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『オーメン ミレニアム』ゴーストハンターシンクレア

2015-02-27 01:28:37 | ホラー/オカルト

オーメン ミレニアム
GEISTERJGER JOHN SINCLAIR  DIE DMONENHOCHZEIT(1998年ドイツ)
 監督          クラウス・クネーゼル
 脚本          クリストフ・ゴッドヴァルト
 原作          ジェーソン・ダーク
 出演          フローリアン・フィッツ
              ジョフィ・リーズ
              ペーター・フィッツ

 ■ストーリー■
 今から800年前、ドイツのケルンでは悪魔が絶大なる力を得るため結婚しようとしたが聖なるものに阻まれ、封印される。それ以降ケルンは呪われた場所となっていた。
 そして、現代、民俗学を学ぶ4人の女子大生が古城で何者かに呪われたように儀式めいた言葉を口にするのだった、女子大生の1人はイギリスのハイドパークで突然倒れ死んでしまうのだった。しかし、彼女の血は凝固していなかった。不審に思ったニュースコットランドヤードから事件の調査のため、幽霊ハンターのジョン・シンクレアが呼ばれるのだった。死んだと思われた女子大生は起き上がり検死官に襲いかかるが、ジョンがその場に現れ、危機を脱するのだった。女子大生の仲間の1人がドイツで死んでいることが分かるが、やはり彼女も血液が凝固していなかった。ジョンは、事件解決のため、ドイツへと向かうのだった。

 ■感想■
 オーメンシリーズ番外編。
 もちろん、この番外編というのは日本タイトルに「オーメン」がついているだけって意味です!!
 『新オーメン』(1997年)『オーメン黙示録』(1996年)と同じような意味で番外編。
 ドイツ製のTVムービーです。

 まず、主人公のジョン・シンクレアを観客に紹介するシーンとして、助手のグレンダとのやりとりするシーンが出てきます。
 ジョンがグレンダに、ある書物に描かれた絵を見せるシーンなんですが、
 「良く見るんだ!」とか言って絵を見せると絵が光り出します!!
 「悪魔の絵だ」とか言って説明するジョンに対して、グレンダは「ふ~ん」とかいう感じ!!

 「もっと驚け―ッ!!」

 って突っ込んじゃいました!
 驚き方が微妙。
 ということは、こういう物が出てきても驚かない世界観の作品なんだなと思い、IMDbとかで調べたら、今作はドイツのジョン・シンクレアを主人公にしたシリーズ物の映像化作品ということが判明!!

 って、本当は今作が始まって、オープニングのクレジットで原題でタイトルが出るときに、”GEISTERJGER JOHN SINCLAIR”って出てるんだから気が付かなきゃいけないんですよね~。

 「ジョン・シンクレアって誰??」

 日本ではそんな感じでしょうが、ドイツでは有名なんでしょうねぇ。
 2000年には、ジョン・シンクレアを主人公にしたシリーズでTVシリーズ化されているようです。1エピソード45分で、9話のようです。

 こういうシリーズ物の第1話のようなエピソードは、主人公の設定や紹介、その他の登場人物の紹介、事件発生、解決と色んな要素を入れてテンポ良く面白い作品が多いのですが、ダレまくりのユルユル展開。

 TVムービーだからしょうがないんでしょうけど、映画的な盛り上がりもなく最後のクライマックスに突入。
 クライマックスの対決シーンも、「あれ、もう終わっちゃったの??」って感じで終了しちゃいます。
 でも良く考えると製作費かけまくりの『ディラン・ドッグ デッド・オブ・ナイト』(2010年)よりは面白いかも??製作費かけまくりといっても2000万ドルって2010年の作品としては、安い方なんでしょうか?? ちょっと、ほめすぎかな? 50点
 
 
 
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