『処刑島』
WILDERNESS(2006年イギリス)
監督 マイケル・J・バセット
脚本 ダリオ・ポローニ
出演 ショーン・バートウィー、アレックス・リード、トビー・ケベル
■ストーリー■
ムーアゲート少年刑務所で、いじめにあい服役している少年デビッドが自殺した。同室の者たちは、鍛えなおすために更正プログラムとして軍の施設を利用した無人島に送り込まれるのだった。誰もいないはずだった無人島には別の少年院から同じくキャンプにきていた女性のグループがいたのだった。しかし、その他には誰もいないはずの無人島で彼らは1人ずつ殺されていくのだった。
□■□ネタバレあり!本当にしてます!□■□
■感想■
更正するために無人島に送り込まれた少年院の少年、少女が何者かに殺されていくスラッシャー映画。
今作はアメリカ映画でなくイギリス映画です!こういう設定の作品だとついアメリカ映画かな??って思いがちですけど、珍しいイギリス製のスラッシャー映画です。
スリラー映画やサスペンス映画としては、なんのヒネリもない展開ですけど、それなりに面白いです!でもこのストーリーの設定ってどこかで観た記憶が。今作の設定って1974年のスペイン映画『ダーティハンター』と設定が似てる気が!
『ダーティハンター』はピーター・フォンダをはじめとする人間狩りを楽しむベトナム帰還兵3人が逆に何者かに狩られていくっていう設定の作品でした。でもそれを言ったら、今作について、かなりネタばれかな??まぁ、最初からちゃんと観てる人にはすぐネタがわっかちゃうからネタバレしてるけど許して!映画の中でも中盤で犯人がわかっちゃうんですけどね!
もともとサスペンス系の作品としてはありがちな設定かも。自分的には、何の爽快感も無かったですけどウィリアム・ホールデンがカッコ良かった(あれ、カッコ良くもないか??)『ダーティハンター』の方が断然好きなんですよね。なってたって70年代の作品だし!
そういえば『ダーティハンター』もなぜかDVD化されないですね!日本語吹き替えつきでDVD化して欲しいです!
ところで、今作なんですけど、登場人物の誰にも感情移入できないです!殺される人間たちもイヤなやつばかりだし、殺人鬼のデビッドの父親も関係ない人間殺しすぎだし!今回の件にまるっきり関係ない女性たちや、もう一方の少年院のカウンセラーとか殺しちゃダメでしょ!
さすがイギリス映画!ハリウッドだったら絶対に感情移入できる登場人物を主人公側に配するのにね!
大体、被害者側の殺される方の登場人物たちが「殺されちゃえ!」って思われるようなキャラクターたちばかりなんですもんね!少なくても男性側の登場人物たちはホントに早く死ね!って感じのキャラクターばかり!
元特殊部隊にいたという設定のデビッドの父親も、ラストのカラムとの対決で油断して犬笛を捨てちゃダメでしょ!特殊部隊にいたからこそあそこで簡単にカラムを殺して欲しかったです!だって、カラムも全然感情移入できるキャラクターでもなかったし!
あえて言えば、デビッドの父親を主人公にして、女性のキャラクターたちを出さずに、もっと爽快感ある作品にして欲しかったです!デビッドの父親と凶悪犯の少年たちの対決でもすごく面白く観れたでしょうに!
ランニングタイム94分も少し長すぎかも!あと10分くらい短くても良かったかも。94分使っても、登場人物が誰が誰だか分からないです!そのキャラクターを覚えるころには、殺される直前だったりして!
もっと違う雰囲気や顔の違う俳優を使って欲しかったです!まぁ、少年院にいたっていう設定だからみんな坊主頭なんでしょうけど。
もう少し、設定を変えて欲しかったです!ホントに爽快感のカケラも無かったです!45点
WILDERNESS(2006年イギリス)
監督 マイケル・J・バセット
脚本 ダリオ・ポローニ
出演 ショーン・バートウィー、アレックス・リード、トビー・ケベル
■ストーリー■
ムーアゲート少年刑務所で、いじめにあい服役している少年デビッドが自殺した。同室の者たちは、鍛えなおすために更正プログラムとして軍の施設を利用した無人島に送り込まれるのだった。誰もいないはずだった無人島には別の少年院から同じくキャンプにきていた女性のグループがいたのだった。しかし、その他には誰もいないはずの無人島で彼らは1人ずつ殺されていくのだった。
□■□ネタバレあり!本当にしてます!□■□
■感想■
更正するために無人島に送り込まれた少年院の少年、少女が何者かに殺されていくスラッシャー映画。
今作はアメリカ映画でなくイギリス映画です!こういう設定の作品だとついアメリカ映画かな??って思いがちですけど、珍しいイギリス製のスラッシャー映画です。
スリラー映画やサスペンス映画としては、なんのヒネリもない展開ですけど、それなりに面白いです!でもこのストーリーの設定ってどこかで観た記憶が。今作の設定って1974年のスペイン映画『ダーティハンター』と設定が似てる気が!
『ダーティハンター』はピーター・フォンダをはじめとする人間狩りを楽しむベトナム帰還兵3人が逆に何者かに狩られていくっていう設定の作品でした。でもそれを言ったら、今作について、かなりネタばれかな??まぁ、最初からちゃんと観てる人にはすぐネタがわっかちゃうからネタバレしてるけど許して!映画の中でも中盤で犯人がわかっちゃうんですけどね!
もともとサスペンス系の作品としてはありがちな設定かも。自分的には、何の爽快感も無かったですけどウィリアム・ホールデンがカッコ良かった(あれ、カッコ良くもないか??)『ダーティハンター』の方が断然好きなんですよね。なってたって70年代の作品だし!
そういえば『ダーティハンター』もなぜかDVD化されないですね!日本語吹き替えつきでDVD化して欲しいです!
ところで、今作なんですけど、登場人物の誰にも感情移入できないです!殺される人間たちもイヤなやつばかりだし、殺人鬼のデビッドの父親も関係ない人間殺しすぎだし!今回の件にまるっきり関係ない女性たちや、もう一方の少年院のカウンセラーとか殺しちゃダメでしょ!
さすがイギリス映画!ハリウッドだったら絶対に感情移入できる登場人物を主人公側に配するのにね!
大体、被害者側の殺される方の登場人物たちが「殺されちゃえ!」って思われるようなキャラクターたちばかりなんですもんね!少なくても男性側の登場人物たちはホントに早く死ね!って感じのキャラクターばかり!
元特殊部隊にいたという設定のデビッドの父親も、ラストのカラムとの対決で油断して犬笛を捨てちゃダメでしょ!特殊部隊にいたからこそあそこで簡単にカラムを殺して欲しかったです!だって、カラムも全然感情移入できるキャラクターでもなかったし!
あえて言えば、デビッドの父親を主人公にして、女性のキャラクターたちを出さずに、もっと爽快感ある作品にして欲しかったです!デビッドの父親と凶悪犯の少年たちの対決でもすごく面白く観れたでしょうに!
ランニングタイム94分も少し長すぎかも!あと10分くらい短くても良かったかも。94分使っても、登場人物が誰が誰だか分からないです!そのキャラクターを覚えるころには、殺される直前だったりして!
もっと違う雰囲気や顔の違う俳優を使って欲しかったです!まぁ、少年院にいたっていう設定だからみんな坊主頭なんでしょうけど。
もう少し、設定を変えて欲しかったです!ホントに爽快感のカケラも無かったです!45点
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