『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』
DIARY OF THE DEAD(2008年アメリカ)
監督 ジョージ・A・ロメロ
脚本 ジョージ・A・ロメロ
出演 ジョッシュ・クローズ、ミッシェル・モーガン、ショーン・ロバーツ、スコット・ウェントワース
■ストーリー■
ジェイソン・クリードを始めとする映画学科の学生たちは、ペンシルバニアの山奥で卒業制作のため、ホラー映画を製作していた。しかし、そんなときラジオから死体が起き上がって生きている人間たちを襲っているというニュースが流れてくるのだった。ニュースを聞いたジェイソンたちは山を下りるのだった。ジェイソンは恋人のデブラに会うために学生寮に向かうが、すでにそこは学生たちが逃げ出したあとだった。まだ逃げていなかったデブラと合流したジェイソンたちは、今現実に起きている異常な事態をカメラで撮影して記録に残そうとするのだった。
■感想■
ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(68年)、『ゾンビ』(78年)、『死霊のえじき』(85年)、『ランド・オブ・ザ・デッド』(05年)と、リビングデッドシリーズを撮りつづけているロメロ監督の最新作。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から『死霊のえじき』までで一応の3部作として完結したかに見えたシリーズが、2005年に『ランド・オブ・ザ・デッド』として新作が作られたときは、喜びのあまり狂喜しましたけど、まさか、またまた新作が見れるなんて!!
前作『ランド・オブ・ザ・デッド』がメジャースタジオの作品の大作だったことへの反動からか、今作は1968年の元祖“リビングデッド物”『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のようなマイナーな感じの雰囲気の作品になってます!!
今作が、また、新たなリビングデッドサーガの始まりになるんでしょうか??そうだとウレシイんですけどね!!
『』と同じく低予算な雰囲気の作品ですけど、ビデオカメラで撮っているという設定の最近流行のPOV(主観映像)映画ということもあり、低予算な部分をドキュメンタリー的な雰囲気の部分でカバーしてます!!まぁ、低予算と言っても『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は本当に、本当に自主映画っぽい低予算作品でしたけど、今作は雰囲気だけ低予算なだけで、それなりに制作費がかかっていますもんね。
やっぱり、ジョージ・A・ロメロ監督の作るゾンビ映画、最高です!!95分というランニングタイムの短さもあるんでしょうけど、POV映画ということが全然気にならないです!!
今回、ジョージ・A・ロメロ監督は、ゾンビが警官を襲うニュースの映像でマスコミが映像を編集してしまうことを皮肉りながら、インターネットが時代を映すものになっていることを表現しています。
でも、でも、でも、なんでTV局が番組を放映していないのに、インターネットやケータイ電話が使えるの??TV局の人間は逃げ出しちゃったのに、プロバイダーや電話会社は頑張って仕事をしてるんですね!!
オカシイ!映画とはいえ、そこはやっぱりオカシイかも??やっぱりインターネットやケータイが使える状態だったらTV番組も何か放映していないと!!
あと今回、ロメロ監督のゾンビ映画として珍しく主人公たちは、他の生き残った人間たちのグループと争わないです。今まで、生き残ったメンバーの中や、他のグループと人間同士で争ってきたのに、今作では、略奪者の軍人に出会うくらいですもんね。どういう心境の変化なんでしょう??ゾンビよりも、人間たちの方が争ってばかりいるというテーマが今までは流れていたのにね。人間たちは、今や争うほどの余裕も無いんでしょうね!!
あと、ラストのあと、生き残ったメンバーはどうするんでしょうね??食料品も無さそうですしね。まぁ、トイレとかはパニックルームについているんでしょうね、多分。けっこうそういうところ、気になっちゃいます!! 85点
DIARY OF THE DEAD(2008年アメリカ)
監督 ジョージ・A・ロメロ
脚本 ジョージ・A・ロメロ
出演 ジョッシュ・クローズ、ミッシェル・モーガン、ショーン・ロバーツ、スコット・ウェントワース
■ストーリー■
ジェイソン・クリードを始めとする映画学科の学生たちは、ペンシルバニアの山奥で卒業制作のため、ホラー映画を製作していた。しかし、そんなときラジオから死体が起き上がって生きている人間たちを襲っているというニュースが流れてくるのだった。ニュースを聞いたジェイソンたちは山を下りるのだった。ジェイソンは恋人のデブラに会うために学生寮に向かうが、すでにそこは学生たちが逃げ出したあとだった。まだ逃げていなかったデブラと合流したジェイソンたちは、今現実に起きている異常な事態をカメラで撮影して記録に残そうとするのだった。
■感想■
ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(68年)、『ゾンビ』(78年)、『死霊のえじき』(85年)、『ランド・オブ・ザ・デッド』(05年)と、リビングデッドシリーズを撮りつづけているロメロ監督の最新作。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から『死霊のえじき』までで一応の3部作として完結したかに見えたシリーズが、2005年に『ランド・オブ・ザ・デッド』として新作が作られたときは、喜びのあまり狂喜しましたけど、まさか、またまた新作が見れるなんて!!
前作『ランド・オブ・ザ・デッド』がメジャースタジオの作品の大作だったことへの反動からか、今作は1968年の元祖“リビングデッド物”『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のようなマイナーな感じの雰囲気の作品になってます!!
今作が、また、新たなリビングデッドサーガの始まりになるんでしょうか??そうだとウレシイんですけどね!!
『』と同じく低予算な雰囲気の作品ですけど、ビデオカメラで撮っているという設定の最近流行のPOV(主観映像)映画ということもあり、低予算な部分をドキュメンタリー的な雰囲気の部分でカバーしてます!!まぁ、低予算と言っても『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は本当に、本当に自主映画っぽい低予算作品でしたけど、今作は雰囲気だけ低予算なだけで、それなりに制作費がかかっていますもんね。
やっぱり、ジョージ・A・ロメロ監督の作るゾンビ映画、最高です!!95分というランニングタイムの短さもあるんでしょうけど、POV映画ということが全然気にならないです!!
今回、ジョージ・A・ロメロ監督は、ゾンビが警官を襲うニュースの映像でマスコミが映像を編集してしまうことを皮肉りながら、インターネットが時代を映すものになっていることを表現しています。
でも、でも、でも、なんでTV局が番組を放映していないのに、インターネットやケータイ電話が使えるの??TV局の人間は逃げ出しちゃったのに、プロバイダーや電話会社は頑張って仕事をしてるんですね!!
オカシイ!映画とはいえ、そこはやっぱりオカシイかも??やっぱりインターネットやケータイが使える状態だったらTV番組も何か放映していないと!!
あと今回、ロメロ監督のゾンビ映画として珍しく主人公たちは、他の生き残った人間たちのグループと争わないです。今まで、生き残ったメンバーの中や、他のグループと人間同士で争ってきたのに、今作では、略奪者の軍人に出会うくらいですもんね。どういう心境の変化なんでしょう??ゾンビよりも、人間たちの方が争ってばかりいるというテーマが今までは流れていたのにね。人間たちは、今や争うほどの余裕も無いんでしょうね!!
あと、ラストのあと、生き残ったメンバーはどうするんでしょうね??食料品も無さそうですしね。まぁ、トイレとかはパニックルームについているんでしょうね、多分。けっこうそういうところ、気になっちゃいます!! 85点
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