『ナイトウルフ武装襲撃』
ULVENATTEN(2008年ノルウェー)
監督 シェル・スンズヴァル
脚本 トム・エーゲラン
原作 トム・エーゲラン
出演 アニーク・フォン・ダー・リッペ、デヤン・クキック
ラース・アレン=ハンセン
■ストーリー■
ノルウェーのTV局で女性司会者クリスティンの番組でチェチェン共和国の特集番組が放送されようとしていた。番組には外相をはじめチェチェン人のグループが参加することになっていた。しかし、番組が始まるやいなや、番組に出演していたチェチェン人のグループがテロリストの正体を現し人質を取りテレビ局を占拠してしまうのだった。6人のテロリスト集団のボス、ラムザンはTV放映を利用してロシア政府に投獄された同士の解放と高額な金銭を要求してくるのだった。
■感想■
トム・エーゲランの「狼の夜 TV局ハイジャック」の映画化作品。
原作者自ら脚本を書いています。
監督は『暗殺の瞬間』(98年)のシェル・スンズヴァル。
原作の小説は未読なんですけど、上下2巻の長編小説を80分の映画にしちゃいました。ランニングタイム80分なんで本編は実質70分強ってどういうコト??
まぁ、もともと小説と映画は違いますけどね??今作のオリジナルのランニングタイムは90分なんですけど、日本版の80分っていうのはカット版なんでしょうか??どうせなら、あと10分くらいなら長くても良かったのに…。
それにしても短い!短い!短すぎ!!
あまりにもテンポが良すぎて、ハリウッドのB級アクション映画を観てるのかと勘違いしちゃいます!!でも、でも、ストーリーはさすがに原作があり作品です!!
いつものヨーロッパ映画風のテロリストの正体は、ホンのちょっとだけドンデン返し系の作品になってます。
イギリス映画のスパイ映画、エスピオナージ系の映画のように、悪いのは身内!!とまではいかないですけど、ハリウッド系の作品よりは複雑に・・・。
でも大したコト無いので、そのあたりはあんまり期待しない方が良いです!!
北欧系のエンターテイメント作品が好きな映画ファンには、とりあえず必見の1本ですけど、可もなく不可もなくって感じです!!テロリストのボスのラムザンのキャラクターも普通!ストーリー展開も普通!ヒロインのキャラクターにも特徴無し!
どこをとってもまさに普通のデキのテロムービーって感じです。
オスロといえば1974年のイギリス映画『オスロ国際空港ダブルハイジャック』ぐらい、ヒネッたドンデン返しくらい用意してくれていたら大満足だったのにッ!!
まぁ、ヒネッたオチといっても、“いつものイギリス映画”的なオチなんですけど。今作もTV東京の「午後のロードショー」でもけっこう前に放映されていたからTVの吹替え音源が残っているはず!!TVの吹替え音源つきでDVD化して欲しいですね!!どこかのメーカーさん、お願いします!!でもDVD化するときは89分版でなく、イギリス版の97分版でソフト化して欲しいですね!!
話題を『ナイトウルフ武装襲撃』に戻すと、そういえば、今作のヒロインって、事件に巻き込まれたまま何の活躍もしないんですよね。オスロ警察の交渉人トーマスも全然活躍しないし、ただ、事件が淡々と進んでいくのが描かれていくだけなんですよね。オスロ警察も全然役に立たないし!!
