昨晩TVの特番で、霊魂と死についてマジメに語ろうという番組を興味深く視聴しました。
神の存在を信じている日本人は35%だけれど、すがりたいというのは54%。
神社仏閣に詣でて手を合わせる習慣はあります。
墓参りなどの先祖崇拝はあっても、宗教観となると葬式や法事の時ぐらい?
一方アメリカ人は94.4%が神の存在を信じているそうです。
かつてアメリカを旅したときに聞いた話では、イスラム圏よりもその数字は高いとのことでした。
しかし昨日のアンケートのデータではイランが98.9%、エジプトが100%でしたが。
アメリカで発行されているすべてのお金にIN GOD WE TRUST(私たちは神を信じる)と書かれています。
こんな国はアメリカだけと聞いてびっくり、急いで確かめたものでした。
フロンティア精神で西部を開拓していくといっても、
あまりに過酷な環境の中では神のご加護が必要だったんだそうです。
北アメリカのエリート、WASPワスプ( White Anglo Saxon Protestantの略)は、
毎週日曜日に教会へ通うのは、異業種間交流の場でもあったとも聞きました。
ここで信仰とともに親交を深め、WASPの発展の礎になったんだとか。
昨今の日本は、近所の目を気にしなくなり、お天道様が見ているという道徳心も薄れてきつつあるのが実情です。
宗教の規制はなくとも道徳心がタガを持っていた時代ではなくなりました。
畏怖する心をどうのようにしたらこれからの若い世代に伝えていけるのでしょうか?