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『フローズン』私をリフトで上まで連れてって

2011-03-05 08:38:03 | スリラー

フローズン
FROZEN(2010年アメリカ)
 監督      アダム・グリーン
 脚本      アダム・グリーン
 出演      ケヴィン・ゼガーズ
          ショーン・アシュモア
          エマ・ベル

 ■ストーリー■
 ダン、ジョーは毎年恒例のスキーにやってくる。ただし。今年は、ダンの彼女でスノボー初心者のパーカーが2人についてやってくるのだった。初心者のパーカーの面倒を見ていたため、滑り足りなかった2人は、吹雪のため閉めようとしていたリフトに無理やり乗り込むのだった。リフトの係りが急遽変わったため、降りてきた3人のスキーヤーを彼らと勘違いした係りがリフトを止めてしまうのだった。彼らはリフトに取り残されるが、そのスキー場は、週3日しか営業していないため、次にリフトが動き出すのは、5日後だった。

 ■感想■
 はじけたノリのスラッシャー映画『HATCHETハチェット』(2006年)で、ホラー映画ファンに強い印象を残したアダム・グリーン監督が、監督&脚本のスリラー映画。
 
 “スキー場のリフトに、取り残されたら??”
 っていうだけの内容の映画です!!

 いくら、アメリカのスキー場でも、野生の狼がウロウロしているような場所にあるのに、何のチェックもしないで、スキー場を閉めちゃうんでしょうかね??
 リフトに取り残されなくても、滑っている途中でケガをして立ち往生しているスキーヤーやスノーボーダーがいたら、どうするんでしょうかね??
 アメリカのスキー場、怖すぎ!!
 ケガをして血を流して、滑っているスキーヤーがいたら、狼が襲ってくるってコトですよね!!
 野生の肉食動物のいるようなスキー場なんて、怖すぎにもほどがあるでしょッ!!


 映画的には、ストーリーがこんなに単純なのに、ランニングタイム93分を飽きさせずに持たせているので、アダム・グリーン監督の演出力は、かなり実力があるのは分かるんですけど、出来れば、あと10分くらい短い方が良かったかも??
 主人公たち3人のバカなことやっているシーンがもっともっと短くても良かったかも。登場人物たちのキャラクター紹介ってコトなんでしょうけど、別に事件に巻き込まれるだけのキャラクターなんだから、そこはさらっと描いて、短めで良いのに。

 大体、主人公たちが、リフトがお終いになっているのに、ムリ言って乗り込んだからこんなことになるんですよね!でも、最後の印がついたリフトから、乗り込んだリフトは、そんなに離れていたんでしょうかね!!

 とにかく、アメリカのスキー場に行くときは、注意が必要です!!50点

 <声の出演>
ケヴィン・ゼガーズ(ダン・ウォーカー) ・・・内田 夕夜
ショーン・アシュモア(ジョー・リンチ)  ・・・勝   杏里
エマ・ベル(パーカー・オニール)    ・・・佐古 真弓

フローズン [DVD]
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ポニーキャニオン
コメント
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