「えーっ、誰も活躍しないの!!」
あえていえば、チェチェン人のテロリスト“ウルフ”が活躍するのとラムザンが暴れているだけのストーリー展開!!小説版が映画版の今作と同じ展開だとしたら、小説向きの題材だったってことでしょうね。映画的にはちょっと物足りない感じが!! 60点
<吹替えキャスト>
クリスティン 小松 茜
ラムザン 野村 達也
ウルフ かとうかおる
トーマス 阿部晋一
ベルテル 斎藤亮太
原作は扶桑社ミステリー「狼の夜 TV局ハイジャック」
ULVENATTEN(2008年ノルウェー)
監督 シェル・スンズヴァル
脚本 トム・エーゲラン
原作 トム・エーゲラン
出演 アニーク・フォン・ダー・リッペ、デヤン・クキック
ラース・アレン=ハンセン
■ストーリー■
ノルウェーのTV局で女性司会者クリスティンの番組でチェチェン共和国の特集番組が放送されようとしていた。番組には外相をはじめチェチェン人のグループが参加することになっていた。しかし、番組が始まるやいなや、番組に出演していたチェチェン人のグループがテロリストの正体を現し人質を取りテレビ局を占拠してしまうのだった。6人のテロリスト集団のボス、ラムザンはTV放映を利用してロシア政府に投獄された同士の解放と高額な金銭を要求してくるのだった。
■感想■
トム・エーゲランの「狼の夜 TV局ハイジャック」の映画化作品。
原作者自ら脚本を書いています。
監督は『暗殺の瞬間』(98年)のシェル・スンズヴァル。
原作の小説は未読なんですけど、上下2巻の長編小説を80分の映画にしちゃいました。ランニングタイム80分なんで本編は実質70分強ってどういうコト??
まぁ、もともと小説と映画は違いますけどね??今作のオリジナルのランニングタイムは90分なんですけど、日本版の80分っていうのはカット版なんでしょうか??どうせなら、あと10分くらいなら長くても良かったのに…。
それにしても短い!短い!短すぎ!!
あまりにもテンポが良すぎて、ハリウッドのB級アクション映画を観てるのかと勘違いしちゃいます!!でも、でも、ストーリーはさすがに原作があり作品です!!
いつものヨーロッパ映画風のテロリストの正体は、ホンのちょっとだけドンデン返し系の作品になってます。
イギリス映画のスパイ映画、エスピオナージ系の映画のように、悪いのは身内!!とまではいかないですけど、ハリウッド系の作品よりは複雑に・・・。
でも大したコト無いので、そのあたりはあんまり期待しない方が良いです!!
北欧系のエンターテイメント作品が好きな映画ファンには、とりあえず必見の1本ですけど、可もなく不可もなくって感じです!!テロリストのボスのラムザンのキャラクターも普通!ストーリー展開も普通!ヒロインのキャラクターにも特徴無し!
どこをとってもまさに普通のデキのテロムービーって感じです。
オスロといえば1974年のイギリス映画『オスロ国際空港ダブルハイジャック』ぐらい、ヒネッたドンデン返しくらい用意してくれていたら大満足だったのにッ!!
まぁ、ヒネッたオチといっても、“いつものイギリス映画”的なオチなんですけど。今作もTV東京の「午後のロードショー」でもけっこう前に放映されていたからTVの吹替え音源が残っているはず!!TVの吹替え音源つきでDVD化して欲しいですね!!どこかのメーカーさん、お願いします!!でもDVD化するときは89分版でなく、イギリス版の97分版でソフト化して欲しいですね!!
話題を『ナイトウルフ武装襲撃』に戻すと、そういえば、今作のヒロインって、事件に巻き込まれたまま何の活躍もしないんですよね。オスロ警察の交渉人トーマスも全然活躍しないし、ただ、事件が淡々と進んでいくのが描かれていくだけなんですよね。オスロ警察も全然役に立たないし!!
「えーっ、誰も活躍しないの!!」
あえていえば、チェチェン人のテロリスト“ウルフ”が活躍するのとラムザンが暴れているだけのストーリー展開!!小説版が映画版の今作と同じ展開だとしたら、小説向きの題材だったってことでしょうね。映画的にはちょっと物足りない感じが!! 60点
<吹替えキャスト>
クリスティン 小松 茜
ラムザン 野村 達也
ウルフ かとうかおる
トーマス 阿部晋一
ベルテル 斎藤亮太
ナイト・ウルフ 武装襲撃 [DVD] | |
ラース・ハンセン,デヤン・クキック,ジャーデン・ラングへリー,クリスチャン・スコルメン,インジャー・ヘルジ・ギムレ | |
角川エンタテインメント |
原作は扶桑社ミステリー「狼の夜 TV局ハイジャック」
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