。チュブラ社の研究所からSOSの連絡がくる。メガフォース隊員たちは、女性科学者のサラ・ドランブル博士とチュブラ社の民間人フラーを同行し、救出に向かうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ヴィンセント・ドーン監督のイタリアンSFアクション映画。
エンターテイメントのイタリア映画ファンには、ヴィンセント・ドーンより、ブルーノ・マッティの名前の方が有名ですよね!!
ビンセント・ドーン監督も、最近まで、ゾンビ映画“ZOMMBIE LA CREAZIONE”(07年)を撮ってましたけど、今年の3月にお亡くなりになりました。いつか追悼の意味も込めて、監督した作品の感想の記事を書こうと思っていたんですけど、延び延びになっていました!
原案、脚本は、ブルーノ・マッティ監督とコンビで、本当にいろんな作品の脚本を書いているクライド・アンダーソン(クラウディア・フラガッソ)
『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(80年)
『サンゲリア2』(88年)
で、“悪い意味”でゾンビ映画ファンの度肝を抜いたブルーノ・マッティ監督ですけれど、今作は、かなりマトモなSF映画になっています!!ごくごく普通の低予算のSF映画になってます!ホントに、それなりのSF作品に仕上がってて面白く観れる作品になっています!
『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』や『サンゲリア2』でコリゴリした人も安心して観れるSF映画になっているので、ヴィンセント・ドーン監督っぽさを期待すると、少しガッカリしちゃうかも!!
『ラッツ』(83年)よりも楽しめるSF映画です!!
今作は日本で劇場公開までされたんで、それなりに面白いんですよね!マカロニ風味のB級SF映画が好きな映画ファンなら、大満足できるはずです!
それこそ、日本タイトルの「エイリアンネーター」が示す通り、SF映画の傑作『ターミネーター』(84年)+『エイリアン2』(86年)の2本を足して、3で割っって(4で割るかも)、それにマカロニ風味をプラスしたような作品になってます!
でも、この日本タイトル、間違ってません!中盤まで(イヤ、終盤まで)の展開は、もろに『エイリアン2』の影響受けまくりの作品です。
海兵隊の特殊部隊と女性科学者と研究所の持ち主の企業の民間人を連れて、救出に行くっていうストーリーや、救出に向かった施設で生存者の若い女の子を助けたりとかってモロに同じ設定を使いまくりです!!ここまで同じだと、うれしくなっちゃいます!!
ところで、海兵隊の基地と工場が同じ場所でロケしてませんか??さすが低予算映画!それに、観ている間にドンドン、海兵隊の兵隊たちが死んでいきます!
「えーッ、誰が主人公??」
でも、大丈夫です!
ブルーノ・マッティ監督の作品にそんなこと言っちゃダメですから!そんなこと言う方が間違ってます!
でも、なんで「~ネーター」なの??って思ってると、ちゃんと、最後で辻褄を合わせるかのように、『ターミネーター』チックになるので安心!安心!
「あんなにすごい科学技術があるのに何やってたの??」
って思わず“突っ込み度★★★★★”のモノがでてきます!まぁ、そうじゃないと『ターミネーター』チックにならないんですけどね。
そのものとは、ズバリ、“タイムマシン”です!!
突然、「タイムマシン」が出てくるので、「ドラえもん」??って思っちゃいました!唐突すぎ!
タイムマシンがあるなんて、いつの時代の設定なの??最後の最後までそんなコトには触れないで、突然、タイムマシン!って!
でも、気にしません。ブルーノ・マッティ監督作なんだから!!
日本語吹替えつきでDVD化して欲しい作品の1本です!! 65点